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IT系ラーニング_技術要素

データベースの性能向上

インデックスの活用

インデックスは、テーブルの検索速度を向上させるためのものです。
インデックスを作成すると検索時間は短縮できるが、データの挿入、削除、更新が遅くなることに注意が必要です。

主キー制約一意性制約が定義された列には自動的にインデックスが定義され、それ以外の列にも、検索や結合の条件としてよく使用されるものにインデックスを定義することによって、検索の性能を向上させることができます。

インデックスの活用

アクセスの分散

1台のハードディスクまたは、PCで運用していくとアクセスが多発する場合、レスポンス能力が低下するので、ハードディスクまたはPCを複数用意して分散させることで、アクセスの多発が発生しても、レスポンス能力を維持できるように性能を向上させます。

アクセスの分散

データベースの再編成

データベースの再編成とは、データの内容を保ったまま、データベースの記憶編成を変更することです。
長期間の運用により発生した領域の断片化(フラグメント化)や記憶効率の低下、アクセス速度の低下など不具合を解消します。

データベースの再編成

ストアドプロシージャ

データベースに対する一連の処理手順を一つのプログラムにまとめ、データベース管理システムに保存したものです。
クライアントから引数を渡してそれに基づいて処理を行なったり、クライアントに処理結果を返したりすることもできます。

ストアドプロシージャ

データ制御

データベースの機密性の高い情報へ不正アクセスされないように、利用者ごとにデータに対するアクセス制御を行います。

データ制御

アクセス制限は、各利用者をロール(グループ)に割り当てておき、そのロールに対してアクセス権限を設定します。

【データベースの性能向上】