K-fix Learning & Playing

20 条件付き書式(2)


条件付き書式の2回目は、データバー、カラースケール、アイコンセットについて説明します。これらは、データの比較や傾向の視覚化に役立ちます。

データバー:データバーは、セルの値に基づいてセル内に表示される色付きの横棒のバーです。値が大きいほどバーは長くなり、値が小さいほどバーは短くなります。これにより、値の相対的な大きさを一目で理解することができます。
データバーは、設定された範囲内の最小値と最大値を基準に横棒が表示されるので、相対的な大小関係になります。厳密に数値を基準に横棒にすることもできます。

カラースケール:カラースケールは、セルの背景色をセルの値に基づいて変更します。一般的には、2色または3色のグラデーションが使用され、値の大小に応じて色が変わります。これにより、値の分布や傾向を視覚的に理解することができます。
カラースケールは、設定した範囲内の数値の高低をグラデーション化しています。

アイコンセット:アイコンセットは、セルの値に基づいてセル内に表示されるアイコンです。アイコンの種類は多岐にわたり、上向き矢印、下向き矢印、チェックマーク、警告記号などがあります。これにより、値の状態やカテゴリを視覚的に示すことができます。
アイコンセットは、デフォルトでは記号の種類は全体の比率(パーセント)で決定しています。比率を変えることも可能です。

これらのルールを使用すると、データの特定のパターンや傾向を視覚的に強調表示し、データ分析を容易にすることができます。