データベースとは、あるキーワードに基づいて、多くの情報の中から必要な情報を拾い出すことのできる情報源です。
ある目的の元に情報を入力して管理し、検索や抽出で必要な情報を引き出すためのソフトをデータベースソフトと呼びます。
企業の中で使われるのは、関係（リレーショナル）データベースという形式です。
データベースの特徴
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| データの集中管理 | 矛盾のないデータ間の関係を保った状態で集中管理できる。 |
| データの同時利用 | 排他制御により、同時に同じデータに検索や更新を行っても矛盾が生じない。 |
| データの保全 | バックアップ機能、リカバリ機能、障害復旧を実現できることにより、データを保全できる。 |
| データの機密保護 | IDやパスワードなどを利用して、データのアクセス権を設定でき、機密性を保持できる。 |
| データとプログラムの独立 | データはプログラムと切り離し、独立して管理することで、データ形式を変えてもプログラムへの影響を極力少なくできる。 |
データベースの種類
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| リレーショナルデータベース | データを表形式で管理し、複数の表同士が項目の値で関連付けられて構成されている。 |
| ネットワーク型データベース | データ同士が網の目状につながった状態で管理され、データ間は多対多の親子関係で構成されている。 |
| ツリー型データベース | データを階層構造で管理し、データ間は１対多の親子関係で構成されている。 |
【データベースとは】