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OSの便利技をご紹介します。

バージョンは、Windows7、Windows Vista、Windows XPです。

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※ Windows7の便利技ページは現在制作中です。

代表的なOSの紹介

PC向けのOSの代表格がMicrosoft社のWindowsです。1986年に最初のバージョンとなるWindows1.0をリリースし、日本ではWindows 3.1から本格的な普及が始まった。
注目度がアップしたのがWindows 95で、画面左下のスタートボタンなどのお馴染のユーザーインターフェイスの原型が確立された。この時、インターネットの普及が始まった時期と重なり、一気にユーザ数を増やした。

Windows 98/98SEでは周辺機器への対応やセキュリティを強化した。その後のWindows Meでは動画編集ソフトなどマルチメディア機能を強化したが、多機能化によってシステムが肥大化してしまい、不安的な挙動が頻発しユーザから酷評が絶えなかった。
この要因は、システム内にMS-DOSで使われていた16ビット型のプログラムが残っており、システム用メモリ(リソース)の不足やマルチタスクの不具合を引き起こすことだった。

2001年に安定性を高めてリリースされたWindows XPは、Windows NT/2000のシステム設計を引き継いだ。2007年には、ウィンドウの透明化やデスクトップにミニアプリを表示する機能を加えたWindows Vistaが登場したが、動作が遅いなどの理由で、Windows XPを使い続けるユーザも多かった。2009年にWindows 7がリリースされ、低価格パソコンでも快適に使えるように、起動時間を高速化するといった改良を加えた。次期のWindows 8では、タッチパネル方式の操作感を強化し、画面周りも大幅に改良されるらしい。


アップル社は、1984年に発売した初代Macintoshで画面のアイコンをマウスで操作できるようにするなど、先進的なユーザインターフェイスを取り入れてきた。現在の「Mac OS」も操作性の高さには定評がある。
マウスの動きに合わせてアイコンを拡大表示する画面下部のトレイ、ファイルの中身を3D画像で表示する機能のほか、随所に視覚に訴える仕掛けが盛り込まれている。

2011年夏に登場する最新バージョン「Lion」では、起動しているアプリケーションを整理して表示してくれる「Mission Control」という機能が加わる。そのほか、ビデオ編集、写真管理、音楽作成など家庭向けの付属ソフトも評価が高い。


ソースコードが公開されたオープンソースのUNIX互換OSであるLinux系「Ubuntu」は、初心者でも簡単に扱えるユーザインターフェイスである。有志のコミュニティが機能強化に向け開発しており、ユーザは無料で利用できる。
インストール用のデータは「Ubutu Japanease Team」のwebページから入手できる。使ってみるとWindowsと同様の感覚でマウス操作ができ、難しいコマンド入力も必要ない。日本語表示も問題ないが、対応する周辺機器やアプリケーションが比較的少ないという問題はあるが、Webページ中心の利用であれば不自由は感じない。


iOS(iPhoneやiPad)の対抗軸と言えるのが、グーグルの「Android」でLinuxをベースに開発されたオープンOSである。メーカーなどの開発者はAndroidを入手し、自由に製品を開発できる。こうした背景から、さまざまな企業が参入し、タブレット型端末、パソコン型端末まど多様な製品を投入している。


インテルやノルウェーのノキアが提唱したオープンOS「MeeGo」は、基本設計はLinuxでスマートフォン、タブレット型端末、パソコン型端末、カーナビ、テレビなどの家電への搭載を見込んでいる。
このMeeGoの開発はLinux普及団体の「Linux Foundation」が推進していて、Androidはグーグル主導であるが、MeeGoは真のオープン性を持っている。2011年には各種の対応端末が登場する見通しである。


Webブラウザの機能に特化した軽量OSとするのがグーグルの「Chrome OS」である。約10秒で起動し、Webブラウザ「Google Chrome」と同様の機能が使える。メニュー画面はWebサービスのアイコンで選択できる。このOSを搭載したノートパソコンは2011年前半に発売されている。


「Splashtop OS」はLinuxベースの軽量OSである。対応機種であれば、電源を入れて約5秒で起動が完了する。WebブラウザんはGoogle Chromeのオープンソースを採用し、Windowsと併用して使うことを想定している。