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IT系ラーニング_技術要素

レビューと品質

レビュー

プロジェクトの過程において、上位者が下位者の作成した成果物を確認し、修正指示や承認を与える作業のことです。
モニタリングと区別して、特定の資料や分析データといった成果物に対して用いられます。

デザインレビュー 開発における各フェーズの成果物を、複数の人にチェックしてもらったり、その成果物を使って検討したりする行為を体系化したもの。
ウォークスルー プログラムの仕様やプログラムそのものに誤りがないかどうかを、プログラム全体にわたってチェックすること。
インスペクション ソフトウェア開発の各作業工程で、設計仕様書やコーディングしたプログラムのロジックを第三者が検証し、誤りや問題点を検出すること。
コードレビュー ソフトウェア開発工程で見過ごされた誤りを検出・修正するためにソースコードの体系的な検査(査読)を行うこと。

ソフトウェアの品質

標準規格JISX0129に沿って、ソフトウェアの品質を評価するときには、品質特性が基準となります。

品質特性 説明
機能性 ソフトウェアに求められる機能がしっかりと盛り込まれているかの度合い。
信頼性 正しく動作するかどうかの度合い。
使用性 使いやすいかどうかの度合い。
効率性 どれくらい少ない資源で動作するかの度合い。
保守性 修正がしやすいかどうかの度合い。
移植性 簡単に別環境に移せるかどうかの度合い。

【レビューと品質】