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VBA_Access

ユーザ定義関数

Functionプロシージャは、「Callステートメント」でも呼び出せますが、通常は「関数」として利用するものです。つまり、それ自体にデータ型を指定することができ、戻り値を持ちます。
Accessにあらかじめ用意されている組み込み関数と同じように、クエリやフォーム、レポート内で使用できます。

	Function  関数名 (引数のリスト)  As  戻り値のデータ型
		処理
	End  Function
    
<実施練習>

◎税込金額の計算を行うプロシージャを作成します。ただし、1,000円以上の合計金額のみに消費税を加えた金額にします。

Accessに切り替えて、新規テーブルをデザインビューで作成します。
フィールド名は、「NO」、「金額」の2つを作成して、それぞれのデータ型は、「オートナンバー型」と「通貨型」にします。

テーブル名は「金額」にして保存します。

図のように適当な金額を入力します。
次に、新規クエリをデザインビューで作成します。
デザイングリッドに「NO」、「金額」フィールドを追加します。金額フィールドの右側に「税込金額:zeikomi(金額)」と入力します。
入力したら、クエリを実行します。

VBAで作成したユーザ定義関数で計算された結果が表示されます。1,000未満の金額だけ、消費税が加算された結果が表示されていることを確認します。