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OS_XP便利技

ユーザーのパスワードを削除する

Windows2000と同様にWindowsXPもユーザーアカウントのパスワードを空欄で設定しなくてもまったく問題ありません。インストールの時に、1人だけで使うのに、必要もないのにパスワードを設定してしまって、毎回、毎回パスワードを入れるのがおっくうだと思っていらしゃる方がいると思います。パスワードは削除できます。パスワードを削除すると、ユーザーを選択するだけでログオンできるようになります。

  1. 「スタート」→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」を開きます。
  2. 削除するには、アカウントの設定変更メニューの「パスワードを削除する」をクリックし、パスワードを入力して「パスワードの削除」ボタンをクリツクするだけです。削除後は「作成する」メニユーが表示されるので、再度設定することもできます。
  3. 「パスワードを削除する」が表示されない場合は、「パスワードを作成する」で、新しいパスワードをブランクでいれます。

ユーザーのパスワードを変更する

ログオン時に入力するパスワードは、変更することができます。方法は次のとおりです。

  1. 「スタート」→「コントロールパネル」→「ユーザーアカウント」をクリックします。
  2. アカウントの設定変更メニューの「パスワードを変更する」をクリック。「パスワードを変更する」がない場合は、アカウントの変更を選んで、パスワードの作成で変更をします。
  3. 現在のパスワードを入力。
  4. 新しいパスワードを、確認用と合わせて2回入力。
  5. パスワードを忘れたときにヒントとなる言葉を入力。
  6. 「パスワードの変更」ボタンをクリックする。

ヒントを登録しておくとログオン画面に「?]ボタンが追加され、クリックするとヒントが表示されます。

動かせる壁紙をデスクトップに配置する

デスクトップの背景は画面のプロパティで変更できますが、その背景画面を自由な位置に移動することはできません。この方法で背景を設定すると、「動かすことのできる」好きな画像やホームページなどを背景として設定することができます。

  1. デスクトップの何もないところを右クリックして [プロパティ] を選択します。
  2. [デスクトップ] タブで [デスクトップのカスタマイズ] をクリックします。
  3. [Web] タブで [新規] をクリックします。
  4. [参照] で背景にしたい画像を選択して [OK] をクリックします。
  5. [OK] をクリックしてすべてのダイアログを閉じると画像がデスクトップに表示されます。マウスを画像の上部に持っていくとバーが表示されるので、そこをドラッグして好きな位置に配置します。
  6. バーの左端をクリックするとメニューが表示され、デスクトップの全体に表示したり、アイコンの部分を避けて表示できます。
  7. [閉じる] をクリックするとワンタッチで元の背景に戻すことができます。

なお、3番で [現在のホーム ページ] を選択すると、ブラウザで最初に表示するように設定されたホーム ページを背景にすることもできます。

エクスプローラバーの表示方法

フォルダを開くと左側に表示されるエクスプローラバーを、「検索」、「履歴を見る」、「フォルダをツリー表示で見る」など、目的に応じて変更することができます。エクスプローラーの左側に表示されるエクスプローラバーは、標準ではエクスプローラーでの操作を補助するショートカットメニューなどがあります。

  1. ツール バーの[検索]をクリックすると、エクスプローラバーが[検索] の機能に切り替わり、新しいウィンドウを開かなくてもファイルやフォルダの検索が行えるようになります。
  2. ツールバーの [フォルダ] をクリックすると、エクスプローラ バーがフォルダのツリー表示に切り替わり、フォルダ間の移動やフォルダ間のファイルのコピー、移動が 1 つのウィンドウ内で簡単に行えるようになります。
  3. マイコンピューターやドライブ、フォルダを開く場合に、[Shift] キーを押しながらダブルクリックすると、エクスプローラーバーにフォルダのツリー表示がされた状態で新しいエクスプローラが開きます。ドライブやフォルダを開いて、フォルダ間でファイル操作を行う場合に便利に使えます。

リモートアシスタンスを使う

パソコンのトラブルの時など遠隔地のパソコンから、インターネット経由で、MSメッセンジャー等を用いて自分のパソコンをリモート操作できるのが「リモートアシスタンス」です。これを利用するためには、あらかじめ設定を変更しておかなければなりません。

  1. 「スタート」メニュー→「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」を選択。
  2. 「リモート」タブで「このコンピュータからリモートアシスタンスの招待をする」にチェックを入れておきます。

これで、リモートアシステンスを受け入れるだけであれば、可能になります。

フォルダをフォトアルバムにする

デジカメなどから取り込んだ写真をアルバムのように整理します。もちろん、マイドキュメントのマイピクチャに写真を入れれば、アルバム閲覧できますが、ここでは、普通のフォルダをフォトアルバムにする方法をご紹介します。

  1. 写真アルバム形式にする任意のフォルダを選択しておきます。
  2. 右クリックしてプロパティを選択します。
  3. カスタマイズのタブを開き、フォルダの種類ボックスをクリックして、画像を選択します。
  4. OKボタンか適用ボタンをクリックします。

これで、画像が縮小表示されて、一覧で閲覧することができます

「じ」→「ぢ」「ず」→「づ」

つづく 等間違いやすいし、なかなか入力しづらいひらがながありますが、IMEでは、これらの間違いを補正してくれる機能があります。設定の方法は次のとおりです。

  1. IMEのプロパティを開いて、オートコレクトのタブを開きます。
  2. 「入力オートコレクト」のなかの「じ」→「ぢ」「ず」→「づ」にチェックを入れます。
  3. 適用→OKを押します。

初期設定(デフォルテ)状態では、チェックは入ってません。これで、本来、「ぢ」や「づ」が正しい場合は、自動的に補正されます。このような間違いは頻度がとても高いと思いますので、上記の設定をしておいたほうがいいと思います。ぜひお試し下さい。

コントロールパネルへのアクセス

WindowsXPの [コントロール パネル] にすばやくアクセスできる方法をご紹介します。

  1. [スタート] → [コントロール パネル] の順にクリックしてコントロール パネルを開き、[クラシック表示に切り替える]をクリックします。
  2. コントロールパネルに含まれる項目がすべて一覧できるようになります。[カテゴリの表示に切り替える]をクリックすると元のようなカテゴリ別表示に戻すことも可能です。
  3. すばやくアクセスできる設定は、[スタート] を右クリック→[プロパティ] をクリック。
  4. タスクバーと [スタート] メニューのプロパティが表示されますので、[スタート] メニュー タブにある [カスタマイズ] をクリック。
  5. [詳細設定]タブをクリックし、[スタート]メニュー項目の中の[コントロール パネル]で[メニューとして表示する]をクリックし、[OK] をクリックします。
  6. 次の画面でもう一度 [OK] をクリックします。
  7. [スタート] → [コントロール パネル] でコントロールパネルの項目もメニューとして選べるようになります。
  8. 元の表示に戻すには、[スタート メニューのカスタマイズ] の[詳細設定] の [スタートメニュー項目] をスクロールさせて下のほうのメニューを表示させ [リンクとして表示する]を選びます。

デスクトップから即座に新規メールを作成する

このショートカットをデスクトップに配置しておくと、メーラーを起動していなくとも即座に新規メールを作成できます。便利かと思います。なお、方法は、次のとおりです。

  1. デスクトップで右クリックして、[新規作成] - [ショートカット] をクリックします。
  2. 表示されたダイアログで「mailto:」と半角で入力して [次へ] をクリックします。
  3. ショートカットに分かりやすい名前をつけ [完了] をクリックします。「新規メール」とでもいれておきます。
  4. このショートカットをダブルクリックすると、電子メーラー設定されたプログラムで新規メールが作成されます。

システム情報2

[システム情報]を表示する方法は次のとおりです。

  1. [スタート]ボタン、[ヘルプとサポート]の順にクリックします。
  2. ツールバーの[サポート]をクリックし、ウィンドウの左側の[詳細情報] で、[システムの詳細情報] をクリックします。
  3. 詳細情報のウィンドウ領域で、[システムの詳細情報を表示する] をクリックします。

この中で、特に、「ハードウェアリソース」のIRQと「ソフトウエア環境」のドライバは、トラブルが起こった場合によく調べる必要がでてくる項目ですので、このシステム情報は重宝します。その他、MS-Officeの情報も確認することができます。

ファイヤーウォールの設定

ファイヤーウォールはセキュリティの観点からなくてはならないものになってますが、なんでもシャットアウトでは、困る場合があります。今回は、友達やサポートセンターから遠隔操作で、自分のパソコンを操作してもらうリモートアシスタントやリモートデスクトップを例にして例外を設定する方法をご紹介します。

  1. スタートメニュー→コントロールパネル
  2. コントロールパネルのセキュリティセンターをクリック。
  3. セキュリティセンターでWindowsファイヤーウォールをクリックします。
  4. 例外タブで、リモートアシスタントやリモートデスクトップにチェックを入れ、OKをクリックします。

「すべて上書き」をキャンセルする

複数のファイルをまとめてコピー(あるいは移動)する時、コピー先に同じ名前のファイルがある場合、ファイルの上書きの確認をするウインドウが表示されます。上書きするなら「はい」をクリック、すべてのファイルを上書きする場合は「すべて上書き」をクリックします。
しかし、同じ名前のファイルの上書きをキャンセルする場合は、各ファイルごとに「いいえ」をクリックしなければなりません。そこで、次の方法で、いちいち「いいえ」をクリックしなくてもよくなります。

Shiftキーを押しながら「いいえ」をクリックします。

それ以降、同じ名前のファイルは上書きコピーされず、コピー先に存在しないファイルだけがすべてにコピーされます。ちょっとした便利技です。一度お試し下さい。

フォルダの表示やファイル操作の方法を変更する

エクスプローラー等ファイル一覧画面で、自分の見やすいように使いやすいようにカスタマイズすることができます。

  1. 「ツール」メニュー→「フォルダオプション」→「全般」タブを開く
  2. 「作業」で「従来のWindowsフォルダを使う」を選択すると、フォルダウインドウのタスクメニューが非表示になります。XP以前のウインドウズのスタイルにすることもできます。
  3. 「フォルダの参照」では、フォルダを開くたびに別のフォルダを開くかどうかを決めることができます。
  4. 「クリック方法」では、ワンクリックで開くように設定を変更できます。

スクリーンセーバーでスライドショー

スクリーンセーバーでお気に入り画像を次々に表示させることができます。自分のデジカメで撮影した家族や旅行の風景写真など、お気に入りの画像を、スクリーンセーバーでスライドショー形式でランダムに次々と表示するように次の方法で、設定することができます。

  1. デスクトップの適当なところを右クリック画面のプロパティを開きます。
  2. スクリーンセーバーのタブを選びます。
  3. スクリーンセーバー(S)とあるところの選択欄で、[マイピクチャ スライドショー]を選択します。
  4. 設定のボタンを選択し、参照のボタンで表示させたい画像が保存されているフォルダを指定します。上述のように、表示したい画像ファイルを入れた場所をここで指定します。その他、各項目を任意に設定し、[OK] ボタンをクリックします。

家族の写真を、自動的に次々と表示してくれるので、みんなで見るのも楽しいと思います。

「SendTo」フォルダにショートカットを追加する

ファイルを右クリックしたときに現れる「送る」メニューは、ファイルを任意のアプリケーションで開けたり、他のドライブに送る機能です。
Windows XPの「SendTo」フォルダは、各ユーザーごとの情報が入っている「Documents and Settings」フォルダの下に、隠しフォルダで登録されています。設定の方法は次のとおりです。

  1. 「スタート」メニューの「ファイル名を指定して実行」に「sendto」と入力、「OK」を押すと、現在ログオンしているユーザーの「SendTo」フォルダが開きます。
  2. 「送る」メニューにアプリケーションを追加したい場合は、ここにアプリのショートカットをコピーします。

「すべて上書き」をまとめて「いいえ」にする

複数のファイルをまとめてコピー(もしくは移動)する時、相手側に同じ名前のファイルがあると「ファイルの上書きしますか?」という案内ダイアログが表示されます。
上書きの場合は「はい」をクリック、すべてのファイルを上書きする場合は「すべて上書き」をクリックしますが、同じ名前のファイルの上書きをキャンセルするには、各ファイルごとに「いいえ」をクリックしなければならなりません。そこで、いちいち「いいえ」をクリックしなくていい方法があります。

「Shift」キーを押しながら「いいえ」をクリックします。

それ以降、同じ名前のファイルは上書きコピーされず、相手側に存在しないファイルだけがすべてにコピーされます。 便利だと思います。一度お試し下さい。

フォントを滑らかにする

Windows XPでは、「ClearType」というフォント表示機能が使えます。これは、ギザギザになりやすいフォントの斜め線などに、階調をつけて滑らかに表示することができる機能です。特に液晶上でフォントが見やすくなります。

  1. デスクトップ上を右クリックして「プロパティ」を選び、「デザイン」タブの「効果」をクリックします。
  2. 「効果」タブの「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」にチェックを入れ、リストボックスから「Clear Type」を選びます。

フォルダの表示設定を保存しない

画像の縮小表示やアイコン表示、ファイルの一覧表示などのフォルダの表示設定をしたり、変更したとき、その情報は保存されてしまい次回も同じ設定が適用されます。
便利と言えば便利ですが、設定するとしないでは、ほんのわずかですが、設定されているほうが時間がかかってしまいます。そこで、この設定を解除すると、動作が多少高速化します。方法は次のとおりです。

  1. フォルダメニューで「ツール」→「フォルダオプション」を選択。
  2. 「表示」タブで「各フォルダの表示設定を保存する」のチエックを外します。
  3. OKを押します。

これで、設定は保存されません。体感できるかできないか微妙なところですが、理屈上は、早くなります。

ファイル削除の確認メッセージを表示しない

通常は、ごみ箱を空にしようとすると確認のメッセージが表示されます。
もし、この確認メッセージが必要なければ、「ごみ箱のプロパティ」画面で「削除の確認メッセージを表示」のチェックを外してしまえば、このメッセージは、これ以降でてきません。これで削除のたびに案内ダイアログが表示されなくなります。
ただし、誤操作で大切なファイルを削除してしまわないよう注意する必要があります。

メモ帳を右端で折り返す

メモ帳にコピーした文章などを貼り付けた場合、改行の入っていない文章の場合、エンドレスで右に文章が伸びて、スライドバーで追っていかなければならず、見ずらいことがあります。そのような時に便利な方法があります。方法は、次のとおりです。

メモ帳のメニューにある 書式 の「右端で折り返す」にチェックをいれます。
これで、メモ帳のウインドウの右端のところで折り返され見やすくなります。全角で30文字、半角であれば、60文字で折り返されます。

コマンドプロンプトを使う1

コマンドプロンプトでコマンドという文字列をいれることで、パソコンを操作することができます。
とりわけ、トラブルの時やセーフモード等しか起動できない時などは、とても役にたつ方法です。3つの方法で起動させることができます。

  • 直接起動する方法
  • 「スタート」メニューを開き、「プログラム」の「アクセサリ」から「コマンド プロンプト」をクリック。C:\という文字のあとに点滅するカーソルが現れます。そこにコマンド文字列を入力してEnterです。
  • ファイル名を指定して実行から開く
  • 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」。「名前」に「cmd」と入力し「OK」ボタンをクリック。
  • 「セーフモードとコマンドプロンプト」で起動する。
  • Windows 起動直後、「F8」キーを押す。拡張オプションメニューが表示されたら「セーフモードとコマンドプロンプト」を選択して起動。

コマンドプロンプトを使う2

下記コマンド群の内任意にコマンドを入れて、そのお尻にスペースを入れた後、半角で、/? と入れることで、そのコマンドの使い方を見ることができます。 なお、各コマンドを入力したあと半角のスペースを入れて半角の ? をいれれば、各コマンドの説明を見ることができます。
例:>arp /?

◆ コマンドリスト1
  • arp
  • IPアドレスからEthernetアドレス(MACアドレス)を参照
  • chkdsk
  • ディスクの状態をチェック、エラー修復
  • chkntfs
  • NTFS化されたディスクをチェックして、エラー修復
  • comp
  • ファイル内容を比較するためのツール
  • convert
  • ディスクのフォーマットをNTFSに変換
  • cscript
  • Windows Script Hostを実行する
  • defrag
  • ディスクのフラグメント(断片化)を解消
  • deldrv
  • 定義ファイルを参照してデバイスドライバを削除
  • diskpart
  • パーティション情報を確認、編集する
  • driverquery
  • インストールされているドライバを列挙表示
  • fc
  • 2つのファイルを比較し、相違点を表示する
  • find
  • 複数のファイル内に記述された文字列を探し当てる
  • findstr
  • ファイル内に記述された文字列を探し当てる
  • forcedos
  • 指定したプログラムを強制的にMS-DOSで起動する
  • fsutil
  • ファイルシステムに関する様々な操作や表示を行う
  • ftp
  • FTPクライアントツール
  • hostname
  • ホストネーム(パソコン名)を表示する
  • ipconfig
  • 割り当てられているIPアドレスなどの情報を表示
  • logoff
  • セッションを終了するためのツール
  • makecab
  • 拡張子「.cab」を持つ圧縮ファイルの作成
  • mem
  • 「コマンドプロンプト」のメモリ状況を表示
  • mqbkup
  • コマンドラインでバックアップやリストアを行なう
  • msconfig
  • Windowsの起動に関する設定を行う
  • msg
  • ネットワーク上のパソコンにメッセージを送信する
  • net
  • ネットワークに関する様々なアクションを実行する
  • netsh
  • ネットワークの様々なアクションを実行する
  • netstat
  • 現在のネットワーク接続を表示するためのツール
  • nslookup
  • DNSサーバーにアクセスIPやマシン名の参照を行なう
  • ping
  • ネットワーク上のコンピュータへの接続を検査する

コマンドプロンプトを使う3

コマンドを入力するところに、直接半角で、helpと入れても、コマンドの簡単な説明を見ることができます。コマンドリストの続きです。
なお、各コマンドを入力したあと半角のスペースを入れて半角の ? をいれれば、各コマンドの説明を見ることができます。
例:>print /?

◆ コマンドリスト2
  • print
  • テキストファイルを印刷するためのツール
  • prompt
  • プロンプトの設定を行うためのツール
  • proxycfg
  • Proxyの参照と設定を行うためのツール
  • qprocess
  • 現在動作しているプロセスの一覧を表示する
  • qwinsta
  • 現ログオンやターミナルセッションの情報を表示する
  • rasdial
  • RAS接続を行ったり切断を行うためのツール
  • recover
  • 損傷したディスク上の読取可能なファイルを回復する
  • reg.exe
  • レジストリの操作を行うためのコマンドラインツール
  • replace
  • ファイルを置き換え(更新)るために用いられる
  • reset
  • 現在アクセスがあるセッションを切断する
  • route
  • 現在のルートテーブルを表示する
  • rsm
  • リムーバブル記憶域マネージャ。バックアップなどで用いる
  • sc
  • システムサービスを制御する
  • sfc
  • システムで間違ったバージョンを正しいもので置き換える
  • shadow
  • ほかのユーザーのセッションをリモートで制御する
  • shrpubw
  • 共有設定を行うためにGUIダイアログで実行する
  • shutdown
  • コンピュータを再起動/終了またはログオフする
  • sort
  • テキストファイルの内容を任意の順番に並べ替える
  • subst
  • パスまたはドライブ名を任意のドライブ名で代用する
  • syskey
  • アカウントデータベースのセキュリティ保護を行う
  • systeminfo
  • 現在のシステム情報一覧を表示する
  • taskkill
  • タスクの強制終了を行う
  • tasklist
  • タスク一覧を表示させる
  • telnet
  • サーバーにtelnet接続するためのクライアントツール
  • tftp
  • 簡易FTPサーバーに接続する
  • tlntadmn
  • Telnetサーバーに関する設定を行う
  • tracert
  • ネットワークルートを表示する
  • verifier
  • ディスクのベリファイ機能を設定する
  • w32tm
  • ネットワーク間で時間設定などを行う
  • xcopy.exe
  • バッファメモリを用いてファイルのコピーを行う

「コントロールパネル」にすばやくアクセスする

「コントロールパネル」にすばやくアクセスするには、「コントロールパネル」をメニュー表示にしてしまうのが一番簡単な方法になります。操作手順は次のとおりです。

  1. 「スタート」ボタンを右クリックして「プロパティ」を選択します。
  2. 「カスタマイズ」をクリックし、「詳細設定」のタブを選びます。
  3. 「スタート」メニュー項目の「コントロールパネル」で「メニューとして表示する」にチェックを入れます。
  4. OKを押します。

これで、「スタート」メニユーの「コントロールパネル」から、直接各アイテムが起動できるようになります。ワンーツースリーのタイミングですばやくアクセスできるようになります。

表示されている画面を画像で保存する

今(モニター)画面に表示されている状態を、画像として保存する方法をご紹介します。方法は次のとおりです。

  1. 保存したい状態が画面に表示されている状態でキーボードの「Print Screen」を押してください。(キーボードには、「Prt Scr」と書いてある場合もあります。)
  2. 保存先のファイルを作成します。「スタート」メニュー→ プログラム→アクセサリ→ペイントと選択して下さい。そして、この「ペイント」の画面に先ほどのデスクトップの画面を貼り付けます。
  3. ペイントの「編集」メニュー→貼り付けと選択します。

これでデスクトップの画面がコピーされました。後は「名前をつけて保存」でペイントの画像を保存すれば終了です。なお、パソコンによっては、Fnキー(ファンクションキー)とPrintScreenキーを同時に押す機種もあります。
また、WindowsXP付属の「ペイント」でなくてもフォトショップでもペイントショップでも構いません。

システムのパフォーマンスを優先する

WindowsXPになってからそれまでのWindows○○に比べて、少し重たくなったという印象をお持ちの方もたくさんいらっしゃると思います。
WindowsXPでは従来のWindows○○に比べて、3D的なデザインや、アニメーションをたくさん使っているためです。そこで、そういった方のために、すこしでも軽快になるように、次の方法をご紹介します。

  1. 「スタート」メニュー→「マイコンピュータ」を右クリック
  2. 「プロパティ」を選んで「詳細設定」タブを開きます。
  3. 「パフォーマンス」 欄にある「設定」をクリック。
  4. 「視覚効果」タブの「パフォーマンスを優先する」を選択する。

これで、すべてのデザインやアニメーションの視覚効果が解除されます。機能的には支障はありません。体感的にも、メニューの表示速度 エクスプローラーのスピード等々速さのアップを実感できます。

イベントごとの音をオフにする

WindowsXPの起動の時や終了時など、いろいろな場面で鳴るサウンドはメモリを消費しますし、スピードも遅くなってしまいます。これをオフにして高速化してみます。方法は次のとおりです。

  1. 「コントロールパネル」の「サウンドとオーディオデバイス」をクリック。
  2. 「サウンド」のタブを開いて「サウンド設定」をクリックし、「なし」にします。
  3. さらに、スピ一カーアイコンが付いている項目にサウンドが設定されているので、すべてのサウンドメニューから「なし」を設定します。

これで、音がなくなります。もし、さびしいと思われたら、上記操作を逆にたどってください。

タスク バーを広げて、ボタンを増やす

WindowsXPのデスクトップ画面の一番下にあるタスクバーは今、使っているアプリケーションソフトなどを切り替えて使うのに便利な機能ですが、いくつものソフトやデータなどを開いていると表示しきれなくなってしまいます。
こんなときに、タスクバーを広げて多くのタスクを表示させることができます。

  1. タスクバーを右クリックし、[タスク バーを固定する]のチェックをはずします。
  2. タスクバーの上端にマウスのポインタを合わせると形が変わります。その変わった状態で上下にドラッグすると縦幅を変えられます。
  3. 縦幅を調整するとボタンを2行以上で表示させることができますので、複数のウィンドウを開いて切り替えながら作業をするときに便利です。

もしこの状態で、また固定したいのであれば、上記の[タスクバーを固定する]のチェックを入れておきます。

「送る」メニューにアイテムを追加する

送る」メニューは、ファイルなどをマウスでポイントして、右クリックすると出てくるメニューで、簡単にファイルをコピーしたりできます。
最も簡単なファイル操作の方法で、よく使われている方も少なくないと思いますが、この「送る」メニューに新しい項目を追加することができます。新しいショートカットを [送る]メニューに追加作成するわけですが、方法は次のとおりです。

  1. [マイ コンピュータ] を開き、Windows がインストールされているドライブ (通常はドライブC) をダブルクリックします。
  2. Documents and Settings フォルダをダブルクリックし、特定のユーザーのフォルダをダブルクリックします。次に、[Send To]フォルダをダブルクリックします。
  3. 既定では、Send To フォルダは非表示になっているので、Send To フォルダを表示させるには、[ツール]、[フォルダオプション]順にクリックし、[すべてのファイルとフォルダを表示する] をクリックしておきます。
  4. [ファイル] メニューで、[新規作成] をポイントし、[ショートカット] をクリックします。 指示に従って、ショートカットを作成します。
  5. ファイルを右クリックして、[送る] メニューをクリックすると、選択したアイテムへのショートカットがオプションに追加されています。

ローカルまたはネットワークのプログラム、ファイル、フォルダ、コンピュータ、インターネット アドレスへのショートカットを作成することができます。

システム情報

WindowsXPには、パソコン本体の状態、接続されているハードウェアやインストールされているソフトウェアに関して詳しい情報を知るために、「システム情報」というアクセサリが付属しています。使い方は、次のとおりです。

  1. 「スタート」メニュー→「すベてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システム情報」を選択すれば、「システム情報」が起動します。
  2. 左側のウインドウに、「ハードウエアリソース」、「コンポーネント」、「ソフトウエア環境」、「インターネットの設定」、「OFFICEアプリケーション(Officeがインスト-ルされている場合)」がありますので、任意に必要な項目をクリックして情報を見ます。

状態を自分で判断する場合や、特にサポートセンターで問い合わせの際に利用すると正確な情報を伝えることができます。

ファイル名を指定して実行

「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」を利用すると、アプリケーションを素早く起動することができます。アプリケーション名を入力してOKをクリックします。たとえば、次のとおりです。

  1. 「レジストリエディタ」は「regedit」
  2. 「システム設定ユーティリティ」は「msconfig」
  3. 「ワードパッド」は「write」と入力すれば起動できます。

その他、エクセルをインストールしてあれば、excelといれてもエクセルを起動することができます。
特に「スタート」メニューから起動できない「レジストリエデイタ」などを起動するときはこの方法しかありません。なお、レジストリエディタについては、別途ご説明しますが、少々、専門知識が必要になってまいります。不用意にさわるとシステムが起動すらしなくなりますので、注意が必要です。

たった1回のキー入力でお気に入りに追加する

ともかくインターネット上のホームページの数は膨大にありますが、その中で訪れるHPは、限定されていると思いますので、インターネットエクスプローラーで「お気に入り」を活用されている方も多数いらっしゃると思います。
そこで、本日は、この「お気に入り」に登録するのに、とても簡単で便利な方法をご紹介します。

たった1回のキー入力で、インターネットWEBページをお気に入りフォルダに追加登録できます。これだけでページが自動的にお気に入り一覧に追加されます。方法は次のとおりです。

1 回のキー入力でお気に入り一覧に追加するには、Ctrt + D を押します。

「システムの復元」の復元ポイントを作成する

これを利用すると、アプリケーションや周辺機器などのインストール前にシステムファイルなどのバックアップを取っておき、インストール後にシステムにトラブルが発生した場合、インストール前の状態に戻すことができます。
この「システムの復元」では自動的にバックアップのための「復元ポイント」を作成します。なお、任意のタイミングで自分で作成することもできます。「復元ポイント」を作成する方法は次のとおりです。

  1. 「スタート」メニュ-→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システムの復元」を選ぶ。
  2. 「システムの復元」が起動したら「復元ポイントを作成」を選択し、「次へ」をクリック。
  3. どのような夕イミングの復元ポイントなのかわかるように「復元ポイントの説明」を入力し、「次へ」をクリックします。

【元の状態に戻す】復元前の状態に戻す方法は次のとおりです。

  1. 再び「システムの復元」を起動し、「コンピュータを以前の状態に戻す」を選択。
  2. カレンダー上から復元を行なった日付を選び、「復元操作」という名前の「復元ポイント」を選択する。

右クリックの「送る」メニューに好きなフォルダを登録する

右クリックの送るメニューは、ファイルをデスクトップやフロッピーディスク、また頻繁に出し入れするマイドキュメントなどに簡単に送れるためとても便利です。
とても簡単な操作でコピーなどできる方法ですので使ってらっしゃる方も多いと思います。(エクスプローラーなどを使っている時に、右クリックしたらあらわれる「送る」のことです。)

「送る」によく使うフォルダを登録したら、さらに便利になります。そこで、「送る」に登録する方法をご説明します。方法は次のとおりです。

  1. [スタート] - [ファイル名を指定して実行] - [sendto] と入力する。
  2. [sendto] フォルダが開かれたら、そこに登録したいフォルダのショートカットを入れます。(ドラッグ アンド ドロップで入れます)

これで、入れたショートカットが同じように、「送る」の項目に追加されます。

ポップアップブロック(SP2)

サービスパック2(SP2)をインストールすると、ポップアップウィンドウをブロックする機能が搭載されます。
ポップアップとは、ホームページを表示した時にユーザーの意図とは関係なく、自動的に開かれるブラウザウィンドウです。よく、小さなウインドウが右上や左上に勝手に表示されると思います。

ポップアップの中にはアダルトサイトなどに多いのですがウィンドウを消しても消してもひつこく何度も表示されるものや、大量に表示されるものなど悪意を持つものがあります。そのような状況を防いで、快適にインターネットを楽しむために、SP2にポップアップブロック機能が搭載されました。
しかし、必要なときにポップアップウィンドウを表示したい場合もあります。そのような場合には、次の方法があります。

ポップアップには、サイトに入るためのログインウィンドウを表示したり、必要な情報を表示したりするものもあります。見必要のあるポップアップがブロックされた場合、「情報バー」 (アドレスバーの下に表示されるメッセージ部分)またはステータスバー上に表示されたアイコンをクリックし、[ポップアップを一時的に許可]をクリックすることでブロックしたウィンドウを表示することができます。

ファイルおよびフォルダを圧縮する(ZIP)

ハードディスクの空きスペースが少なくなってきた場合や新しいプログラムをインストールするために、もっとスペースが必要な場合があります。
Windows XP(Professional及びHome Edition) には、ハードディスク上のファイルとフォルダを圧縮するために使える、Zip 圧縮ユーティリィティが付いています。ファイルやフォルダを圧縮するには、次の操作を行います。

  1. ファイルまたはフォルダを右クリックします。
  2. [送る] をポイントします。
  3. [圧縮 (zip 形式) フォルダ] をクリックします。

これにより、ジッパー(チャック)のアイコンで表示される圧縮フォルダが作成されます。圧縮フォルダは、圧縮したファイルと同じ名前で表示されます。新規の圧縮フォルダを作成することもできます。次の操作を行います。

  1. デスクトップを右クリックします。
  2. [新規作成] をポイントします。
  3. [圧縮 (zip 形式) フォルダ] をクリックします。

新しい圧縮フォルダを開いて、圧縮するファイルをその中にドラッグします。

タスクバーの複数のファイルをまとめて操作する

複数のファイルを開いて、作業をしているときに便利な方法があります。複数のファイルを開いているとデスクトップがゴチャゴチャしますが、それらをまとめて整理することができます。方法は次のとおりです。

  1. タスクバーにあるファイル名をCtrlキーを押しながらクリックしていきます。
  2. どのファイルの上でも結構ですので、右クリックします。
  3. 次のメニューがあらわれます。
    A)重ねて表示
    B)上下に並べて表示
    C)左右に並べて表示
    D)グループの最小化
    E)グループを閉じる
    A~C は、文字通り、ファイルが、そのように並んで表示されます。D~Eは、Ctrlで選択されたファイルが、まとめて、タスクバーに収まったり、閉じることができます。

これで、デスクトップ画面のウインドウが綺麗に整理されたと思います。

CD-R/RWに書き込みする

WindowsXPでは、標準で、CD-R/RW書き込み機能が付いています。 書き込む方法は次のとおりです。
なお、これは、後から買ったり、パソコンメーカーが取り付けたドライブに付属している書き込みソフトではなく、マイクロソフト純正のもともとWindowsXPに付属している書き込みソフトのことです。

  1. 空の書き込み可能CD-R/RWをCD-R/RW ドライブに挿入します。
  2. 「スタート」-「マイ コンピュータ」を開きます。
  3. 「CDドライブ」をダブルクリックします。
  4. エクスプローラーなどからコピーしたいファイルをCDドライブのアイコンに上にドラッグアンドドロップします。
  5. 「CD書き込みのタスク」の中にある「これらのファイルをCD に書き込む」をクリックするとCD 書き込みウィザードが起動しますので、「次へ」ボタンをクリックすると、CD-R/RWへ書き込みが始まります。
  6. 書き込みが完了すると、ウィザード画面に「完了」ボタンが出ますので、クリックして終了です。

なお、WindowsXPでは、DVDの書き込みソフトはマイクロソフト純正のものは搭載されていません。

スタートメニューをカスタマイズする

WindowsXPではスタートメニューを自分の好みにカスタマイズすることができます。カスタマイズする方法は次のとおりです。

  1. スタートメニュー→コントロールパネル→「タスクバーと[スタート]メニュー」を開きます。スタートボタンを右クリック、「プロパティ」クリックで開くこともできます。
  2. [スタート]メニュー」タブで設定できる項目には「[スタート]メニュー」と「クラシック[スタート]メニュー」の2つがありますが、「クラシック[スタート]メニュー」のチェックをオンにすると、98やMeなど、以前のバージョンのWindowsと同じスタイル のメニューにすることができます。
    XPのメニューに比べて小さくコンパクトなので動作がやや速くなると思います。
  3. 「[スタート]メニュー」タブの「[スタート]メニュー」のチェックをオンにすると、XPスタイルのスタートメニューになります。
  4. 右にある「カスタマイズ」ボタンをクリックすると、「[スタート]メニューのカスタマイズ」画面が開き、さまざまなカスタマイズを行うことができます。

スクリーンセーバーを伝言板にする

スクリーンセーバーで、休みや、席外しなどの不在の時に、自分のパソコンの画面を見た人へのメッセージを表示することができます。
自分の不在の時の理由や行き先などを知らせることができます。方法は次のとおりです。

  1. デスクトップの何もないところを右クリックし[プロパティ]を選びます。
  2. [画面のプロパティ]を開いて[スクリーンセーバー]タブを選びます。
  3. [スクリーン セーバー]のプルダウンメニューから[伝言板]を選び、[設定] をクリックします。
  4. [伝言板の設定]が開いたら[伝言]の欄に文章を入力し、[OK]をクリック。その他、[表示位置] や [速度] [背景色]なども設定できます。
  5. [画面のプロパティ]に戻ったら [適用]をクリック、これで完了です。

インターネット閲覧で便利なショートカット

◆ ページを「戻る」「進む」

ホームページを見ていておそらく最もよく使うボタンは、「戻る」ボタンだと思います。ほとんどの方が、インターネットエクスプローラーの矢印ボタンで、戻ったり、先に進んだりされておられると思いますが、マウスやキーボードでもこの操作ができます。

  • マウスだけで操作する
    Shift + ホイール(手前に転がすと「戻る」、奥に転がすと「進む」)

「戻る」ボタンは通常ウィンドウの左上にありますので、いちいちマウスをそこまで移動しないとできません。そんなときにこの「Shift + ホイール」を覚えていると便利です。

  • キーボードだけで操作する
    「戻る」: Alt + ← または BackSpace
    「進む」: Alt + →

この場合、Altも→← もどちらもキーボードの最下段にあり、一番、手を動かすストロークが短いので、頻繁に使われる方は便利かもしれません。

ドライブの文字を変更する

追加増設したハードディスクドライブ、CD(DVD) ドライブ、またはドライブに相当するストレージなど、パソコンにドライブを追加すると、Windows が文字を自動的にドライブへ割り当ててしまいます。
しかし、その割り当て(記号)が自分のシステムに適していない場合があります。たとえば、Windows が新規ドライブに割り当てたものと同じ文字を、すでにネットワークドライブに割り当てている場合などです。ドライブ文字を変更するには、次の手順でおこないます。

  1. [マイ コンピュータ] を右クリックし、[管理] をクリックします。
  2. [コンピュータの管理] の下にある [ディスクの管理] をクリックすると、右側のウィンドウに、ドライブの一覧が表示されます。
    CD-ROM(DVD)ドライブは、ウィンドウの一番下に表示されます。
  3. CD-ROM ドライブまたは変更するデバイスを右クリックし、[ドライブ文字とパスの変更] をクリックします。
    [変更]、[次のドライブ文字を割り当てる]、割り当てるドライブ文字、[OK] の順にクリックします。

ただし、この方法では、起動ドライブまたはシステム ドライブの文字は変更できません。ご注意下さい。

アイコンを等間隔に整列する

デスクトップなどのアイコンがバラバラだとなんとなく落ち着かないものです。
そこで、アイコンの整列についてご説明します。デスクトップの何もないところで右クリックしても、もしくは、エクスプローラーの表示メニューにもありますが、アイコンを「等間隔に整列」をつかうと、画面上の見えない基準線にアイコンを綺麗に、並べ替えることができます。
ただし、こうして基準線に沿ってアイコンが規則正しく配置されますが、「自動整列」のように間(スペース)を空けることなく整列することはできないようになってます。
つまり、自動整列は、隙間を空けずに整列して、等間隔に整列は、パソコンが決めた間隔(隙間)を空けて整列するということになります。

  • エクスプローラーでは表示メニュー→アイコンの整列
  • デスクトップ上のアイコンは、画面の任意の場所(アイコンのないところ)で右クリック、アイコンの整列です。

デスクトップのアイコンは、自動整列にしておかないとすぐにバラバラになってしまいます。この方法を活用下さい。

アンインストール後に残ったアプリケーション情報を削除する

アプリケーションをアンインストールするとファイルやフォルダは削除されますが、レジストリに情報が残ることがあります。例え、綺麗にアンインストールが成功しても多くの場合、市販のアプリケーションソフトであれば、残っていることが多々あります。
アンインストールしたのに、まだ残骸の情報が残っていると、たいして、ディスク領域を使ってなくても気になります。そこで、完全に削除するには、次の方法を実施します。

  1. [スタート] - [ファイル名を指定して実行] - [regedit]と入力する。
  2. レジストリエディタが起動したら、[HKEY_LOCAL_MACHINE \ SOFTWARE] を開く。
  3. アンインストールしたアプリケーションがあったら削除する。

セーフ モードを起動する2

新しいソフトをインストールしたり、新しい周辺機器を接続などしてパソコンが不安定になった場合、セーフモードで起動すると安定してシステムの再設定をすることができます。
セーフ モードを起動する方法ですが、パソコンの電源を入れて、大概の機種では、Windows XP のロゴが表示される間に F8 キーなどのファンクション キー (パソコンによって異なります) を押しますが、実際のところは、なかなか、パソコンの起動時のわずかな時間なのでわかりにくく、セーフ モードの起動に失敗してしまうことがあります。そこで、下記の方法で確実に起動することができます。

  1. [スタート] メニューから [ヘルプとサポート] をクリックして [ヘルプとサポート センター] を起動します。
  2. [ツールを使ってコンピュータ情報を表示し問題を診断する]をクリックします。
    もし、上記の項目がない場合などの時は、[スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] をクリックし、「msconfig」と入力して [OK] をクリックすると直接設定画面を開くことができます。
  3. 左の[ツール] 一覧内の [システム構成ユーティリティ] をクリックして、右の[システム構成ユーティリティを開く]をクリックします。
  4. [BOOT.INI] タブを開きます。
  5. [ブート オプション] の [/SAFEBOOT] にチェックし、[OK]をクリックします。再起動すると、セーフ モードで起動することができます。

どうしても、セーフモードにできない場合は、一度試してみて下さい。

アイコンの縦方向の間隔を調整する

アイコンの間隔を調整して、たくさん並べたりします。自動整列されたデスクトップの各列に収まるアイコンの数は、画面解像度によって決まります。
たとえば、解像度が 800X600 ピクセルの場合、各列に7つのアイコンが収まるようになってます。画面解像度を変更せずに、デスクトップにより多くのアイコンを表示したい場合、以下の方法で、アイコンの間隔を調整することになります。方法は次のとおりです。

  1. デスクトップを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [画面のプロパティ] ダイアログボックスで、[デザイン] タブをクリックし、[詳細設定] をクリックします。
  3. [指定する部分] ボックスで [アイコンの間隔 (縦)] をクリックします。
  4. サイズを縮小し、[OK] 、[適用] の順にクリックすると、画面に結果が表示されます。

圧縮フォルダ

フォルダやファイルを圧縮して、ディスクスペースを節約することができます。

  1. ファイルもしくは、フォルダをポイントして、右クリックプロパティを開きます。
  2. 全般タブの詳細設定をクリックします。
  3. 圧縮属性または暗号化属性の、内容を圧縮してディスク領域を節約する にチェックを入れます。フォルダやファイルの属性がかわったので色がかわります。

【圧縮フォルダを暗号化する】圧縮フォルダ内の圧縮ファイルを人に見られないように圧縮フォルダにパスワードを設定することができます。

  1. 上記と同じように詳細設定をクリック
  2. 圧縮属性または暗号化属性の、内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する にチェックをいれます。
  3. 「パスワードダイアログ」に「パスワード」を2回入力し、「OK」ボタンをクリックします。

これで圧縮フォルダ内のファイルを開こうとすると、パスワード入力が必要になります。

アイコンをグループ化する

エクスプローラ等の表示で、「グループで表示」を選択すると、「名前」「サイズ」「種類」「更新日時」などの詳細情報を基準にファイルをグループ化できます。
名前別であれば、ファイルを名前別にグループ化すると、アルファベット、数字、五十音の昇順でグループ表示されます。XPになってからできた便利な新機能です。お試しください。特に、名前、アクセス日時、種類は特におすすめです。設定の方法は次のとおりです。

  1. フォルダもしくは、エクスプローラーを起動します。
  2. フォルダもしくは、エクスプローラーで「表示」メニユー→「アイコンの整列」→「グループで表示」を選択します。

これで、これ以降、名前、アクセス日時、種類を選べばその種類で見やすくソートされます。

インターネットの一時ファイルを自動的に削除する

光やADSLといったブロードバンド環境の場合は、わざわざキャッシュを読み込むよりダウンロードしたほうが早い場合もありキャッシュはハードディスク領域の無駄で、システムの不安定にもつながるだけという考えも可能です。
インターネットの一時ファイルを自動的に削除するように次の方法で設定することができます。

  1. [スタート] - [設定] - [コントロールパネル] - [インターネットオプション] を開く。
  2. [詳細設定] タブ - [ブラウザを閉じたとき[Temporary Internet Files] を空にする] にチェックを入れます。(セキュリティの項目にあります)

なお、キャッシュというのは、例えばインターネットを閲覧する場合、直接ネットを見に行くのではなくて、まず、自分のパソコンに残っているデータ、すなわちこのキャッシュを見に行くほうが早い場合があります。キャッシュというのはこのような用途で使われます。

システムの使用者名と会社名を変更する

Windowsを初めてインストールした時や、パソコンを買った後、初めて起動した時など、入力してしまった使用者名や会社名は、なかなか変更できませんが、レジストリエディターで、レジストリを編集すれば、変更することができてしまいます。

  1. スタート→ファイル名を指定して実行→regeditと入力します。
  2. 左側のフォルダから「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「Software」→「Microsoft」→「WindowsNT」→「CurrentVersion」と開きます。
  3. 右の「RegisteredOwner」をダブルクリックします。そして「値のデータ」に使用者名を入力。
  4. 今度は、同じく右の[RegisteredOrganization」をダブルクリック。「値のデータ」に会社名を入力します。
  5. 一応確認で、「スタート」メニュー→「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選択し、「システムのプロパティ」の「全般」タブで書き換えられていることを確認します。

スクリーンセーバーをショートカットから起動する

スクリーンセーバーは、コントロールパネル等の設定に従って自動起するわけですが、これを、必要な時に、すばやく起動する方法があります。方法は、次のとおりです。

  1. スタート→検索 「検索コンパニオン」で「*.scr」を検索します。
  2. ヒットして見つけたら、利用 したいファイルを右クリックして「送る」→「デスクトップ (ショートカットを作成)」を選択します。
    これで選んだスクリーンセーバーのファイルがデスクトップ上にショートカットができます。
  3. .SCRのファイルは、ダブルクリックするとどんな種類のスクリーンセーバーかわかります。

ショートカツトをダブルクリツクすると、瞬時にスクリーンセーバーが起動します。これで、自分の好きな時に、例えば、席を外すその瞬間にスクリーンセーバーを起動することができます。

複数のファイルの名前を変更

複数のファイルを一度の名前の変更で連番をつけることができるとても便利な方法です。デジタルカメラから写真を取り込むと、多くの場合、わかりづらい名前が付いています。
次の方法を使えば、複数の似たようなファイルの名前を一度で(一気に)変更できます。この方法は、他の種類のファイルの名前を変更するのにも使えます。複数のファイルの名前を変更する方法は次のとおりです。

  1. フォルダを開き、名前を変更したいファイルを選択します。指定したいファイルがファイル一覧で隣り合っていない場合には、CTRL キーを押したまま、選択するアイテムを順にクリックします。
  2. [ファイル] メニューで、[ファイル名の変更] をクリックします。
  3. 新しい名前を入力し、ENTER キーを押します。

複数のファイルは、すべて、入力した新しい名前を使って順にファイル名がつけられます。たとえば、Family と入力すると、最初のファイル名は Family となり、次のファイルからは順に、Family (1)、Family (2) になります。
連番の最初の番号を指定するには、新ファイル名の後にかっこを付けて開始番号を入力します。すると、一連のファイルにはここで入力した番号から始まる連番が付られます。
たとえば、MyChildren (10) と入力すると、次のファイルの名前は、MyChildren (11)、MyChildren (12) 等になります。

定型文をテキストファイルに保存してメール

お決まりの報告文や決まった形の連絡文など、メールでよく送信する定例・定型の文章を、テキストファイルに保存しておくと、メール送信の際、簡単にその文章を呼び出して、利用することができます。方法は次のとおりです。

  1. Outlook Explessを起動し、「メールの作成」を選択します。
  2. 本文の欄にカーソルを移動し、ツールバーの「挿入」から「ファイルからのテキスト」を選択します。
  3. ファイルの選択画面になりますので、利用したいファイルを選択します。
  4. 本文の欄に、選択したファイルに書いてあるテキスト文章が入力されます。

ファイルを開くプログラムを変更する

各ファイルに関係ずけられた、つまり、そのファイルを開くプログラムを次の方法で変更することができます。(ファイルを実行するプログラムを変更します。)

  1. スタートーアクセサリーエクスプローラを開きます。
  2. 「別のプログラムで開く」に変更したいファイルをポイントします。
  3. [ファイル] メニューの [プロパティ] をクリックします。
  4. [変更] をクリックします。
  5. ファイルを開くプログラムの名前をクリックします。表示されていないプログラムを選択する場合は、[その他] をクリックします。

ファイルを開くプログラムを変更すると、同じファイル拡張子を持つファイルを選択したとき、このプログラムが使用(適用)されます。
たとえば、.jpg ファイルを開くプログラムを変更した場合、すべての .jpg ファイルは変更後のプログラムで開きます。
したがって、元に戻すには、もう一度同じ操作が必要になります筆者は、そのような場合、つまり一時的な場合、先に使いたいアプリケーションを起動しておいて、そこから開くか、そのアプリケーションのアイコンにドロップするようにしてます。例えばテキストファイル(.TXT)を、ワードに関連付けてしまうと、以後テキストファイルも全部、ワードで開くようになってしまうと、たかがテキストファイルで開くのに時間がかかってしまうためです。同じことは、JPGファイルをフォトショップにした場合は、さらに時間がかかってしまうことになります。

「休止状態」を使う

WindowsXPは、お世辞にも最初にパソコンの電源を入れてから起動するまで素早いとは言い難いと思います。そこで、このような便利技がありますのでご紹介します。
パソコンの作業内容はそのまま(起動中のプログラムやデータはそのまま)に電源をオフにする「休止状態」は、通常の起動に比べて短い時間で復帰できる便利な機能です。
同じく、似たような言葉のスタンバイとは少し意味が違います。スタンバイは、Windowsを低電力状態にしておいて、すばやく起動できる状態にしておくのに対しえて、休止状態は、メモリ状態をHDD(ハードディスク)に書き込んで、電源を落としてしまいます。従って、「休止状態」は、まったく電力を使いません。休止状態を利用する方法は次のとおりです。

  1. 「コントロールパネル」の「電源オプション」で「休止状態」のタブを開き、「休止状態を有効にする」にチェックを入れると「休止状態」が利用できるようになります。
  2. 休止状態にしたいときに、「マイコンピュータ」→「終了オプション」を選択し、「Shift」キーを押しながら「スタンバイ」をクリックすれば、休止状態になります。

アプリケーションをグループ化して実行する

たくさんのアプリケーションを使う場合、タスクバーが賑やかになってわかりずらくなります。そこのこのような整理方法があります。
Windows XP で複数の(アプリケーション)プログラムを開いて作業する時など、グループ化することで、重ねて表示、並べて表示、最小化、または閉じるを、すべてのプログラムで同時に実行できます。方法は次のとおりです。

  1. CTRL キーを押しながら、タスク バーのアイテムをクリックします。
  2. アイテムが強調表示されたら、いずれかを右クリックします。
  3. ショートカット メニューに、[重ねて表示]、[上下に並べて表示]、[左右に並べて表示]、[グループの最小化]、[グループを閉じる]というグループ オプションが表示されます。
  4. タスク マネージャを使用して、グループごとにアプリケーションを終了させることもできます。 Ctrl+Alt+Delete キーを押し、Windows タスク マネージャを開きます。
    [アプリケーション] タブで、CTRL キーを押しながら、複数のアプリケーションを選択し、[タスクの終了] をクリックします。

SP2)OEの添付ファイル ブロック機能

Service Pack 2 (SP2) をインストールすると適用されるOutlook Express の添付ファイルブロック機能についてご説明します。
添付ファイルブロック機能とは受信した添付ファイルの種類によって、そのファイルが安全かどうかを判断し、それにより添付ファイルの取り扱いを決める機能です。デフォルテ(初期設定)の状態では、添付ファイルを以下の3タイプに分けています。

  1. 警告なしに開くことができるファイル→危険度: 低
    テキストファイルや静止画像関係などの .txt、.text、.log
    .bmp、.dib、.emf、.gif、.ico、.jfif、.jpg、.jpe、.jpeg、
    .png、.tif、.tiff、.wmfの拡張子を持つファイル
  2. ユーザーに確認をするファイル   →危険度: 中
  3. 開くことができないファイル    →危険度: 高

次の拡張子を持つファイルは危険度が高いとして認識され、これらのファイルが添付されたメールを受信して、添付ファイルを参照しても、ファイルを確認する事ができません。これらのファイルを添付する際には、圧縮するなどして、拡張子を変更した上で送信します。

   .ade、.adp、.app、.asp、.bas、.bat、.cer、.chm、.cmd、
   .com、.cpl、.crt、.csh、.exe、.fxp
   .hlp、.hta、.inf、.ins、.isp、.its、.js、.jse、.ksh、
   .lnk、.mad、.maf、.mag、.mam、.maq
   .mar、.mas、.mat、.mau、.mav、.maw、.mda、.mdb、.mde、
   .mdt、.mdw、.mdz、.msc、.msi、.msp
   .mst、.ops、.pcd、.pif、.prf、.prg、.pst、.reg、.scf、
   .scr、.sct、.shb、.shs、.tmp、.url
   .vb、.vbe、.vbs、.vsmacros、.vss、.vst、.vsw、.ws、
   .wsc、.wsf、.wsh
	

ファイルやフォルダを削除する

ファイルの削除について、もうご存知のことも含めて、ちょっとした便利技をご紹介します。

  1. マイ コンピュータまたは エクスプローラで、該当のファイルやフォルダを探します。
  2. [ファイル] メニューの [削除] をクリックします。
    削除したファイルを元に戻すには、ごみ箱の中を探します。削除したファイルは、ごみ箱を空にするまで、ごみ箱の中に残っています。戻すには、右クリックで、元に戻すで、文字通り元に戻ります。

ちょっとした便利技

  1. Shift キーを押しながらドラッグすると、ごみ箱に保存されずに、コンピュータから削除されます。
    ただし、この方法で消した場合、特殊なソフトで、復活させない限り、殆ど、元に戻すのは不可能になります。
  2. 連続したファイル・フォルダを選択する。
    コピーまたは移動するには最初のアイテムをクリックし、Shiftキーを押しながら、最後のアイテムをクリックします。
  3. 隣接していない複数のファイル・フォルダを選択する。Ctrl キーを押しながら各項目をクリックします。

小さいヒラガナなどを入力する

擬音などで使うひらがなの小さいものを入力する方法をご説明します。
例えば、「ぁ」「っ」「ゅ」などです。文章の中では、入力された方も多いと思いますが、その文字だけとなると、なかなか難しいと思います。方法は次のとおりです。

  1. 小さい文字は頭に「x」をつける。(「l」でもOKです)
      「ぁぃぅぇぉ」→ xa xi xu xe xo
      「っ」→ xtu
      「ゃゅょ」→ xya xyu xyo
    		
  2. 大きな文字と小さい文字の組み合わせ
      「ぢゃぢゅぢょ」→ dya dyu dyo
     「でゃでゅでょ」→ dha dhu dho
    		
  3. 「う」に濁点がつく文字。
      「ヴァヴィヴヴェヴォ」→ va vi vu ve vo
      「ヴャヴュヴョ」→ vya vyu vyo
    		
  4. HPのアドレスで時々でてくる「~」。チルダと読みますがキーボードによってはその記号がありません。
    英数字入力モードにして、 Shift + ^ と入れます。

ディスククリーンアツプ

WindowsXPを長く使い続けていると、使っている人の気づかないところでいろいろなファイルが自動的に作られています。
通常は、これらのファイルは自動的に削除されますが、一定の時間が経過しないと消えないものや、アプリケーションやシステムのエラーによって削除されずに残ってしまうものがあります。
こうしたファイルによってシステムが不安定になることがあるので、「ディスククリーンアップ」という機能で不要なファイルを削除しておきます。その「ディスククリーンアップ」の使い方は、次のとおりです。

  1. 「スタート」メニュー→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「ディスククリーンアップ」を選択。
  2. クリーンアップするハードディスクを選んで「OK」をクリックします。
  3. 削除するファイルの種類を選択して「OK」をクリックします。
  4. 確認の画面で「はい」をクリックします。

以上で、ディスククリーンアップが始まります。

ログオンパスワードを忘れて困らないようにする

Windows のログオンに必要なパスワードを忘れた時のために、パスワード リセット ディスクを作成することができます。
もしパスワードを忘れた場合など、このディスクを使えば、パスワードを再設定できます。

  1. コントロール パネルの [ユーザー アカウント] を開き、ログオン中のアカウントをクリックします。
  2. 左上の [関連した作業] メニューにある [パスワードを忘れないようにする] をクリック。
  3. パスワードディスクの作成ウィザードの [次へ] をクリック
  4. アカウントのパスワードを入力。

これでディスクの作成は終わりますが、大切に保管しておきます。なくしたら何にもなりません。
これで、もしパスワードを忘れたら、ようこそ画面で [パスワード リセット ディスクを使う] をクリック。パスワードのリセット ウィザードが起動するので、指示に従って新しいパスワードを設定します。

ショートカットキー

マウスより、キーボードでショートカットキーを使って操作したほうが操作が早くて、効率的なこともあります。WindowsXPの代表的なショートカットキーを紹介します。

◆ Ctrlキー関係
  • [Ctrl]+[A]→アクティブなウインドウ内のファイルやフォルダなどを全て選択します。
  • [Ctrl]+[C]→選択中のもの(ファイル、文章など)をコピーします。
  • [Ctrl]+[X]→選択中のもの(ファイル、文章など)を切り取る
  • [Ctrl]+[V]→選択中のもの(ファイル、文章など)を貼り付ける
  • [Ctrl]+[Alt]+[Delete]→タスクマネージャを起動する。
◆ Windowsキー関係
  • キーボードの左最下段 左から三つめのWindowsの旗のマークのキーです。
  • [Windows キー][スタート]→メニューを表示します。
  • [Windowsキー]+[F1]→「ヘルプとサポートセンター」を開く
  • [Windowsキー]+[F4]→アクティブなウィンドウやアプリケーションを閉じる。又は「コンピュータの電源を切る」画面を表示する
  • [Windowsキー]+[D]→開いている全てのウィンドウを最小化する。または、それを元に戻す[Windowsキー]+[E]ー「エクスプローラ」を起動する
  • [Windowsキー]+[F]→「検索画面」を開く
  • [Windows + Ctrl + F キー]→[コンピュータの検索]を表示します。
  • [Windowsキー]+[L]→ユーザー切り替え画面を開く(ログオフは行わない)
  • [Windowsキー]+[R]→「ファイル名を指定して実行」を表示する
  • [Backspace]→開いているフォルダの1つ上の階層に移動する
  • [Alt]+[Enter]→選択しているアイコンのプロパティを表示する
  • [Shift]+[Delete]→選択しているアイコンを完全に削除する(ごみ箱に移動しない)
  • [Windows + Break キー]→[システムのプロパティ]のダイアログボックスを表示します。
  • [Windows + シフト キー + M キー]→すべてのウィンドウの最小化を元に戻します。
  • [Windows + U キー]→[ユーティリティ マネージャ] を開きます。
◆ Altキー関係
  • Altキー→メニューバーの項目を選択
  • Alt+F4→アプリケーションの終了
  • Alt+TAB→ウインドウの移動
  • Alt+矢印キー→フォルダの移動

ごみ箱の記憶容量を変更する

ゴミ箱の記憶容量は、変更できます。つまり、ゴミ箱に入れておくことのできる大きさは変更できます。
なお、ごみ箱の記憶容量よりも大きなアイテムを削除した場合はごみ箱に保存されません。その場合は、恒久的に削除されてしまいますので注意が必要です。特にムービーファイル等、大きなファイルは注意が必要です。
そこで、このゴミ箱の容量の大きさを変更する方法を以下でご説明します。

  1. デスクトップの [ごみ箱] を右クリックして、[プロパティ]をクリックします。
  2. つまみを左右に移動し、削除した項目を格納するために確保するディスク領域を変更します。
  3. 違うドライブに異なるごみ箱の設定を使う場合は、[ドライブごとに設定する] をクリックし、目的のドライブのタブをクリックしてそのドライブのごみ箱の設定を変更します。

すべてのドライブで同じごみ箱の設定を使う場合は、[全ドライブで同じ設定を使う] をクリックします。通常は、[全ドライブで同じ設定を使う]になっていると思います。

アプリケーションを最大表示で起動する

アプリケーションは、前回終了したときのウィンドウのサイズを記憶(記録)しているので、次回、起動したときも前回と同じサイズで表示されてしまいます。
ノートパソコンなどで、画面が狭かったりして、常に最大表示で起動したい場合は、あらかじめ指定する必要があります。方法は次のとおりです。

  1. 最大化起動したいアプリケーションのショートカットをポイントします。(カーソルを合わせます)
    ([スタート] メニューの [すべてのプログラム] からアプリケーションを選んで行うこともできます)
  2. アイコンを右クリックして [プロパティ] を選択します。
  3. [ショートカット] タブの [実行時の大きさ] で [最大化] を選んで [OK] をクリックします。

これで、アプリケーションは常に最大表示で起動するようになります。デスクトップに貼ってあるショートカットアイコンでも同じように設定することができます。もちろん戻したい場合は、逆の操作を実施します。

オートコンプリート

「オートコンプリート」は、インターネットのWebページなどで一度入力した文字列をハードディスクに保存しておき、次回以降の入力作業で、自動的にポップアップしてあらわれ、入力を簡略化する機能のことです。
住所や名前を何度も入れる懸賞やしばしばログオンするサイトのIDやパスワードを自動的に入力できる便利な機能です。設定の方法は次のとおりです。

  1. インターネットエクスプローラ(IE)でツール→インターネットオプション→コンテンツを選びます。
  2. そこのオートコンプリートで設定をします。クリックすると、どんな場面で機能を利用するかなど、設定を変更できます。

ただし、オートコンプリートは便利な機能ですが、他人とパソコンを共用している環境などでは情報が漏れる恐れもあります。
気になる場合は、同じくオートコンプリートの設定に、パスワードのクリア というボタン等がありますので、それを押してパスワードなどを消しておきます。

コンピュータをロック

大事な情報を扱っているとき、少し席を離れる場合でも気になると思いますが、今回は、そんな場合に便利な技をお届けします。それは、コンピュータをロックするデスクトップ ショートカットを作成します。
デスクから離れるときは、常にコンピュータをロックしておくと安全です。方法は次のとおりです。

  1. CTRL+ALT+DEL キーを押し、タスクマネージャーを起動します。
  2. メニューのシャットダウン→[コンピュータのロック]をクリックすると、権限のないユーザーによるコンピュータの使用を防止することができます。

なお、Administrators グループのメンバーと本人しか、ロックを解除することはできません。
また、ロックを解除するには、CTRL+ALT+DEL キーを押し、パスワードを入力して、[OK] をクリックします。とっさに、席を外れる場合などに便利です。シャットダウンしてしまうと、再度席に戻ってきて、立ち上げるのに時間がかかってしまいますが、これなら短時間で済みます。

(SP2)アドオン管理

WindowsXPでService Pack 2 (SP2)をインストールしてから調子が悪い、という時などに試してみてください。
Service Pack 2 (SP2) がインストールされたInternet Explorerの新機能である、アドオンの管理についてご説明します。

アドオンとは、Internet Explorer に機能を追加するアプリケーションのことです。SP2 のアドオンの管理では、Internet Explorerにで、これらの追加機能を有効または無効にすることができます。アドオンの管理は、Internet Explorerに何かトラブルなどが発生した場合など、原因を探すのに役立ちます。
現在のInternet Explorer に組み込まれているアドオンを確認する方法は次のとおりです。

  1. [ツール] をクリックし、次に [アドオンの管理] をクリックします。
  2. [表示] から [現在 Internet Explorer で組み込まれているアドオン] を選択します。
  3. 現在使用中のアドオンが表示されます。

Internet Explorer で使用されたアドオンを確認する方法は次のとおりです。

  1. [ツール] をクリックし、次に [アドオンの管理] をクリックします。
  2. [表示] から [Internet Explorer で使用されたアドオン]を選択します。
  3. 現在インストールされているアドオンが表示されます。

インストール済みアドオンを無効にする方法は次のとおりです。

  1. [表示] から [現在 Internet Explorer で読み込まれているアドオン] または、[Internet Explorer で使用されたアドオン] を選択します。
  2. 一覧から無効に設定するアドオンを選択し、画面左下の [設定] から [無効] をクリックします。
  3. [アドオンの状態] が表示されたら、[OK] ボタンをクリックします。
  4. [アドオンの管理] を [OK] ボタンで閉じ、Internet Explorer の [閉じる] ボタンをクリックします。
  5. 再度、Internet Explorer を起動します。

マウスをシングルクリックまたはダブルクリックに設定する

特に、マック(Apple Machintosh)ユーザーがWindowsXPを操作される場合に便利かもしれません。方法は次のとおりです。

  1. コントロール パネルの[マウス] を開きます。
  2. [ボタン] タブの[ファイルおよびフォルダ] で、次のいずれかを選択します。
    [ポイントして選択し、シングルクリックで開く] では、ポイントすると項目が選択され、1 回クリックするとその項目を開くことができます。
    [シングルクリックで選択し、ダブルクリックで開く]では、シングルクリックすると項目が選択され、ダブルクリックするとその項目を開くことができます。

[ポイントして選択し、シングルクリックで開く]を選択すると通常はダブルクリックが必要な場合でも、1 回のクリックで済むようになります。
たとえば、アイコンを 1 回クリックするだけで、ソフトウェアプログラムを起動できます。自分に合うクリック方法が見つかるかもしれません。MACも併用されている方は、試されては如何でしょうか。

素早く休止状態にする

通常の電源を切る(シャットダウン)より、休止状態にした方が次回の起動時間がかなり短縮され、早くWindowsを起動することが可能になります。ともかくWindowsが早く起動してもらいたい方には便利な方法です。そこで、今回は、休止状態にする方法をご紹介します。

  1. キーボードの左下にある籏マークの「ウインドウズ」キーで、スタート画面になります。
  2. 「U」キーで、「コンピュータの電源を切る」ダイアログが表示されます。
  3. (ここが重要ですが)「Shift」キーを押しながら、「H」キーを押して、「休止状態」に入ります。

なお、キーボードから、「ウインドウズ」キー、「U」キー、「H」キーと、三つのキーを連続して押しても休止状態に入ることができます。作業中の状態でこの操作をすると、そのまま休止状態になり、起動時、休止前の画面で戻ることができます。
休止状態のパソコンを、元に戻すには、電源ボタンを軽く押すだけです。

スタートメニューでアプリケーションをすばやく選択する

スタート メニューには最近使ったアプリケーションが表示され、マウス操作で簡単に起動できますが、これと同じことをキーボードだけで簡単に実行する方法があります。
マウスに持ち替える必要がなく操作でき、ノート パソコンを利用していて、マウスを使いづらい時など大変便利です。方法は、次のとおりです。

  1. キーボードの Windows キーを押すとスタート メニューが表示されます。
  2. 起動したいアプリケーション名の最初の文字をキーボードから入力します。
    例えば、microsoft excel であれば、半角で [M] キーを押します。リストの中にその文字で始まるアプリケーションが 1 つだけのときは、そのままアプリケーションが起動します。
    しかし、microsoft word もある場合など、同じ文字で始まるアプリケーションが複数ある場合は、リストの一番上にあるアプリケーションが選択され、Enter キーを押すと起動できます。同じ文字で始まる他のアプリケーションを起動したい場合は、再度文字 (この例では [M] キー) を入力します。
  3. Enter キーを押すとアプリケーションが起動します。
  4. 半角英数字だけでなく日本語入力でアプリケーションを指定することもできます。最初の文字だけ入力し、Enter キーを押して確定します。
    例えば、「エンカルタ 総合大百科 」であれば、日本語入力を起動してカタカナの「エ」を入力します。
  5. Enter キーを押すと「エンカルタ 総合大百科 」が起動します。

よく使うフォルダをツールバー化する

画面の一番下にある横長のツールバーは、アプリケーションを起動している状態でも必ず見えますので、ここにショートカットがあれば便利です。
今回は、このツールバーに、よく使うフォルダのショートカットをつくって素早くアクセスできるようにする方法を紹介します。方法は、次のとおりです。

  1. タスクバーの何も表示されていない場所を右クリック、表示されるメニューの「ツールバー」をポイントし、「新規ツールバー」をクリックします。
  2. ツールバー化するフォルダを指定します。

これで、タスクバー上にフォルダが、ツールバー化されます。さらに、タスクバーの何も表示されていない領域を右クリック、「タスクバーを固定する」のチェックをはずし、フォルダ化されたツールバーをタスクバーからデスクトップにドラッグすると、浮動ツールバーにすることができます。

使用中のファイルやプログラムをキーボードで切り替える

WindowsXPでは、一つだけのアプリケーションを起動して使うというよりも、インターネットエクスプローラーとワードやエクセルを同時に起動して使うというほうが多いのではないでしょうか?
このような場合に簡単にアプリケーションを切り替えたり、使用中のファイルが2つ開いている場合で、その2つのファイルを、交互もしくは任意に選択して表示する方法があります。方法は、次のとおりです。

  1. 「Alt」キーを押しながら「Tab」キーを押します。
  2. 使用中のファイルを一覧表示する画面が表示されます。
  3. 「Alt」キーを押したまま、「Tab」キーを押します。

これで、選択したファイルが一つ右に移動します。そして選択した状態で「Alt」キーを離します。選択したアプリケーションがアクティブになったり、ファイルが入力可能なアクティブ状態、つまりデスクトップの一番前に表示されます。

古いプログラムをWindowsXPで使う

Windows9XやWindowsNT、Windows2000などの古いアプリケーションでも問題なく使えるものがほとんどですが、使えないものでもあきらめずに、「プログラム互換性ウイザード」を使えば動くようにすることができます。方法は次のとおりです。

  1. スタートメニュー→すべてのプログラム→アクセサリ→プログラム互換性ウイザードを起動します。
  2. 次へのボタンをクリックします。
  3. 一覧から選ぶか、CD-ROMからか、手動で指定するかを選択して、次へのボタンをクリックします。
  4. プログラムの互換モードを選択して次へのボタンを押します。
  5. ディスプレイの設定をして、次へのボタンをクリックします。
  6. テストするモードの設定が表示されます。これでよければ、次へのボタンを押す。
    プログラムが起動します。それでよければ、設定して、次へを押します。
  7. 完了のボタンを押します。

ファイアウォールを使う

ファイアウォールとは、インターネットなどに代表される組織外(社外)のネットワークからの、コンピュータ システムへの不正なアクセスを防ぐためのセキュリティシステムのひとつです。WindowsXPには、標準で装備されてます。設定の仕方は次のとおりです。

  1. 「スタート」メニュー→「接続」→「すべての接続の表示」を選びます。
  2. インターネット接続に利用している接続アイコンを右クリックして「プロパティ」を選択します。
  3. 「詳細設定」タブを開き、「インターネット接続ファイアウォール」欄の「インターネットからのこのコンピュータヘのアクセスを制限~」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

ただし、注意が必要なのは、セキュリティは、向上しますが、同じLANの中で共有接続している場合は、共有が使えなくなる可能性がありますので注意が必要です。

キーボードでデスクトップを制御する

キーボードを使用してデスクトップのアイコンにアクセスする方法を紹介します。
例えば、マウスが壊れてしまったり、ノートパソコンなどでマウスが、使いにくい状況の時などに便利です。方法は次のとおりです。

  1. Windows ロゴ キーを押して、[スタート] メニューを表示します。
  2. ESC を押します ([スタート] メニューの表示は消えますが、タスクバーはアクティブなままです)。
  3. SHIFT+TAB を一度だけ押します (タスクバーとデスクトップが切り替わります)。

これでデスクトップは、アクティブになりますが、実際にはユーザーからは見えません。下向きカーソルキーを押すと、デスクトップ アイコンがアクティブになります。使用するアイコンにカーソルが移動するまで、キーを押し続けます。
ENTER キーを押すと、アイコンが実行され、SHIFT+F10 を押すとそのアイコンのコンテキスト メニューが表示されます。
さらに、もう一度、SHIFT+TAB を押すと今度は、タスクバーのプログラム間で矢印キーを押して移動する事ができ、タスクバーのプログラムを選ぶことができます。このように、緊急時などマウスが動かない時などに使えます。

等角フォントとプロポーショナルフォント

MSゴシックとMSPゴシックの違いについて説明します。
MSというのは、マイクロソフトの略です。フォントは、どちらも文字どおり、ゴシック体です。
Pは、プロポーションの頭文字です。このようなP付きのフォントを、プロポーショナルフォントと呼びます。それに対して、何も付いてないフォントを、等角フォントと呼びます。
等角フォントとは、全角の丁度半分の幅が半角になります。さらに、すべての全角の幅が、同じになっています。ところが、プロポーショナルフォントは、文字1つずつの幅がそれぞれ違っています。

このようなことから、文字の位置がプローポーショナルフォントであることで、ずれてしまう場合があります。例えば、文字で絵を書いた場合に、ずれてしまって絵にならないケースがあるかと思います。逆に言えば、MSのみの等角フォントで表示すれば絵がしっかり見えるわけです。

■ 等幅フォントの例
	――┬――┬――┬――┬
	点数| A君| B君| C君|
	――┼――┼――┼――┼
	国語| 80| 70| 75|
	――┼――┼――┼――┼
	数学| 90| 95| 45|
	――┼――┼――┼――┼
	英語| 95| 75| 80|
	――┼――┼――┼――┼
	
■ プロポーショナルフォントの例
	――┬――┬――┬――┬
	点数| A君| B君| C君|
	――┼――┼――┼――┼
	国語| 80| 70| 75|
	――┼――┼――┼――┼
	数学| 90| 95| 45|
	――┼――┼――┼――┼
	英語| 95| 75| 80|
	――┼――┼――┼――┼
	

読みがわからない漢字を入力する

「MS-IMEツールバー」には、読み方がわからない漢字を入力する便利な方法が用意されています。「MS-IMEツールバー」の「IMEパッド」ボタンをクリックしてみると次のような様々な方法が用意されています。

「手書き」
「IMEパッド」のメニューの中から「手書き」を選択。 もしパッドを開いた時に、何か文字が表示されていれば、これを消去ボタンをクリックして、画面を消去します。入力したい文字をマウスを使って手書きすれば、当てはまると判断される文字が、右横の欄に表示されます。 そこに目的の文字が表示されたらその文字をクリックします。
「部首」「総画数」
「部首」「総画数」は、入力したい漢字の部首や画数を選択することで、候補が表示されます。 その中から目的の漢字を探して選択します。
「文字一覧」
名前の通り、登録されている文字の一覧表です。

なお、手書きはおすすめです。一昔前まではこの手の検索は、時間がかかったり、不正確なことが多かったのですが、最近のバージョンのウインドウズの手書き入力はヒット率も高くなったように思います。

HDDをメモリとして使わない

WindowsXPも、HDDをメモリ代わりにして稼動しています。ところが、HDDをメモリ代わりに使うと、本当のメモリに比べてアクセススピードが非常に劣るためパフォーマンスが落ちてしまいます。
そこで、HDDにメモリ領域を作成するページングファイルをオフにしてパフォーマンスを上げてみます。
ページングファイルとは、簡単に言えば一時的にメモリとして使用するハードディスクのことです。1Gバイトとかメモリが十分装着されているなら、この機能を使わないことでパフォーマンスがアップします。方法は次のとおりです。

  1. 「スタート」メニュー→「マイコンピュータ」を右クリック
  2. 「詳細設定」タブの「パフォーマンス」欄にある「設定」をクリックします。
  3. 「詳細設定」タブの「変更」をクリックします。「ページングファイルなし」を選択します。

1つ以上のドライブを使っているときは、すべてのドライブで「ページングファイルなし]に設定します。

ただし、この操作、256MB以下などのメモリの装着で、この設定にすると逆にパフォーマンスが低下する可能性があります。この操作は、できれば、パソコンに詳しい人にやってもらうようにして下さい。

(参考)ページングとは、仮想メモリシステムで、物理メモリに存在しないページに対するアクセスが発生した場合の物理メモリへのページの読み込み、または逆に、物理メモリに空きを作るために発生する物理メモリからスワップファイルへの書き出しのことを言います。

「タスクマネージャ」を起動する

WindowsXPのシステム状態を把握したいときは、「タスクマネージャー」を使います。
「タスクマネージャ」とは、起動しているアプリケーションや内部プロセスの実行状態、CPUやメモリ、ネットワークなどの使用状況を詳しく知ることのできるツールのことです。簡単に言えば、パソコンの負荷状況を確認できるツールのことです。

「タスクマネージャ」を起動するには、画面下のタスクバーを右クリックし、「タスクマネージャ]を選択します。
キーボードで「Ctrl+Alt+Del」でも起動させることができます。4つのタブがあり、各々で詳しく上記状況を知ることができます。
現在実行中のアプリケーションやCPUやメモリの稼動状況、ネットワークの使用状況がわかります。

「マイドキュメント」の保存先を変更する

マイドキュメント」は、多くのパソコンで、Cドライブに設定されてますが、そのCドライブのハードディスクの容量が足りなくなったときなど、別のハードディスクを保存場所として指定できます。変更の方法は、次のとおりです。

「マイドキュメント」フォルダを右クリックして「プロパティ」を選び、「移動」ボタンで別のフォルダを指定します。もちろん、「スタート]メニュー→「マイドキュメント」を右クリック→「プロパテイ」を選択。「移動」をクリックして別のドライブにあるフォルダ(新規作成も可)を指定してもOKです。

多くのメーカー製パソコンの場合、データドライブ例えばDドライブがありますので、起動ドライブのCドライブが、アプリケーションソフトなどをたくさん入れたために手狭になっている場合などに使えばいいと思います。

日付と時刻を自動的に修正する

正しい時刻をインターネット上から取得してパソコンの内蔵時計を自動修正することができます。パソコン自体の時刻が正しくないと、ファイル作成の日付やメールの送信日時がおかしくなってしまいます。
コントロールパネルから「日付と時刻」アイコンをダブルクリックして、「日付と時刻のプロパティ」の「日付と時刻」タブから正しい時刻を設定することももちろんできますが、これをインターネット上で自動的に行うように設定することができます。

「日付と時刻のプロパティ」の「インターネット時刻」タブの「自動的にインターネット時刻サーバーと同期する」にチェックを入れると、通常、1週間に1度の割合で、インターネット上の時刻サーバーを自動的に参照し、時刻を調整してくれます。「今すぐ更新」をクリックすると、そのときの時刻に設定することができます。
ただし、インターネットに接続できる環境、できれば常時接続できる環境にあることが前提条件になります。

録音してオリジナルサウンドを作る

音声を録音してオリジナルのサウンドファイルを作成することができます。
Windows XPに付属している「サウンド レコーダー」で、音声や音楽を録音することができます。

録音できるのは1分までで、ファイル形式は WAVE 形式です。作成したファイルは、Windows XP の起動音やメールの着信音などに使うことができます。録音にはマイクが必要になりますので、事前にパソコンのマニュアルなどを参考にしてセットアップしておきます。操作手順は次のとおりです。

  1. [スタート] メニューから [すべてのプログラム] - [アクセサリ] - [エンターテイメント] - [サウンドレコーダー]をクリックして、サウンドレコーダーを起動します。
  2. 録音 (赤い●) ボタンをクリックすると録音が始まります。マイクに向かって音を出します。録音時間は60秒です。
  3. 録音が終了したら、[ファイル] メニューから [名前をつけて保存] をクリックします。
  4. ファイル名を付けて保存します。

これで、オリジナルのサウンドが出来上がりです。

ユーザー辞書の破損とその再構築

IMEのユーザー辞書に登録した文字がうまく表示されない場合に使う便利技をご紹介します。ユーザー辞書を使ってうまく変換ができないなどのユーザー辞書を破損をしてしまった場合その復旧方法をご説明します。方法は次のとおりです。

  1. IMEツールバーの [プロパティ] ボタンをクリックします。
  2. 「辞書/学習」タブをクリックし「修復(F)」をクリック
  3. ユーザー辞書の修復メッセージがでてくるので「はい(Y)」を選択します。
  4. 実行の確認メッセージがでてくるので「はい(Y)」を選択
  5. 「OK」をクリックします。

必ずしも万能では、ありませんが、IMEでトラブルがあった時にお試し下さい。

画像を指定したフォルダに自動的に保存する

WindowsXPを使っている場合、デジタルカメラを接続したときに画像が自動的に指定したフォルダに保存されるよう設定することができます。
Windows XP では picture transfer protocol(PTP : 画像転送プロトコル)がサポートされています。PTP をサポートしているプラグ アンド プレイのカメラ、または Windowsイメージ取得(WIA)ドライバを備えたカメラを使うときは、以下の指示に従って画像フォルダを選択するだけです。

  1. [マイ コンピュータ] を開き、カメラのアイコンを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。
  2. [プロパティ] ダイアログボックスで、[イベント] タブをクリックします。
  3. [すべての画像を以下のフォルダに保存する] をクリックし、一覧からフォルダを指定するか、または [参照] ボタンをクリックします。

これは、リムーバブル メディアとして検出されたカメラには適用されません。カメラは、シェルの AutoPlay 機能を使用しますが、この技術は PTPカメラおよびWIAドライバを使用するカメラで最適に機能します。
また、[コンピュータに保存した画像をカメラから削除する] コマンドは、削除を許可していないカメラでは無効になります。

エクスプローラーをすぐに開く

ファイルをコピーや移動させたりファイルを操作する場合、なんといってもエクスプローラーが一番便利です。
でも、いざエクスプローラーを起動しても、どこのあるかわからないってことはありませんか?そんな時に便利な方法を2つご紹介します。

  1. スタートボタンから起動する。
    スタートボタンを右クリックして、ショートカットメニューからエクスプローラーを選択します。
  2. マイコンピュータから起動する。
    デスクトップにあるマイコンピュータのアイコンを右クリックして、ショートカットメニューからエクスプローラーを選択します。

常駐プログラムを減らす

WindowsXPの起動と同時に起動し、常にメモリ内で常駐しているのが「常駐プログラム」です。
ほとんどの常駐プログラムはタスクトレイにアイコン表示されています。常駐プログラムはメモリを消費しますし、他のプログラムと干渉し合うことがあります。
そこで不要なものを起動しないように設定しておくと、一般的にシステムは安定します。ただし、ウイルスチェックソフトなど、必要なものは残しておいたほうがいいかもしれません。方法は次のとおりです。

  1. 「スタート」メニュー→「すべてのプログラム」→「スタートアップ」を開きます。
  2. 不要なものを右クリックメニューの「削除」で削除します。

必要なプログラムかどうかは、取り扱い説明書をご覧ください。不用意に消すと起動できないアプリケーションが出てくる可能性がありますので注意が必要です。

スクロール バーを大きくする

[スクロール バー] を使うとき、幅が狭くて操作しにくい場合、[スクロール バー] の幅を太くしたり変更することができます。

  1. デスクトップのアイコンのない場所で右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
  2. [画面のプロパティ]→[デザイン] タブを選択 [詳細設定] をクリックします。
  3. [デザインの詳細] が開いたら [指定する部分] ドロップダウン リスト ボックスから [スクロールバー] を選択。
  4. [スクロール バー] を選択したら [サイズ] で数値をあげ、[OK] をクリック。
  5. [画面のプロパティ] ダイアログボックスに戻ったら [OK]をクリックします。

ユーザー辞書をバックアップする

日本語IMEのユーザー辞書は、バックアップを取ることができます。方法は次のとおりです。

  1. [単語/用例の登録]ボタンをクリック
  2. [単語/用例の登録] 画面の [辞書ツール] タブをクリック
  3. [辞書ツール(T)] ボタンをクリック
  4. [辞書ツール] 画面の [ツール(T)] → [一覧の出力(L)]をクリック
  5. 保存先を指定して [ファイル名(N)] をつけて [保存(S)]をクリック
  6. [終了] をクリック

復元する場合は [ツール(T)」→[テキストファイルからの登録(T)]の手順となります。
なお、これは、バックアップというタイトルがついていますが、例えば自宅と会社で同じユーザー辞書が使いたい場合に応用できます。もちろん、複数台あれば、各々同じようにできます。

ウィンドウを閉じるいろいろな方法

ウィンドウを閉じるとき、通常は右上の [閉じる] ボタンをクリックしますが、Windows XP にはその他にもウィンドウを閉じるための方法がいくつかあります。
ここで紹介する方法を使えば、その都度右上にカーソルを移動しなくてもウィンドウを閉じることができます。

  1. ウィンドウ左上のフォルダのアイコンをダブルクリック。
    フォルダのアイコンをクリックして表示されるメニューで[閉じる] を選択して閉じることもできます。
  2. タイトル バーを右クリックして表示されるメニューから[閉じる] を選択して閉じることができます。
  3. キーボード ショートカットで閉じることもできます。
    Alt キー + F4 キー
  4. キーボード ショートカットで閉じる方法がもう一つあります。
    Alt キーとスペース キーを押してメニューが表示されたら[C]キーを押す。

インターネットに接続できない

WindowsXPには、LAN経由のインターネット接続でトラブルが発生した場合に、自動修復する機能が搭載されています。インターネット接続を修復する方法は次のとおりです。

  1. スタート→設定→ネットワーク接続→ローカルエリア接続を選択
  2. 「ローカルエリア接続」を右クリックして「修復」を選択します。

決して万能とは言えませんが、非常に簡単な方法ですので、障害時にとりあえずお試しになられたら如何でしょうか。

インターネットに接続できないパート2

インターネットに接続できないトラブルは、WindowsXPの設定だけとは必ずしも限りません。
接続のためのハードウエアやそのハードウエアのドライバーに問題がある場合もたくさんあります。今回は、ハードウエアのLANカードを確認してみます。方法は次のとおりです。

  1. スタートメニュー→「マイコンコンピュータ」を右クリック →「プロパティ」を選択。
  2. 「ハードウェア」夕ブを開いて「デバイスマネージャ」をクリック
  3. 「ネットワークアダプタ」をクリックじて、LANカードに「!」や「×」が表示されている場合は、カードを取り付け直してドライバを再インストールしてみましょう。
    「!」や「×」が表示されている場合は、それが原因の可能性が非常に高くなります。

エラーでメールを送受信できない

メールの送受信をしても、エラーが出て操作できないことがあります。エラーの原因はメールサーバーがダウンしている場合や、宛先の間違い、Outlook Expressなどのメーラーの設定ミスなどいろいろあります。
エラーの主な原因は、エラーの出たウィンドウで「詳細」ボタンをクリックすれば確認することができます。

ただし、夜の9時ごろから10時ごろなどインターネットが混雑する時間帯はメールサーバーがビジーになることがある多く、時間をあけて送受信すれば直ることも多々あります。プロバイダーによっては、これらの障害情報をホームページで、掲示しているところもあります。

<主なエラーメツセージとその対策>

  1. 「ホスト~が見つかりません。」
    メールサーバーの名前を間違ってないか確認します。OutLookなどのメーラーの設定をもう一度確認します。
  2. 「受信者の一人がサーバーによって拒否されたため、メッセージを送信できませんでした。」
    宛先のメールアドレスを確認します。
  3. 「メールサーバーにログオンできませんでした。パスワードが拒否されました。」
    アカウント名とパスワードを確認します。OutLookなどのメーラーの設定をもう一度確認します。
  4. 「セキュリティで保護されたパスワード認証でサーバーにログオンできませんでした。」
    OutLookなどのメーラーのアカウント名の設定画面で「セキュリティで保護されたパスワード認証でログオンする」のチェックを外します。

MS-IMEのユーザー登録辞書を別のパソコンにコピーする

MS-IMEのユーザー登録辞書を会社から自宅など、別のパソコンにコピーすることができます。方法は次のとおりです。

  1. IMEのツールバーにある[単語/用例登録]をクリックして開きます。
  2. [辞書ツール]ボタンを押します。
  3. 辞書ツール画面で、メニューバーの[ツール]から「一覧の出力」をクリックします。
  4. 出てきた画面で、保存先を[3.5インチFD]を指定して辞書ツールに登録されている文字を保存します。
  5. 移動したいパソコンにフロッピーを入れて、辞書ツールを同じように起動して[ツール] から今回は「テキストファイルからの登録」を選んで、FDから辞書ツールへと登録文字をインポートします。

これで、別のパソコンでもユーザー登録辞書を利用することができます。コピーというより、いざの時のためにバックアップとしても保存してもよいと思います。

フォルダ内で目的のファイルやフォルダをすばやく選択する

開いたフォルダの中から目的のファイルやフォルダを探すとき、次の方法でとても簡単に見つけることができます。ノートパソコンでマウスを使用していないときなど、キーボードだけで操作しているとき、この方法は重宝します。
フォルダの表示形式は、アイコン表示や一覧表示など、どのような形式でも同じように利用できます。

  1. フォルダを開いた状態で目的のファイル名の先頭の文字をキーボードから入力します。
    document.doc であれば、「d」と入れるだけですばやく選択されます。同じ文字で始まるファイル名が複数ある場合は、ファイル名が特定できるまで入力します。
  2. 目的のファイルやフォルダが選択できたら Enter キーを押すとそのファイル開くことができます。ただし、アプリケーションの関連付けができてないとダメです。
  3. 半角英数字だけでなく、日本語でも同じように操作できます。営業管理.doc であれば、日本語入力モードにして「営」と入力します。選択できたら Enter キーを押して開くことができます。

メールが文字化けする

Outlook EXpressで、メールを受信して開いた場合に文字化けしてわけの分からない文字になっている場合があります。
この場合は、文字を表示するエンコーディングが違っている可能性が高くなります。次の方法で設定しなおせば、正常に読めると思われます。

  1. Outlook EXpressの「ツール」メニュー→「オプション」→「送信」を選択。
  2. 「エンコードの設定」をクリックします。
  3. 「既定のエンコード」を変える。日本語を利用する場合は「日本語(JIS)」か「Unicode(UTF8)」に設定する。
    もし、そうなっている場合でも、一旦、その他の設定にして上記に設定し直してみます。「設定し直してみます」というので実は直るケースもあります。

メールが送受信できないPART2

よくあるメールが送受信できない場合の解決法をお届けします。
例えば、会社のLANでセキュリティのためにファイヤーウオールを設けるなどセキュリティ設定をしている場合などは、メールサーバーのポート番号を確認します。方法は次のとおりです。

  1. Outlook Expressの「ツール」メニュー→「アカウント」→「メール」を選び、確認するア力ウント名をダブルクリック。
  2. 「詳細設定」タブでポート番号を確認して「OK」をクリックする。管理者からポート番号を変えるように言われた場合はそれに従う。(変更する)

ポート番号を、管理者に確認して下さい。通常のメール送受信とは違う番号にしてる場合があります。

ステータス バーを表示する

エクスプローラはファイル操作するソフトなので、いろいろ情報表示が多いほうがいいと思います。エクスプローラに、[ステータス バー] を追加することができます。
[ステータス バー] では、ウィンドウ内のファイルやフォルダの数や、ドキュメントの種類、更新日時、サイズなどが表示されます。ファイル管理がしやすくなります。方法は次のとおりです。

  1. [表示] メニューから [ステータス バー]をクリックします。
  2. これで ウインドウの一番下のほうに[ステータス バー] が表示されます。
  3. ファイルを選択するとドキュメントの種類、更新日時、サイズなどが表示されます。

郵便番号による住所の入力方法

たとえば、郵便番号さえわかっていれば、住所入力を簡単にすることができます。
入力した郵便番号を住所に変換する方法があるからです。郵便番号を住所に変換する方法は次のとおりです。

  1. 「MS-IMEツールバー」のプロパティをクリックして「辞書学習」タブを選択します。
  2. システム辞書の「郵便番号辞書」にチェックを入れます。

「直接入力」は使用せずに郵便番号を入力します。入力したら変換キーを押します。すると郵便番号に該当する住 所に変換されます。
これを使うと、住所録では、とても役立ちます。ただし、例えば大阪府大阪市とでてしまうので、大阪府が必要でないケースが多く、その際にはエディターで、大阪府を一斉に削除してしまうと便利です。

InternetExplorerのアドレスバーから情報を検索

WindowsXPのInternetExplorer6にあるAutoSearch機能を使用すると、インターネットWEB上の情報をすばやく、しかも簡単に検索することができます。

  1. 通常、http://www.xxxx.com と入れるところのアドレスバーで、“go” または “find” または “?” の後にキーワードまたは任意の語句を続けて入力します。
  2. 後は、ENTER キーを押すだけです。

これで、検索結果がすぐに表示されます。IE6を起動したままで、すぐにできますので、YahooやGoogleよりも早く検索ができると思います。

アプリケーションなしでファイルを新規作成する

アプリケーションを起動していれば、ファイルメニューから新規作成ファイルをつくりますが、ここでは、わざわざアプリケーションを起動せずにフォルダの中やデスクトップに新規ファイルをつくる方法を紹介します。

(フォルダの場合)

  1. 任意のフォルダを開いておきます。
  2. ファイルメニューから新規作成を選択すると、つくれるファイルの種類が一覧表示されますので、つくりたいファイルのものを選択します。
  3. 新規ドキュメントが作成されますので、ファイル名を任意に変更します。

(デスクトップの場合)

  1. デスクトップで右クリックして、新規作成のショートカットメニューから任意のファイルを作成します。
  2. 上記と同じように新規ファイルが作成されますので、ファイル名を任意に変更します。

ごみ箱を経由せずにファイルを削除する

ファイルを削除すると通常は「ごみ箱」にいったん移動され、ごみ箱を右クリックして「ごみ箱を空にする」で完全に削除されます。ところが、次の方法でごみ箱を経由せずに完全に削除することができます。
「ごみ箱」を右クリック「ごみ箱にファイルを移勤しないで、削除と同時にファイルを消す」にチェックを入れる。
ただし、この設定をしている場合は、すべてすぐに完全に消えてしまいます。大切なファイルを削除してしまわないよう注意しましょう。

ちなみに上記の設定をせずにShiftキーを押しながらDeleteキーを押してもゴミ箱を経由せず完全に消すことができます。これなら、必要な時に、必要なファイルだけゴミ箱を経由せずに完全に消去できます。
なお、ここで、言っております完全とは、ゴミ箱に残さずに消すという意味合いで記載しており、DISKから完全に消去するとは、少し意味合いが違ってきますのでご注意ください。

「ワークグループ名」を設定してLANに接続する

自分のパソコンをLANに接続するには、コンピュータ名とワークグループ名を設定します。それで、自分のコンピュータを識別することができて、同じワークグループ内のコンピュータに接続することができます。
逆に、LAN内のコンピュータと同じワークグループ名を設定しないと、LANに参加できないことになります。

  1. スタートボタンをクリック、スタートメニューの「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックすると、「システムのプロパティ」画面が表示される。
  2. 「コンピュータ名」タブを表示させ、「変更」をクリック、「コンピュータ名」の欄に自分のコンピュータに付けた名前を入力します。
    既にそのネットワーク上で使われているコンピュータ名は指定できません。
  3. 「ワークグループ」の欄にワークグループ名を入力する。ワークグループ名は、ネットワーク上のすべてのコンピュータで同一でなければなりません。
  4. 「OK」をクリックすると設定完了です。

フロッピー ディスクを短時間でフォーマットする

フォーマットしていないフロッピー ディスクを最初に使う時に、[マイコンピュータ] のフロッピーディスクドライブのアイコンを右クリックしてプロパティ画面からフォーマットするのが一般的ですが、未フォーマットのフロッピーディスクの場合、この方法だと時間がかかってしまいます。
ところがコマンドプロンプトを利用すれば、同じ作業が短時間で行えます。方法は次のとおりです。

  1. [スタート] メニューから [すべてのプログラム] - [アクセサリ] - [コマンド プロンプト] をクリックします。
  2. コマンド プロンプト画面が開き、カーソルが点滅しています。そのまま、キーボードから「format a:」と入力して、Enter キーを押します。
    (フロッピーがAドライブでない場合は、入力名を変えて入れます。例えばCドライブなら c: )
  3. 「新しいディスクをドライブ A: に挿入してください」と表示されます。フロッピーディスクをドライブに入れて、Enter キーを押してください。「新しいディスク」とありますが、使用済フロッピーディスクでも問題ありません。
    この場合、前の画面で「format a: /q」と入力すると、もっと高速なフォーマットができます。
  4. ボリューム ラベルを半角 11 文字以内で入力し、フロッピーディスクに名前をつけることができます。入力する必要がなければ、そのまま Enter キーを押してください。
  5. フォーマットが終了したら、フロッピー ディスクをドライブから取り出します。「別のディスクをフォーマットしますか?」と表示されるので、終了するなら「N」キーを押します。他にもフォーマットするなら「Y」キーを押します。

「顔文字」を入力する

「顔文字」とは、メールでよく使われる (*_*) (^o^)丿 (^○^) などのマークです。これの使い方をご説明します。

  1. 「MS-IMEツールバー」のプロパティをクリック。
  2. ダイアログの「辞書学習」タブを選択して、「システム辞書」の中の「話し言葉(顔文字)辞書」にチェックを入れて、「適用」ボタン、「OK」ボタンをクリックします。

「かお」と入力して、そのまま変換キーを押します。これで「顔文字」の一覧があらわれます。
もっと楽しい顔文字を作ろうと思えば、ユーザー辞書に登録する方法もあります。それだと、他のマシンにエクスポートするのもユーザー辞書だけで、ひとつのファイルで済みます。

Cookieを設定し直す

インターネットのショッピングサイトや掲示板などで利用されるCookie(クッキー)は、一度入力した内容を自動的に入力してくれるとても便利な機能ですが、Cookieに保存された個人情報を盗み出す悪質なサイトもあります。
これを防ぐためにも、インターネットエクスプローラーのプライバシー設定をチェックしておくことを推薦します。

  1. 「スタート」メニュー→「インターネット」を右クリックして「インターネットのプロパティ」を選択。
  2. 「プライバシー」タブを開いて「設定」欄のスライドバーでプライバシー設定を行ないます。プライバシー設定は6段階から選択可能です。スライドバーの右側にはプライバシー設定の説明が表示されるので、それを参考に設定します。

なお、「編集」ボタンをクリックすると、Cookieを許可するWebサイトを手動で設定できます。

右クリックメニューに暗号化を追加

他人に見られたくないファイルを暗号化しておけば、ファイルの中身を勝手に見られる心配がありません。
右クリックのコンテキストメニューに「 暗号化 」メニューを登録します。

  1. スタート→ファイル名を指定して実行→regeditと入力してレジストリエディタを起動します。
  2. 右側のフォルダから「 HKEY_LOCAL_MACHINE → Software → Microsoft → Windows → CurrentVersion → Explorer → Advanced 」とたどって キーを開きます。
  3. 「編集」→「新規」→「DWORD値」を選択し、名前を半角で「EncryptionContextMenu」にします。
  4. 「EncryptionContextMenu」アイコンをダブルクリックで開いて、「値のデータ」欄に「1」と入力します。
  5. 「OK」ボタンをクリックし、「レジストリエディタ」を終了します。
  6. Windows XPを再起動します。

再起動後に、ファイルやフォルダの右クリックメニューに「暗号化」というメニューが追加されます。

Windowsの終了のショートカットをつくる

終了の度に、毎回、スタートを押して・・・・をしなくても、ダブルクリックだけ一発で終了させる方法がありますのでご紹介します。

  1. デスクトップの何もない場所にマウスのカーソルを持っていきます。
  2. マウスの右ボタンをクリックします。
  3. メニューが現れますので、新規作成→ショートカットの作成を選択します。
  4. 白い入力ボックスに必ず半角で、「shutdown -s -t 01」とコマンドラインを入力します。
    「 -t 01 」となっている01はシャットダウンまでの時間です。02にすると約2秒後にシャットダウンされます。
  5. ショートカットの名前は、好みで「終了」でも入れてください。
  6. 「完了」を押せば、デスクトップに「終了」のショートカットができています。
  7. アイコンの図柄を変えたいのであれば、その「終了」のアイコンをポイントして右クリック、「プロパティ」→「アイコンの変更」で図柄を変更します。

これで、終了時このショートカットをクリックしてみてください。そのクリックだけでパソコンがシャットダウンします。

IEをビューアとして使う

IE(Internet Explorer)を画像やテキストのビューアとして使うことができます。
画像やテキストファイルの中身をすばやく見たいときは、IEを使うのが便利です。Internet Explorer に、JPEG や BMP、GIF形式などの画像ファイルやテキストファイルのアイコンをドラッグ&ドロップするだけで、表示できます。
さらに、Office 2003以降ををインストールしているなら、Wordや Excel などのファイルも表示することができます。

  1. 画像ファイルを表示する
    画像ファイルを Internet Explorer にドラッグ&ドロップすると、画像が表示できます。アドレス欄には、フォルダ名とファイル名が表示されます。
  2. テキスト ファイルを表示する
    テキスト ファイルをドラッグ&ドロップすると文章が読めます。ただし、閲覧のみ可能で、修正上書きはできません。
  3. Excel のワークシートを表示する
    同じようにファイルをドラッグ&ドロップすると閲覧できます。修正をすることもできます。もちろん、数値を変更すれば、合計金額も自動的に再計算されます。
    ワークシートに修正を加えた後に、Internet Explorer を閉じようとすると、保存を促すウィンドウが開きます。変更を保存するなら [はい] をクリックしましょう。元のファイルが上書き保存されます。

電源ボタンを押したときの動作を設定する

WindowsXPでは、電源ボタンを押したときに、どのような動作を行なうか設定することができます。方法は次のとおりです。

「コントロールパネル」の「電源オプション」で「詳細設定」タブを開き、「コンピュータの電源ボタンを押したとき」という項目に、「スタンバイ」や「シャットダウン」といった動作を指定することができます。
ノートパソコンでは「ポータブルコンピュータを閉じたとき」など、ノ一トパソコンのみの設定もできます。自分の習慣に合ったようにカスタマイズすれば便利かもしれません。

メールアドレスを自動的に入力する

オートコンプリートを利用して、自動的にメールアドレスを入力することができます。

  1. IE(インターネットエクスプローラー)を起動する。
  2. メニューから「ツール」→「インターネットオプションを選択します。
  3. 「コンテンツ」タブを開き「オートコンプリート」をチェック。
  4. 「オートコンプリートの使用目的」から希望する項目を有効にする。

参考まで、もう一つの方法としてIMEの単語登録を利用する方法もあります。

  1. IMEツールバーの「単語/用例登録」
  2. 例として「読み」に「ま」と入力する。
  3. 「語句」に登録したいメールアドレスを入力する。

例えば、info@microsoft.co.jp
これで、「ま」と入力すれば、上記のアドレスをいれることができます。ただし、この方法の場合IMEをオンにしている必要があります。

MS-IMEをATOKの設定にする

ATOKとは、エイトックと読みますが、ジャストシステムの一太郎の日本語変換プログラムのことです。
Windows以前のMS-DOSの時代には、一太郎が最も使われていたワープロだったということもあって、操作になれている方も多く、現在でも官公庁を中心に多く使用されているため、ATOKの設定にすることができるようになってます。設定の方法は次のとおりです。

  1. IMEツールバーのツールボタンをクリックし、ショートカットメニューからプロパティを選択します。
  2. 全般タブで、キー設定ボックスの右端にある一覧からATOKを設定します。
  3. OKまたは適用をクリックします。

履歴の保存日数変更と消去を設定する

履歴は、インターネットエクスプローラを使ってインターネットで、過去に訪れたページを保存しておく機能です。メーカー製パソコンを新規に買ったり、新規にXPをインストールした場合は、はじめから履歴が記録されるように設定されています。
従って、インターネットエクスプローラの履歴ボタンを押せば、一覧が表示されます。この履歴を保存しておく日数の設定や履歴の消去は、インターネットオプションの「全般」タブ→「履歴」欄で行います。

「ページを履歴に保存する日数」で履歴の保存日数を変更、「履歴のクリア」で履歴をすべて消去することができます。
アクセスしたページの形跡を消したいときは、ここで履歴を消去しておきます。なお、同じページで、一時ファイルの設定もすることができます。

ヘッドフォンとスピーカーの音声出力を切り替える

最近は、IP電話などヘッドフォンを使う機会も増えて、音声出力を2つ以上つなぐケースも多いと思います。
もちろんスピーカーやヘッドフォンは音声出力端子に接続しますが、USB 接続の製品であれば、複数の機器を接続できます。
しかし、ヘッドフォンとスピーカーを同時に接続すると、音声はどちらか一方のみ出力されます。両方とも接続したままで音声の出力先を切り替える場合、オーディオ デバイスの設定を変更します。

  1. タスクトレイの [音量] アイコンを右クリックし、[オーディオ プロパティの調整] をクリックします。
  2. [サウンドとオーディオ デバイスのプロパティ] が開くので[オーディオ]タブ-[音の再生]-[既定のデバイス]のプルダウンメニューから、音声を再生したいデバイスを選択します。
  3. これで、既定のデバイスが変更されました。[OK] または [適用] をクリックすると、音声の出力先が切り変わります。

起動時にメッセージ ボードを表示する

パソコンの起動時にメッセージ ボードを表示することができます。(例のスクリーンセーバーのメッセージボードではありません)
ログオン時に、任意のメッセージが出るウィンドウを表示することができます。家族や同僚などパソコンを利用する人へのメモを表示するときに便利です。Windows XP Professional のみの機能です。

  1. [スタート] メニューからコントロール パネルを開き、[パフォーマンスとメンテナンス] - [管理ツール] - [ローカル セキュリティ ポリシー] をダブルクリックします。
  2. ローカル セキュリティ設定の画面が開きます。[ローカル ポリシー] - [セキュリティ オプション] をクリックし、右側から [対話型ログオン:ログオン時のユーザーへのメッセージのタイトル] をダブルクリックします。
  3. メッセージ画面のタイトルを入力して [OK] をクリックします。
  4. ローカル セキュリティ設定の画面で [対話型ログオン:ログオン時のユーザーへのメッセージのテキスト] をダブルクリックすると、メッセージ画面に表示する文面を入力できます。
    表示させたいメッセージの入力が終わったら、[OK] をクリックします。
  5. メッセージを表示するウィンドウは、次回ログオンする前に表示されます。伝言板として使ったり、他人が使う場合のパソコンの注意書き、自分のメモなどとして活用できます。

スペルがわからない英単語をカタカナの入力で表示

WindowsXPの日本語変換辞書には、英単語のカタカナ読みから、該当する英単語に変換する辞書が付いています。スペルを知らなくてもカタカナの読みだけで英語に変換できます。

  1. 言語バーの「ツール」ボタンをクリック
  2. 表示されるメニューの「プロパティ」をクリックすると「Microsoft IMEスタンダードのプロパティ」画面が開きます。
  3. 「辞書/学習」タブを表示させ、「Microsoft IME カタカナ語英語辞書」のところをクリックしてチェックが入った状態にします。

スペルがわからない英単語を入力する時に、カタカナで英単語の読みを入力、変換をします。それで、英語が表示されます。たとえば、「ブック」と入力すれば、「book」となります。

メールの文字化けを直す

メールを開いてみると、なんだか訳の分からない日本語でも、英語でもない文字が並んでいて、まったく読むことができない時があります。
このように、メールが、なぜか文字化けして読めない場合などに設定を変更して読めるようにする方法がありますのでご紹介します。

メールでは、7ビットのASCII(いわゆる半角英数)やその日本語表示版JISを使えば文字化けは起こりませんが、起った場合は次の方法を試してみてください。OutlookExpressの場合です。

  1. エンコードで「日本語(自動選択)」にする。
    それでも改善されない場合は、次の2を試します。
  2. 「日本語(EUC)」か「Unicode(UTF-8)」にする。

なお、丸囲み数字、単位記号、ローマ数字、半角年号、1文字サイズの特殊記号、外文字などの機種依存文字、半角カタカナ、携帯電話の絵文字・顔文字などはインターネット上では使えません。特に半角のカタカナは要注意です。

管理共有機能を使わない

WindowsXP Professionalには「管理共有」という機能があります。管理者権限を持つユーザーならパスワードさえ入力すれば、すべてのドライブを共有フオルダとして見ることができるというものです。
管理者権限者でログインさえすればすべてのファイルにアクセスできるということは、便利と言えば、便利な機能ですが、セキュリティの観点からするとあまり望ましいことではないと思います。この機能を使わないようにするには、次の手順で操作します。

  1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]-[regedit]と入力する。
  2. レジストリエディタが起動したら、左側のフォルダで、「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「System」→「CurrentControlSet」→「Services」→「LanmanServer」→「Parameters」と開いていきます。
  3. 画面右の何もないところで右クリックじて「新規」→「DWORD値」を選択します。
    名前を「AutoShareWks」と書き換えてダブルクリックし「値のデータ」を「O」にします。これで管理共有機能が解除されます。

「プログラム」メニューにサブメニューを追加する

新規にプログラムをインストールした場合、思ったようにプログラムがメニューの中に入ってくれないケースがあります。「すべてのプログラム」メニューにはサブメニューを追加することができます。
ジャンルごとにショートカットを分類してサブメニューに登録しておくと、素早く目的のショートカットを見つけやすくなります。例えばadobeの製品は、通常はたいてい、adobeのフォルダーに入るのですが、時々入らないケースがあります。

  1. 「スタート」ボタンを右クリックして「エクスプローラーALL Users」を選択。
  2. 「プログラム」フォルダを開き、右クリック。
  3. 「新規作成」→「フォルダ」を選択し、適当な名前を付けてフォルダを作成します。
  4. ショートカットを移動させる。ショートカットをドラッグして、上記で作成したフォルダにドロップします。

「プログラム」メニューの項目を並べ替える

スタートメニューの「すべてのプログラム」に、たくさんアプリケーションをインストールすると必要なアプリケーションを探し出すのにたいへんになります。そんな時、「すべてのプログラム」メニューの項目を名前順で並べ替えると目的のショートカットが見つけやすくなります。
特に、新しくアプリケーションをインストールしたばかりの時はその新しいアプリケーションが、一番最後になってしまうのでわかりづらいと思います。新しくアプリケーションをインストールしたら、これを実行すると便利です。

  1. 「スタート」メニュー→「すべてのプログラム」を選択し、適当なファイルやフオルダを選択して右クリック。
  2. 表示されるメニューから「名前順で並べ替え」を選択すれば、英字→カナ漢字の昇順で並べ替えられます。

ウィンドウ位置をキーボードで元に戻す

画面から飛び出したウィンドウ位置をキーボードで元に戻します。ウィンドウを動かしていると、ふとしたはずみでデスクトップ画面の外側に出てしまうことがあります。タイトルのバーが画面の外に出てしまうと、マウスでドラッグしても、ウィンドウが移動できなくなってしまいます。そんな時にキーボードを使って元に戻す方法をお知らせします。

  1. 一度タイトル バーが画面の外に出てしまい、マウス操作では元の位置に戻せなくなったとします。
  2. タスク バーにあるウィンドウのタスク ボタンを右クリックし「移動」をクリックします。
  3. キーボードのカーソル キーでウィンドウの場所を移動できるようになります。

これで、ウィンドウが完全に現れたら、マウスをクリックして移動操作を終了します。

インターネットWEBページを新しいウィンドウで開く

WEBを閲覧しているとき、あるWeb ページを見てみたいが、同時にそのページへのリンクがあるページを残しておきたい場合があります。
つまり、新しく見たいページにいくと、現在のページが消えてしまう場合、新しいページを別のウインドウで開くというわけです。Windows XP の Internet Explorer 6 では、そのとおりのことができます。

リンクをクリックする際に SHIFT キーを同時に押すだけです。

そのページが Internet Explorer の新しいウィンドウ上で開きます。2つのWEBページを並べて見る必要がある場合、ウィンドウを並べて表示させたい場合には、タスクバー(画面の下端にあるバー)の空白部分で右クリックし、[左右に並べて表示]または[上下に並べて表示] のどちらかをクリックします。

インターネットのアクセス中のポップアップウィンドウの停止

インターネットのホームページ等にアクセスの最中に、広告用の横長のウィンドウが表示されて、わずらわしい事があります。ひとつならまだしも次から次に現われるものもあります。
一般的には、こうしたポップアップウィンドウ(広告)はJAVAスクリプトを利用してる場合が多く、インターネットエクスプローラー(IE)の設定を変えることで表示しないようにする事ができます。

  1. IEのアイコンを右クリックしプロパティを表示。
  2. セキュリティのレベルのカスタマイズを開く。
  3. 「スクリプト」の項目の中の“アクティブスクリプト”の”無効にする”にチェックを入れます。

「回復コンソール」をインストールする

WindowsXPには、パソコンに重大なトラブルが発生してWindowsが起動しなくなってしまった場合のために、システムの状態を回復させるための「回復コンソール」という機能が付いています。
スタートアップ メニューにオプションとして回復コンソールをインストールすると、セーフモードやほかのスタートアップオプションが機能しない場合に、システムを回復することができます。スタートアップオプションとして回復コンソールをインストールするのは、次のとおりです。

  1. Windows XP を実行した状態で Windows XP CD をドライブに挿入し、インストール オプションが表示されたら [終了] をクリックします。
  2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
    D:\i386\winnt32.exe /cmdcons と入力します。
    「D:」は、CD-ROM ドライブのドライブ文字を表しています。
  3. Enter キーを押します (.exe とスラッシュ記号の間にはスペースがあります)
  4. 画面に表示される手順に従って回復コンソールをインストールします。
  5. インストールが完了したら、コンピュータを再起動します。

スタートアップ メニューのオペレーティング システムの一覧に回復コンソールが表示されます。回復コンソールを使うには、管理者である必要があります。コンピュータに i386 ディレクトリが既にインストールされている場合 (Windows XPがプリインストールされているコンピュータを購入した場合にあるかもしれません) は手順 2 の構文が、CD を使わずに [path]\i386 ディレクトリを使って利用できます。
あるいは、CD を起動し、WINNT.EXE を実行して、インストールと回復のどちらを行うかを指定する画面で [回復] をクリックし、回復コンソールをインストールする方法もあります。Windows XP が起動しない場合はセットアップ CD から回復コンソールを実行することができます。

DirectXをチェックする

ゲームをよくする人は一度チェックされたほうがいいかもしれません。ゲームなどで利用される「DirectX」は、WindowsXPには最新のものがインストールされており、いろいろな場面で使われています。
しかし、DirectXはグラフィックボードやサウンドボードヘの依存度が高く、一部の古い機器の使用時や正しいドライバがインストールされていない環境では、正しく動作しないことが多くなります。自分のパソコンでDirectXを使った機能の動作が異常な場合、DirectXのチェック機能を実行してみてます。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」を選択し、「dxdiag」と入力して「OK」をクリック。
  2. 診断ツールが起動するので、それぞれのタブを開いてエラーが表示されていないか確認する。古い機器を利用しているような場合を除けば、問題のある機器のドライバを最新のものにインストールし直すことで、大抵のDirectXの不具合は解消します。

その他、Direct3DやDirectDrawもテストできますので、グラフィックがおかしい場合は、これでチェックしてはいかがでしょうか

DVDビデオディスクを自動的に再生する

DVDビデオディスクをパソコンで見るときに、いちいち再生ソフトを起動して読み込むのはめんどうです。DVDドライブにメディアをセットするだけで再生できるようにしておけば、とても便利だと思います。
なお、当然DVDビデオディスクを再生するためには、あらかじめDVDデコーダーがパソコンにインストール(設置)されている必要があります。

  1. [マイ コンピュータ] を開き、DVD ドライブを右クリックして、メニューから [プロパティ] をクリックします。
  2. [自動再生] タブを開いたら、▼ボタンをクリックしてメニューを開き、[DVD ムービー] を選択します。続いて、下の[動作] メニューで [実行する動作を選択] にチェックを入れ、[DVD ビデオを再生します] をクリックします。これで [OK] ボタンをクリックすれば、設定終了です。

DVDビデオディスクをドライブに入れてみましょう。自動的にムービーが再生されます。

インターネットでURLアドレス入力の時間と手間を省く

Windows XP の Internet Explorer 6 では、Web アドレスの入力はとても簡単になってます。ここでは、それをさらに簡単に入力するヒントをいくつかご紹介します。
Microsoft のようなアドレスのドメインを入力し、CTRL キーを押しながら ENTER キーを押します。すると、Internet Explorerは、入力した文字の回りを http://www....com で囲んでくれます。
サイト名に .com の拡張子が付いているかどうかはっきりしない場合は、アドレスのドメイン名だけを入力し、ENTER キーを押してみます。Internet Explorer が拡張子をいろいろと変えてみてサイトを探してくれます。

アドレスを編集する必要がある場合には、CTRL キーを押しながら右方向キーと左方向キーを押せば、ピリオドで区切られているアドレスの部分を簡単に移動できます。会社名しかわからない場合などに便利です。一度お試し下さい。

Windows Update を使ってシステムファイルを更新する

マイクロソフトでは、セキュリティ関係を中心に、WindowsXPのアップデートをインターネット経由で行えるようになっています。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[Windows Update] をクリックします。
  2. MicrosoftのWebサイト(http://www.microsoft.com/japan/)のWindows Updateに移動します。
  3. Windows Update ホームページで[製品の更新]をクリックします。

ウイルス感染未然防止には有効です。新しいウイルスが発生すれば、即対策プログラムを自動的に更新してくれます。
なお、この手順を実施するには、管理者または Administratorsグループのメンバとしてログオンしなければなりません。自動更新にするには、コントロールパネルのシステムのプロパティの自動更新を設定しておく必要があります。
ただし、ことウイルスについては、Windows Updateは、万能では、ありませんし、本来のWindows Updateの目的でもありません。ウイルス対策については、市販のウイルス対策ソフトを別途インストールされることをおすすめします。

タスクのスケジュールを設定する

タスクのスケジュールを使えば、例えば、パソコンを使わないような時間帯で、ハードディスクのエラーチャックをするなど、パソコンをメンテナンスすることができます。

  1. スタートメニュー→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→タスク
  2. タスクマネージャが起動するので、「スケジュールされたタスクの追加」をダブルクリックします。
  3. 次へのボタンをクリックします。
  4. 定期的に起動させたいプログラムを一覧から選択して、次へのボタンをクリックします。
  5. タスクの実行周期を選択し、次へのボタンをクリック
  6. タスクの実行開始時間や日、月などを設定して、次へのボタンをクリックします。
  7. ユーザー名やパスワードを入れて完了ボタンを押します。

共有フォルダが利用できない

Windowsには、WindowsXP以前から、2台以上のパソコンで、お互いのフォルダやファイルを見ることができたり、1台のプリンターを共通でつかったりすることができます。いわゆる「共有」という機能です。
共有の設定は簡単でフォルダを右クリックして共有のタブで共有の許可をするだけです。ただし、2台のパソコンがネットワークケーブルで接続されていなければなりません。無線で、ネットワークにつながっていてもかまいません。
ところが、共有フォルダの設定を行なったのに、他のパソコンから共有フォルダが見えない、利用できないという場合が時々あります。そのような場合は、次の方法で解決する場合があります。

  1. ネットワークのコンポーネントを確認します。
  2. ネットワークのプロパティ内に「Microsoftネットワーク用ファイルとプリンタの共有」というコンポーネントがないとフォルダの共有機能は利用できないので、確認します。
  3. なければ、インストールします。

キーボードだけでメニューを操作する

フォルダやアプリケーションソフトのメニューの項目の後ろにカッコがついたアルファベットが表示されていますが、これは、キーボードショートカットです。
このキーボードショートカットは、キーボードの一番下の列にあるAlt(オルト) キーとの組み合わせて使うことができます。
このAltキーとの組み合わせを行うことで、キーボードからマウスに持ち替えることなく、すばやくメニューやダイアログの操作をすることができます。

  1. Alt キーと、メニューの後ろのアルファベットを同時に押すとメニューが表示されます。
    例えば、エクスプローラーでAltキーとFを押してみてください。たいていのソフトはファイル関連のメニューがひらきます。
  2. 今度は、もうひとつ例として、[表示] メニューを開いて、フォルダの表示方法を変更してみます。まず、Alt キーを押してそのままVキーを押します。すると [表示] メニューが開きます。
    今度は、Alt キーを押してそのまま、Hキーだけ押してみましょう。ヘルプ関係のメニューが開くと思います。

このようにAltキーをつかえば、たとえマウスがなくても簡単にアプリケーションソフトのメニューを開くことができます。

CPUやメモリの使用状況を調べる

パソコンの負荷状況を確認することができます。
例えば、パソコンが固まってしまった、フリーズしたような場合にこれで、負荷状況を確認したり、アプリケーションが止まってないか確認することができます。

  1. 「Ctrl+Alt+Del」を同時に押すと「タスクマネージャ」が起動します。
  2. 「タスクマネージャ」の「パフォーマンス」タブでは、CPUの使用率やメモリ使用量など、Windowsがパソコンをどのように利用しているかを調べることができます。

特に「PF(ページファイル)使用量」のグラフが高い数値を示していたら、パソコンがメモリ不足になっていることになります。開いているファイルやアプリケーションを閉じてPF使用量を減らすようにしたほうがよいでしょう。
なお、アプリケーションタブを押すと、プログラムの稼動状況が確認できます。止まってしまっているアプリケーションプログラムは「応答なし」と表示されています。そのような場合は、もうそのアプリケーションは使うことができませんので、そのアプリケーションを選んで、右下の「タスクの終了」を押して強制終了させます。

NET Passportを使う

「.Net Passport」用のユーザー名(電子メールアドレス)とパスワードを設定しておくと、インターネット上の特定のサービスやWebサイトを利用できるようになります。(例えば、チャットをしたりファイル交換なども)設定する方法は次のとおりです。

  1. コントロールパネルのユーザーアカウントを開いて、変更するアカウントを選びます。「.NET Passportを使用するためにアカウントをセットアップする」をクリック。
  2. 「.Net Passportウィサードが起動するので、指示に従って設定を行なう。このとき登録する電子メールは、プロバイダから発行されるアドレスのほか、「Hotmail」や「MSN.com」の無料アドレスでもOK。
  3. 登録が完了すると、マイクロソフト社から3通のメールが送付される。件名が「電子メールアドレスを確認してください」のメールにあるアドレスにアクセスすると登録が完了します。そのページから、設定の変更や.NET Passport対応サイトの一覧も確認できます。

ユーザーアカウントの画像を任意のものに変更する

WindowsXPは、例えば、スタートのところに出てくる写真などユーザーごとに画像が割り当てられています。この画像を好きなもの(画像)に変えることができます。

  1. 縦48pixels × 横48pixelsの好きなビットマップ(bmp)画像を用意します。
  2. その画像をC:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Microsoft\User Account Pictures\Default Picturesに移動(コピー)します。
  3. コントロールパネルからユーザー画像を変更します。コントロールパネルのユーザーアカウントを選んで画像の変更をクリックします。
  4. 先ほど移動(コピー)した画像があるので、それに変更します。

複数の人でアカウントを取得して、WindowsXPを使うのであれば顔写真でわけておけば、今誰のアカウントを使っているかわかりやすいと思います。

[ファイル名を指定して実行]で素早く起動する

[スタート] メニューの[ファイル名を指定して実行] にいろいろなコマンドを入れて、直接、素早くプログラムを起動できます。
コマンドは打ち込むことになりますが、スタート→アクセサリ→・・とやっているよりも慣れれば早い場合があります。
例えば下記のコマンドをいれると、対応したプログラムがすぐに起動します。

 
      calc   →→→  電卓

   cmd    →→→  コマンドプロンプト

   control  →→→  コントロールパネル

   msconfig →→→  システム設定ユーティリティ

   mspaint  →→→  ペイント

   mstsc   →→→  リモートデスクトップ

   notepad  →→→  メモ帳

   sndrec32 →→→  サウンドレコーダー

   sndvol32 →→→  ボリュームコントロール

   taskmgr  →→→  タスクマネージャ

   wordpad  →→→  ワードパッド
   もしくはwrite

   excel   →→→  エクセル

   winword  →→→  ワード

	

スクリーン キーボードを使用する

Windows XP には、スクリーン キーボードという画面で使えるキーボードが組み込まれています。これは、手が不自由でキーボードが扱えない場合、タブレットPCを使用している場合、またはキーボードが故障した場合などの時に便利です。
このWindowsのキーボードにアクセスする方法は、次のとおりです。

  1. [スタート] メニューから[ファイル名を指定して実行]をクリックして、osk と入力します。もしくは、スタート→アクセサリ→ユーザー補助→スクリーンキーボードでも結構です。
  2. コンピュータ画面上にキーボードが表示されます。データの入力方法としては、次の3つのモードがあります。クリック モード。スクリーン キーをクリックします。

スキャン モード。ホット キーを押すか、スイッチ式入力デバイスを使って、ハイライト表示になった文字を入力します。[設定]、[入力モード] をクリックしてジョイスティックを使用しキーをポイントして入力する設定への変更も可能です。デスクトップにスクリーン キーボードへのショートカット アイコンを作成するには、次の操作を行います。

デスクトップを右クリックします。[新規作成] をポイントして、[ショートカット] をクリックします。
[項目の場所を入力してください] ボックスに osk と入力して、[次へ] をクリックします。ショートカットの名前を入力して、[完了] をクリックします。 これで完了です。必要なときに、デスクトップに作成されたスクリーン キーボードへのショートカットを利用できます。

好きなファイルやフォルダを非表示にする

特定の任意のファイルやフォルダを表示させないようにすることができます。
ファイルの存在を一時的に隠すのに使えます。非表示にしたファイルやフォルダは、エクスプローラの設定を変更すれば、再度見えるようになります。操作は、次のとおりです。

  1. 非表示にしたいファイルやフォルダを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
  2. プロパティ画面が開くので [属性] の [隠しファイル] にチェックし、[OK] をクリックします。
  3. [属性変更の確認] ウィンドウが開きます。フォルダの中に入っているファイルやフォルダもすべて隠すなら、[このフォルダ、およびサブフォルダとファイルに変更を適用する] にチェックして [OK] をクリックします。

これで、フォルダが表示されなくなりました。非表示にしたファイルやフォルダを再び表示させるには、まずエクスプローラの [ツール] メニューから [フォルダ オプション]を開き、[表示] タブをクリックします。[詳細設定] - [ファイルとフォルダの表示] - [すべてのファイルとフォルダを表示する] にチェックして [OK] をクリックします。これで、隠し属性を設定したファイルやフォルダもすべて表示するようになります。同じことを逆にすれば、再度見えなくさせることができます。

マウスのホイールの動きを設定する

マウスの真ん中についている円形のホイールも他のマウスの機能と同じように動作を設定するすることができます。方法は、次のとおりです。

  1. 「スタート」→「コントロールパネル」→「マウス」をクリック
  2. 「マウスのプロパティ」画面で「ホイール」タブを選択します。

ここで、左右ボタンの中央にあるホイールの動作を設定できます。設定する内容は、ホイールを回転させたときの画面のスクロールに関することです。Internet ExplorerやExcel、Wordなど、画面をスクロールする頻度が高い場合は時々調整しておくと便利です。なお、その他のマウスに関する設定なども、このプロパティの該当のタブで設定することができます。

基本設定、ボタン、ポインタなどです。ポインタ(マウスのカーソルの先)が見えづらい時など、見やすいものに変更できます。

キー操作でウィンドウを移動したり、サイズを変更する

フォルダやアプリケーションのウィンドウを移動したり、サイズを変更する時、通常はマウスのドラッグで行いますが、いまから紹介する方法を使いますとキーボードの操作だけで行うことができます。
キーボードで文字を入力しているときなど、わざわざマウスに持ち替える必要がなく操作できるので大変便利だと思います。とくにノートを野外で使っていて、マウスを操作する場所がない場合など便利です。

<ウィンドウの移動>

  1. Alt キーを押しながらスペース キーを押すとメニューが表示されるので、続いて [M] キーを押します。
  2. カーソルがウィンドウのタイトル バーに移動したら、上下左右いずれかの矢印キーを押します。
  3. 矢印キーを押した方向にウィンドウが移動します。
  4. あとはEnterキーで確定します。

<ウィンドウのサイズ変更>

  1. Alt キーを押しながらスペース キーを押すとメニューが表示されるので、続いて [S] キーを押します。
  2. サイズを変更したいウィンドウ枠の方向へ、上下左右いずれかの矢印キーを押します。選択した方向のウィンドウ枠にカーソルが移動します。
  3. さらに矢印キーを押すとウィンドウのサイズが変化します。
  4. 左右の枠を動かしているときに上下の、また上下の枠を動かしているときに左右の矢印キーを押すと、ウィンドウのコーナーにカーソルが移動します。この状態では、上下左右の矢印キーを使って自由にサイズ変更ができます。
  5. あとはEnterキーで確定します。

なお、矢印キーを押す際、Ctrl キーを押しながら操作すると移動やサイズ変更を細かく行うことができます。

タスクバーをシンプルに、ツールバーを使わない

タスクバーには、クイック起動バーやアドレスバーなど、いろいろなツールバーを必要に応じて表示することができます。
しかし表示するようにしてしまうと、動作が遅くなってしまってサクサク動かなくなる場合もあります。不要なツールバーはオフにしておいたほうがサクサク動きやすくなるようです。
そこで、必要のないものは、次の方法で、各ツールバーの選択で表示/非表示にしておきます。

  1. タスクバー上を右クリック。
  2. ツールバーをポイントし、言語バー以外で不要なツールバーをオフにしてしまいます。

なお、やはり必要なものであれば、逆の方法で元に戻すことができます。また、上記2番のところで、新規ツールバーを作成することもできますので、他に必要なアイテムがあれば、ツールバーに追加することもできます。

アイコンの表示サイズを変更する

「スタート」メニューに表示されるアイコンの大きさを変更することができます。
たとえば、小さくすると、最近使ったプログラムやファイルなどをたくさん表示することができます。

  1. スタートを右クリックしてプロパティを選択するか、コントロールパネルで「タスクバーと[スタート]メニューのプロパテイ」をクリックします。
  2. 「[スタート]メニュー」のタブを開きます。
  3. 「カスタマイズ」をクリックします。
  4. 「全般」タブを開き、「小さいアイコン」を選択して「OK」をクリックする。

なお、ここで、「スタート」メニューの表示するプログラムの数も変更することができます。

アプリケーションの優先度の設定

エクセルやワードといったアプリケーションの実行の優先度を設定することができます。
起動中のアプリケーションの優先度を設定して、システムのパフォーマンスやアプリケーションによる処理速度を上げることができるというものです。次の方法で設定することができます。

  1. 画面一番下のタスクバー上を右クリック→「タスクマネージャー」を選びます。
  2. 「プロセス」タブで優先等を設定するプログラムを右クリックします。
  3. 「優先度の設定」で適切に設定をします。

ただし、普通に使う分には、初期設定のままで問題ないと思います。多数のプログラムを平行して走らすなどの場合、特定のプログラムの処理を優先したい場合に設定をします。

インターネットー時(テンポラリー)ファイル

インターネットー時(テンポラリー)ファイル(キャッシュ)の設定を変更するには、次の方法で行います。

  1. インターネットエクスプローラー(IE)を起動しておきます。
  2. 「ツール」メニュー→「インターネットオプション」から「全般」タブを開きます。
  3. 「インターネットー時ファイル」にある「設定」をクリックします。
  4. 保存先フォルダや保存容量、一時ファイルのバージョン確認方法などの設定を変更する。

インターネットー時ファイルの保存容量を大きく設定するとハードディスクの空き領域を使ってしまうのでので、適当な容量にしておきます。
なお、起動ディスクのハードディスクは、Windows自体が一時ファイルをつくるので、空き容量を十分取っておきます。どうしても、容量を大きくしたい場合は、他のドライブにするという手もあります。

システムの復元でシステムを直す

パソコンを使っていて調子が悪くなった場合、「システムの復元」でWindowsを以前の良好状態に戻すことができます。

  1. 「スタート」メニュー→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「システムの復元」を選択。
  2. 「システム」の復元が起動したら、「コンピュータを以前の状態に復元する」を選択して「次へ」をクリック。
  3. 表示されるカレンダーの中から戻したい日時の「復元ポイント」を選んで「次へ」をクリック。

あとはWindowsを再起動すれば、正常な状態のシステムに戻ってパソコンが起動するはずです。
なお、「システムの復元」を行なうと、復元ポイント以降にインストールまたはアップデートしたソフトやドライバは以前のものに戻ってしまいます。できるだけ現在に近い正常なポイントを選ぶようにします。ただし、メールやマイドキュメント内の自分のデータは全く失われません。

日本語変換IMEのバーを透明にする

横長の日本語変換IMEのバーを使わないときは透明にして邪魔にならないようにすることができます。ウィンドウをいくつも開いて作業しているときなど、IMEの言語バーがじゃまに感じられる場合があります。
こんなときは、IMEの言語バーを透明化すると邪魔にならないので便利です。方法は、簡単で次のとおりです。

  1. 言語バーを右クリック→設定のタブをクリックします。
  2. 設定のタブの基本設定の言語バをクリックして、透明にするにチェックを入れます。

言語バーが半透明で、ぼんやりとした表示になり、言語バーに隠れた下地の部分が透けて見えるようになります。この状態であれば、言語バーの存在が気にならなくなります。透明化された言語バーの上にマウスポインタを近づけると、透明化が一時的に解除され、はっきりと見えるようになります。

ファイルを開かず直接印刷する

通常、印刷するには、当該のファイルを開いて印刷されていると思います。
しかし、実はファイルを開かなくても、単純にアイコンを右クリックして、印刷することができます。プログラムを起動して印刷メニューをたどる必要がないので、手間がかかりません。エクセルの書類などはすぐに印刷が始まるので、印刷設定を変更したい場合はプログラムを開きます。

  1. 印刷したいファイルが 1 つだけなら、右クリックメニューから [印刷] をクリックします。この作業だけで、自動的に印刷が始まります。
  2. 複数のファイルを同時に印刷することもできます。Ctrl キーを押しながら、ワードとエクセルのファイルを選択します。
  3. この状態でどちらかのアイコンを右クリックして、[印刷]をクリックすると、まとめて印刷できます。

なお、テキストファイルなどファイルの種類によっては、[印刷] ダイアログや写真の印刷ウィザードが開くことがあります。その場合は、画面の指示に従って印刷します。

キーボードによる文字入力の設定

パソコンの入力で一番使うキーボードですが、初期設定では、人によっては、設定が合わない可能性があります。例えば、キーをすぐ離しているのに、同じ文字が何度も入力されたり、人によって若干違うと思います。キーボードもマウスと同じように調整できます。

「スタート」→「コントロールパネル」→「キーボード」を選択。

プロパティ画面で文字の入力とカーソルの点滅速度に関する設定が変更できます。文字入力の設定は実際にテキストボックスに入力してテストできますので、自分の癖や好みに合わせて設定を変更することができます。文字入力を頻繁に行なう方はここで設定を変更しておくと便利です。

エラー報告をオフにしてスピードアップ

WindowsXPには、システムエラーなどの時にマイクロソフトにエラーの発生を報告する機能があります。何も設定していないと、デフォルテ(初期設定)の状態では、報告を「する」設定になっています。この機能を無効にしておくと処理が高速になります。

  1. 「マイコンピュータ」アイコンを右クリック→プロパティ詳細設定タブのエラー報告ボタンをクリック
  2. 「エラー報告を無効にする」にチェックを入れ、「重大なエラーが発生した場合は通知する」のチェックをはずす。
  3. 最後にOKボタンをクリックして設定を適用する

確かにこのエラー報告、マイクロソフトに送って、ウイルス感染と、ウイルス名称がわかったりすることがありますが、いくら、報告してもまったく返事もなにもない場合もあります。PCのエラーが限定されている場合なでは、外しておいたほうがいいかもしれません。

音楽CDの曲を取り込む

音楽CDをパソコンで聴くのに、CDロムドライブにCDを入れっぱなしというのもCDが一枚しか入りませんし考え物です。
そこで、好きな曲だけをパソコンに取り込んでおく方法をご紹介します。

  1. スタートメニュー→すべてのプログラム→Windows Media Player
  2. CDから録音をクリックします。
  3. 「音楽の録音」ボタンをクリック。
  4. コピーの進行状況が出て、コピーが実行されます。聞きながらコピーもできます。

これで、CDからではなく、Windows Media Playerで曲を聴くことができます。

自動アップデート機能を使わない

インターネットを使ってWindowsの修正プログラムなどの更新をチェックし、プログラムができたらこれを自動的にアップデートするのが「自動アップデート機能」です。
手動で「WindowsUpdate」 ヘアクセスし、定期的にチェックをする必要がないのでとても便利な機能ですが、頻繁にプログラムが動作するため、全体的には動作(パフォーマンス)が落ちます。そこで、この機能をオフにしておきます。

  1. 「スタート」メニュー→「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」を選択。
  2. 「自動更新」タブを開き、「コンピュータを常に最新の状態に保つ」のチェックを外します。

ただし、マイクロソフトのアップデートは、ウイルス対策などのセキュリティ対策も含まれています。常時、インターネットに接続して、ネットを通じてやりとりされている場合は、やはり、自動アップデートにしておいた方が無難です。
ここでの推薦は、例えば、ネットにつないでなくスタンドアロンで、処理を行っている場合とか、ネットにつないてあっても、LAN環境のみとか、インターネットに接続されていても、ある特定のセキュリティにかかったサイトのみという場合です。

Windows ロゴ表示をなくして高速起動にする

少しでもXPを早く起動させたいと思っている人向けの技です。Windows XPの起動時にはロゴが表示されますが、これを表示しないようにすると起動が気持ち速くなります。

  1. スタートメニュー→「コントロールパネル」→「システム」。
  2. 「詳細設定」タブの「起動と回復」の「設定」ボタンをクリックする。
  3. 「起動と回復」の「起動システム」の「編集」ボタンをクリックします。
  4. 「メモ帳」が起動「boot.ini」が開く
  5. 「operating systems」の部分の最後「/fastdetect」に、半角開けて「/noguiboot」と文字列を追加します。
  6. ファイルメニューで「上書き保存」して終了。

これで、起動時にWindowsロゴは表示されなくなります。

隠しプログラムやシステムファイルの表示

WindowsXPでは、初期設定の場合、隠しファイルが見えないように設定されています。
隠しファイルの中には、重要なシステムの役割を果たしているプログラムや、WindowsXPの設定ファイルなので削除してしまったり破損させてしまうとWindowsXPが起動できなくなってしまったり、動作が不安定になってしまうためです。

ただし、隠しファイルであるが故に、見えなくて、実は、不要な巨大なファイルがあってディスクのスペースを無駄に消費しているような場合もあります。そのような時は、隠しファイルを解除すると効果的に対処できます。隠しファイルは、簡単に表示することができます。

  1. エクスプローラの [ツール] メニューで、[フォルダ オプション]をクリックします。
  2. [表示] タブをクリックします。
  3. [ファイルとフォルダの表示] の下にある、[すべてのファイルとフォルダを表示する] にチェックを入れます。

これで、すべての隠しファイルを見ることが可能になります。ただし、上記でも書きましたように隠しファイルの中にはシステムにとって重要なファイルもあります。誤って削除しないように注意が必要です。

写真表示を追加する

[写真] 表示のないフォルダに[写真] 表示をできるようにすることができます。
Windows XP では、フォルダ内のファイルが写真など画像の場合見やすいプレビューとともに表示する [写真] 表示が選べます。しかし、一部のファイルが画像ではない場合など、[写真] 表示が選べないことがあります。そのような場合、次の方法で表示できるようになります。

  1. フォルダを右クリックして [プロパティ] を選択します。
  2. [カスタマイズ] タブの [フォルダの種類] で [フォト アルバム (少ないファイルに最適)]、または [画像 (多くのファイルに最適)] を選んで [OK] をクリックします。

これで、フォルダが [写真] 表示になります。なお、[表示] メニューを見ると [写真] 表示が追加されていることが分かります。

拡張子を表示

拡張子とは、Windowsでファイルの種類を特定するために使うもので、ファイル名の後に(半角のピリオド)と半角英数字3文字の記号のことです。
標準では、表示されないことになってますが、次の方法で、表示することができます。

  1. 「ツール」メニュー→「フォルダオプション」→「表示」タブを開く。
  2. 「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外してOKをクリック。

この拡張子が見えていると、時々、拡張子を変更したい時があるので便利です。
例えば、LOGファイルなど、テキストファイルにもかかわらず拡張子に.LOG がついている場合が多いですが、その.LOGを.TXT に変えれば、メモ帳で見ることが可能になります。
また、拡張子を表示するとファイルの種類が特定できて便利です。例えば、xlsならエクセル、exeなら実行形式のプログラムファイルということになります。

ハイコントラスト機能を使う

ハイ コントラスト機能は、視力の弱い方や年をめされた方など視覚障害者のために設計されています。
ハイコントラストカラー方式では、別の配色を使ってスクリーンコントラストを強調することで、一部のユーザーにとって画面を見やすくすることができます。中には、フォント サイズを変更して、読みやすくする方法もあります。ハイコントラストをオンにするのは、次の方法になります。

  1. [スタート]、[コントロール パネル]、[ユーザー補助のオプション]の順にクリックします。
  2. [画面] タブで、[ハイ コントラスト] の下にある[ハイ コントラストを使う] チェック ボックスを選択します。

同じく、[ハイ コントラスト] をオフにするには、[ハイ コントラストを使う] チェック ボックスの選択を解除します。確かに、一度やっていただくとわかりますが、とてもコントラストが高く、文字やウインドウがくっきりはっきり見えるようになります。

テキストをドラッグ&ドロップで入力

わざわざ、コピー&ペーストしなくても、ドラッグ&ドロップで入力できる場合がたくさんあります。
コピーしてからペーストするよりもドラッグ&ドロップのほうが素早く操作できるのでおすすめです。

  1. ウェブ ページ内の文字列をドラッグします。
  2. 検索フォームにドラッグ アンド ドロップすると、選択した文字列がそれで、入力されます。

なお、Word やワードパッドなどの別のアプリケーションからの文字列も、たとえば、IEなどにドラッグ&ドロップできます。

メモ帳で日付を自動挿入する

Windowsのアクセサリに標準でついている「メモ帳」には便利な機能が付いていますのでご紹介します。
スタート→アクセサリ→メモ帳 を起動したら、書き始めのところに「.LOG」と記入して保存しておきます。(必ず半角で)
便利なことに、次回からこのファイルを読み込むと日付が自動挿入されます。また、メモ帳 が 起動している状態で 「 F5 」 キーを押すことで日付 が 自動挿入されます。もしくは、メニュー編集で日付と時刻をクリックすることでも入力されます。
例えば、ToDoリストや、簡単なメモ、日記などに活用すれば便利だと思います。もちろんテキストですので容量もさほど消費せずコンパクトですので便利です。

インターネット接続(LANとダイアルアップ等)を複数使う

自宅では光回線やADSL、外出先ではダイヤルアップ接続と、インターネットに接続する方法を複数使い分けたい場合は、複数の接続設定を作成することができます。ダイヤルアップ接続の設定は、次のとおりです。

  1. 「ツール」メニュー→「インターネットオプション」を選択
  2. 「接続」タブを開く。
  3. 「ダイヤルアップと仮想プライベートネットワークの設定」にある「追加」をクリック。
  4. ダイヤルアップ接続の設定を行なう。

なお、常時接続環境の接続設定は、次のとおりです。

  1. 「インターネットオプション」→「接続」タブの「ローカルエリアネットワーク(LAN)の設定」にある「LANの設定」をクリック。
  2. 「プロキシサーバー」欄でプロキシサーバーの設定などを行なう。

以上2点の設定をしておけば、ダイヤルアップ接続とLAN接続を場所によって使い分けられるようになります。

IMEに文章を読み込み変換機能を向上する

日本語変換のIME200Xに文章を読み込ませて変換機能をトレーニングして変換効率をアップすることができます。
IMEの変換トレーニングウィザードの機能を使うと、作成済みの文書から自動的に単語を抽出してユーザー辞書に登録することで、変換の精度をアップすることができます。手順は次のとおりです。

  1. 言語バーの「ツール」ボタンをクリックします。
  2. メニューの[変換トレーニングウィザード] をクリックします。
  3. [Microsoft IME 変換トレーニングウィザード]画面に単語を抽出する文書をドロップするか、「参照」をクリックして、単語を抽出する文書ファイルを選択し、「開く」をクリックします。
  4. 「次へ] をクリックすると、単語の抽出が行われ、「xx 語が登録されました。」と表示される。「辞書ツールを起動する」ボタンをクリックすると、登録された単語を見ることができます。「登録種別」の欄に「ウィザード」と表示されている単語が自動的に登録された単語です。

なお、変換トレーニングウィザードでの自動登録に利用できる文書は、ワード文書やテキスト文書など、マイクロソフトオフィスで扱える文書です。
ビジネスなどで頻繁に使っているお決まりの定型文書などがあれば読み込ませることで、専門語なども登録してくれます。ただし、読みが、正確でない場合があります。少し編集が必要になるかもしれません。

メニューへ追加する新規プログラムをアルファベット順にする

新規プログラムとアイコンが、[スタート] メニューの最後に追加されることを煩わしく思う方も多いと思います。恐らく、ほとんどの人は、すべてアルファベット順にしたいと思われるのではないでしょうか。
また、[すべてのプログラム] メニューをフォルダとして開き、アイコンを再整列しても、メニューが何も変更されないことになっています。アイテムを名前ごとに並べ替えるには、以下の手順を実行します。

  1. [スタート] から [すべてのプログラム] をクリックし、いずれかのフォルダまたはアイコンを右クリックします。
  2. [名前順で並べ替え] をクリックします。

これで、すっきりと整列されます。

開封確認メッセージを設定する

電子メールでの「開封確認メッセージ」は、送信先でメールを読んだかどうかを確認したいときに利用する機能です。電子メールは、電話と違い、相手が見たかどうか確認できないので、必ず相手に見てもらいたい、見たら見た旨連絡がほしいというケースで便利になります。
開封確認メッセージを送信する設定にしておくと、相手側では確認メッセージを送り返してほしいといったメッセージが表示され、相手がメッセージに応じて返信の操作を選択したとき、返信メールで開封が確認できるようになります。設定する方法は次のとおりです。

  1. ツール→オプション→確認メッセージ
  2. 「送信するメッセージすべてに対して、開封確認メッセージを要求する」にチェックを入れます。

ただし、この機能を利用するには、送信先でもOutlook Expressを利用していることが条件になります。

シングル クリックを使う

人にもよるでしょうが、Windows XP でシングル クリックを使えば、ファイルとフォルダの操作は、インターネットのプラウザを見ているように簡単になります。
MACもお使いのユーザーならお気に入りになられるかもしれません。プログラムやドキュメントを開くのもアイコンをただクリックするだけです。シングルクリックを使うには、次の操作をします。

  1. エクスプローラを起動するか、何かのフォルダを開きます。
  2. エクスプローラの [ツール] メニューで、[フォルダ オプション] をクリックします。
  3. [クリック方法] のところで、[ポイントして選択し、シングルクリックで開く] をクリックします。

デスクトップにショートカットを追加

デスクトップ上にショートカットを置くと、ファイルやフォルダをす速く開くことができ、プログラムをすばやく起動できます。
デスクトップ上にショートカット アイコンを置くのは、次の方法になります。

  1. [スタート] を右クリックし、次に [エクスプローラ] をクリックします。
  2. [フォルダ] ディレクトリでフォルダ、ファイル、またはプログラムを探し、クリックして開きます。
  3. そのアイテムを表すアイコンをクリックします。
  4. ツールバーの [ファイル] をクリックし、表示されたドロップダウン メニューの [ショートカットの作成] を実行します。
  5. 作成されたショートカット アイコンを右クリックします。
  6. ドロップダウン メニューから [送る] を選択し、表示されたサブメニュー上の [デスクトップ (ショートカットを作成)]をクリックします。

フィルターキー

ユーザー補助機能に便利な機能があるのでご紹介します。
フィルターキーとはキー入力を効率よくするための機能です。具体的には、キーを押したときに隣のキーもいしょに押してしまう時でも、「早いキー入力は無視する」ように設定することができます。
また、キーリピートの間隔を調整すれば、続けて同じ文字を入力してしまうようなトラブルもさけることができます。

  1. スタートメニュー→コントロールパネルを選択します。
  2. コントロールパネルのユーザー補助のオプションをクリックします。
  3. ユーザー補助のオプションのキーボードタブでフィルターキーを使うをチェックして、設定ボタンをクリックします。
  4. フィルターキー機能の設定ダイアログで、フィルタオプションを設定し、OKボタンをクリックします。

なお、フィルタオプションが設定されていれば、右のSHIFTキーを続けて8秒間押すことで、フィルターキーの機能を有効にすることができます。

デバイスの問題を診断する

周辺機器(外付けのHDDやDVD装置など)の接続時の問題点を調べます。
たとえば、周辺機器てトラブルが起こった時などに使います。

  1. コントロール パネルの[ハードウェアの追加と削除]を開きます。
  2. [次へ]をクリックし、[デバッグの追加/トラブルシューティング] をクリックします。次に、[次へ]をクリックします。Windowsが新しいプラグアンドプレイデバイスの検出をします。
  3. 診断するデバイスを選択し、[次へ] をクリックします。
  4. 画面に表示される指示に従って操作します。

なお、Windows2000以降のウインドウズの場合、この手順を完了するためには、管理者または Administratorsグループのメンバーとしてログインしている必要があります。 デバイスが一覧にない場合は、[新しいデバイスを追加] をクリックし、画面に表示される指示に従います。

不要なActive Xを削除する

インターネットに接続しているとActive Xをダウンロードせざるをえない場合があります。
しかし、不要なAcrive Xは、ディスクスペースなどの無駄なので削除しておいたほうがいいでしょう。削除する方法は次のとおりです。

  1. [スタート] - [設定] -[インターネットオプション]を選択する。
  2. インターネットオプションが開いたら、 [全般]タブ -[インターネット一時ファイル] - [設定] をクリックする。
  3. 「オブジェクトの表示」をクリックすると、「Downloaded Program Files」フォルダ が開くので中から不要なものを削除します。

なお、Acrive Xとは、インターネット関連技術群の総称で、具体的にはVBScriptやJavaScriptなどのスクリプト言語を使ってWebページに動きなどを与えるスクリプトなどの場合があります。

IMEをテキストラベルで表示する

標準の設定では、漢字入力などをするMS-IMEツールバー上のボタンは、アイコンだけの表示なので、慣れるまでは、どんな機能があるのかよくわからず迷うことがあります。
そこで、もう少し親切なほうがいいのでは、とお思いの方にいい方法がありますのでご紹介します。

一応、標準設定でも、ポインタを合わせると文章でボッブアップして説明が表示されますが、テキストも同時に表示する設定にしておくとひと目で、判断できるのでとても便利です。
ただし、ツールバーのサイズが大きくなってしまいますが、それさえ我慢できれば便利だと思います。設定方法は次のとおりです。

ツールバー左端にマウスポインタを合わせ、ポインタが十字矢印に変わったら右クリックして「テキストラベル」を選択します。

これでわかりやすい説明つきでアイコンがに表示されます。なお、この機能、最小化してタスクバーの中で表示されていると使うことはできません。

複数のウインドウを並べて画面に表示する

ウインドウズで、複数のウインドウを画面に開く必要があることが、時々あると思います。ウインドウを整頓して並べる方法を次のとおりご紹介します。簡単に上下もしくは左右に並んで表示させる方法があります。

  1. 並べて表示させたいウインドウは、設定前に開いておきます。
  2. 画面の一番下、タスクバーの使用中のファイルのボタン以外の場所を右クリックします。
  3. 表示されたショートカットメニューの中から「上下に並べて表示」もしくは「左右に並べて表示」のうち、使いやすい方を選択してみます。

これで、使用中のウインドウが整頓されて並んで表示されたかと思います。画面表示を元に戻したい時は、同じ手順で「元に戻す」を選択します。

ポインタを自動的にボタンへ移動させる

WindowsXPには、マウスポインタ(マウスの先の矢印の部分)が自動的に、次の作業を行う場所に移動する「オートジャンプ」という機能があります。マウスポインタが、自動的に、目的のところまで行ってくれるので便利といえば、便利ですが、行ってもらわなくてもいい時でも行ってしまいます。
しかし、簡単な設定でできますので、一度お試し下さい。

  1. スタートメニューから「コントロールパネル」を選びます。
  2. コントロールパネルから「マウス」を選択。
  3. 「ポインタオプション」開き、「ポインタを自動的に既定のボタンの上に移動する」にチェックをいれます。
  4. OKをクリック

これで、マウスを動かす動作がかなり減って便利かと思います。逆にしっくりこない方は、上記の逆で元に戻して下さい。

Clear Typeでフォントを滑らかに

WindowsXPから「ClearType」というフォント表示機能が使えるようになりました。従来のギザギザしたフォントを、階調をつけて滑らかに表示する技術です。特に液晶でフォントが見やすくなった。

  1. デスクトップを右クリック→「プロパティ」を選択
  2. 「画面のプロパティ」→「デザイン」タブ→「効果」をクリック。
  3. 「効果」タブの「次の方法でスクリーンフォントの縁を滑らかにする」にチェックを入れます。
  4. リストボックスから「ClearType」を選択。

[アプリケーションの追加と削除] に残った名前を削除する

誤った方法で削除したアプリケーションや、なんらかのエラーによって残ってしまった「アプリケーションの追加と削除」の名前をレジストリから直接削除してしまいます。

  1. [スタート] - [ファイル名を指定して実行] - [regedit]と入力する。
  2. レジストリエディタが起動したら、[HKEY_LOCAL_MACHINE \ Software \ Microsoft \ Windows \ Current Version \ Uninstall] を開く。
  3. 削除できなかったアプリケーションを見つけ、削除します。

スタートメニューのスピードを早くする

スタートメニューのスピードは、レジストリキーを編集すること表示を早くするなど、カスタマイズすることができます。

  1. [スタート] をクリック→[ファイル名を指定して実行(R)]をクリックします。
  2. ボックス内にregedit とキー入力し、次に[OK]をクリックします。
  3. 左側のパネルでメニューを拡張し、HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop フォルダを選択します。
  4. 右パネルをスクロール ダウンして、MenuShowDelay ファイルをクリックします。
  5. [値のデータ (V)] ボックスで、メニュー スピードのデフォルト値を 400 から、1 などの小さな値に変更します。[OK] をクリックします。

エクスプローラのアドレスバーにフルパスを表示する

エクスプローラのアドレスバーやタイトルバーにはフォルダ名が表示されます。
フォルダの場所がわからない場合、パス名を表示すると便利です。例えば、C:\Documents and Settings\Users\Documentsのようにです。

  1. [ツール] メニューから [フォルダ オプション] をクリックします。
  2. [表示] タブを開き [詳細設定] の [アドレス バーにファイルのパス名を表示する] と [タイトル バーにファイルのパス名を表示する] にチェックし、[OK] をクリックします。
  3. これで、アドレスバーとタイトルバーにパス名が表示されます。もちろん、どちらか片方のみを表示することもできます。
  4. アドレスバーが表示されていない場合は、エクスプローラの[表示] メニューから [ツール バー] - [アドレス バー] にチェックします。

外字登録

「外字登録」は自分でオリジナルの文字を作成する機能です。文字でなくても、記号でもイラストでも登録して、文字と同じように入力することが可能です。
ただし、外字として登録した文字は、登録されたパソコンでしか利用も見ることも出来ません。

  1. 「スタート」メニューの「プログラム」→「アクセサリ」→「外字エディタ」を選択します。
  2. 「コードの選択」という画面が表示されます。ます目の空いている任意の場所をクリックします。
  3. 「OK」をクリック。
  4. 「編集」という外字の作成画面が表示されますのでマウスを使って、登録したい外字の文字の形を描きます。
    もし描いた文字を消したい時、修正したい時は、画面左側に「消しゴム」ボタンがありますので、これをクリックして消したい部分を指定します。
  5. 外字のデザインが終了すれば、保存します。「編集」メニューから「同じコードで保存」を選択します。

次は登録した外字を呼び出す方法です。

  1. IMEツールバーの「ツール」ボタン→「IMEパッド」→「文字一覧」と選択します。
  2. これで文字一覧が表示されます。その画面に、文字の種類を選択する項目があります。「外字」を選択します。
  3. 作成した外字一覧が表示されますので、使用したい外字を選択します。

スタートメニューのプログラム履歴

「スタート」メニューを開くと左列には、使ったプログラムのショートカットが表示されますが、この数は変更することができます。
ショートカットの数を増やせば便利になりますし、減らせば、メニューがシンプルになって作業能率も上がります。変更方法は次のとおりです。

  1. コントロールパネルを開きます
  2. 「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」→「[スタート]メニュー」タブ→「カスタマイズ」をクリック
  3. 「全般」夕ブの「プログラム」の「スタートメニューに表示するプログラム数」を登録したい数に変更する。
  4. 「OK」をクリックします。

不要になったDLLはメモリから削除する

メモリ内に読み込まれているDLLのうちで使われていないものを削除してメモリを効率よく利用することができます。設定は次のとおりです。

  1. レジストリエディタを起動して左ウィンドウでHKEY_LOCAL_MACHINE→Software→Microsoft→Windows→CurrentVersion→Explorer
  2. 「Explorer」キーを選択した状態で、<編集>メニュー→<新規>→<キー>を選択して新規キーを作成。
  3. キーの名前は半角の「AlwaysUnloadDLL」とする。この「AlwaysUnloadDLL」キーを選択した状態で、右ウィンドウの「(既定)」アイコンまたは「(標準)」アイコンをダブルクリックし、開いたダイアログの「値のデータ」欄に半角で「1」と入力して<OK>ボタンをクリック。

これで、パソコンを再起動します。

入力ミスを自動訂正する

MS-IMEのプロパティ画面(IMEバーの右側のボタン)で「オートコレクト」タブを開くと、入力ミスをしやすいパターンを自動的に訂正する設定を変更することができます。
もし、入力時に間違うことの多いものがあれば、チェックを入れておくと便利です。逆に、チェックを入れておくことで入力がうまくいかない場合は、チェックを外しておきます。
特に筆者は、じ→ぢ ず→づ の変換が重宝してます。自分の癖が、うまく一致すれば能率が上がると思います。

なお、MS-IMEのプロパティのボタンが、わからなければ、マウスのカーソルを各々のボタンの上に合わせれば、表示されます。

最近使ったファイルの記録を削除する

Windows XP Professionalでは、[スタート] メニューに[最近使ったファイル]フォルダが含まれており、最近使用した15のドキュメントが表示されています。この記録を削除するには、以下を実行します。

  1. [スタート] を右クリックし、[プロパティ]、[カスタマイズ]の順にクリックします。
  2. [詳細設定] タブをクリックし、[一覧のクリア] をクリックします。クラシック [スタート] メニューを使用している場合、[クリア] をクリックします。
  3. [一覧のクリア] をクリックすると、[最近使ったファイル]フォルダが空になります。ドキュメント自体はコンピュータから削除されません。

なお、[最近使ったファイル] フォルダに、一切記録が残らないようにするには、以下を実行します。

  1. [詳細設定] タブで、[カスタマイズ] をクリックし、[最近開いたドキュメントを一覧表示する] チェック ボックスの選択を解除します。
  2. Windows XP Home Edition では、[最近使ったファイル] が自動的に [スタート] メニューに一覧表示されません。[スタート] を右クリックし、[プロパティ]、[カスタマイズ] の順にクリックして、[最近開いたドキュメントを一覧表示する] チェック ボックスを選択すると、この機能をオンにすることができます。

自動でモニタを切る

パソコンを使わない時に自動的にモニタの電源を切ることができます。他の人に見えないようにできるだけでなく、電気を節約することができますので、パソコンを使っていない間はモニタの電源を切っておいたほうがいいでしょう。
モニタの寿命を延ばすこともできます。といっても、いちいちスイッチをオン/オフするのは面倒なので、自動的に電源が切れるように設定します。

  1. デスクトップを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
  2. 画面のプロパティが開くので、[スクリーン セーバー] タブを開き、[モニタ電源] - [電源] をクリックします。
  3. [電源設定] タブで、モニタの電源を自動的に切る時間を設定できます。[モニタの電源を切る] のプルダウン メニューから時間を選択します。これで、指定した時間パソコンを操作しないと、自動的にモニタの電源が切れるます。

もちろん、モニタの電源だけが切れるということです。パソコン自体は、動作中で、やりかけの作業があれば、そのままの状態になっています。

添付ファイルを開かないようにする

添付ファイルには、ウイルスが入っていることが多いので、添付ファイルを開けないようにすれば、メールからのウイルス感染を未然に防止することができます。
昨今、ウイルスが猛威を振るっておりますが、ウイルス感染で、最も危険度が高いのは、メールで送られてきた添付ファイルです。

Outlook Express では、添付ファイルを無条件に開かないように設定することができます。これで、メールに添付されたウイルスファイルを間違って開くのを防止することができます。

  1. Outlook Expresの「ツール」メニュー→「オプション」をクリックします。
  2. 「セキュリティ」タブを開き、「ウイルスの可能性がある添付ファイルを保存したり開いたりしない」にチェックを入れます。

特定の添付ファイルを開ける

ウイルス感染防止のためにOutlookExpressには、添付ファイルを開かないようにする機能があると以前ご説明しましたが、標準の設定のままでは必要なファイルまでブロックされることが多いので、特定の添付ファイルだけを開けるようにすることができます。

  1. 「マイドキュメント」を開いて「ツール」メニュー→「フォルダオプション」を選択。
  2. 「ファイルの種類」タブを開き、設定を変更したいファイルの種類を選択して「詳細設定」をクリック。
  3. 編集画面で「ダウンロード後に常に開くように設定する」のチェックをいれて「OK」をクリックする。
  4. 同じ方法で、必要なファイルの設定を変更します。

縮小版で表示される画像を変更

画像を保存しているフォルダを「縮小版」で表示すると、フォルダアイコンに小さな画像が4つ表示されます。ここに表示するこの画像は、自由に変更することができます。変更の方法は、次のとおりです。

  1. 変更したいフォルダを右クリックして「プロパティ」を選択。
  2. 「カスタマイズ」タブを開く。
  3. 「フォルダの画像」の「画像の選択」をクリックするとダイアログが表示されるので、貼り付けたい画像を選択して「開く」をクリックする。
    この場合、貼り付けられる画像は1点だけなので、フォルダ外の画像でも指定して貼り付けることができます。

やはり、たくさんある4つの方がよいというときには、既定値に戻すを押すともとに戻ります。

ファイルの関連づけを選択する

ファイルの関連づけとは、例えば、エクセルのファイルをダブルクリックすれば自動的にエクセルが起動するようにすることです。この関連付け、WindowsXPでは、複数のソフトを関連づけることができるようになってます。
この関連づけは、従来であれば、新しいソフトをインストールしたときに勝手に変えられてしまいそれ以降、そのソフトのみでないと利用できなくなって不便でした。Windows XPでは、そんな時に便利な機能が追加されました。1つのファイルに複数の関連づけができるようになっています。方法は次のとおりです。

  1. 任意のファイルにマウスを合わせ右クリックすると、「プログラムからから開く」というメニューがあります。
  2. このメニューの中から「プログラムの選択」を選ぶと関連づけが設定できます。
  3. 「推奨されたプログラム」は、既に関連づけがされているプログラムです。複数設定することができます。
  4. 目的のプログラム関連づけは「ほかのプログラム」や「参照」を利用して探します。
  5. 選んだプログラムを優先的に使いたい時(ダブルクリックすると起動するようにしたい時)は、「この種類のファイルを開く時は、選択したプログラムをいつも使う」をチェックしておきます。

エラー時にシステムを復元する

深刻なシステムエラーが発生した場合、前回起動時の構成でシステムを復元することができます。つまり、自動的に以前の正常な状態で起動するオプションが設定できます。

  1. 「スタート」メニュー→「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」をクリック。
  2. 「詳細設定」タブを開き、「起動と回復」の「設定」をクリックします。
  3. 「必要な時に修復オプションを表示する」にチェックを入れておきます。

これで、システムにトラブルが起こり再起動する時に、システム復元の設定をすることができます。

旧来スタイルでログオン

「ようこそ画面」を使わず旧来スタイルでアカウントにログオンすることができます。
「ようこそ画面」を使うと、アカウント名をクリックしてパスワードを入力するだけでログオンできるますが、ユーザー名とパスワードを入力する必要がある旧来のログオンスタイルにくらべて、セキュリティの観点からすると劣ってしまいます。
そこで、セキュリティを優先して、次の方法で、旧来のログオンスタイルに変更することができます。

  1. 「コントロールパネル」の「ユーザーアカウント」を開きます。
  2. ユーザーアカウント画面の「ユーザーのログオンやログオフの方法を変更する」をクリックします。
  3. 表示される画面の「ようこそ画面を使用する」にチェックを入れれば、XPスタイルのログオンになり、チェックをはずせば旧来のログオンスタイルになります。

ファイル一覧詳細表示の設定

ファイル一覧で表示する項目を変更することができます。例えば、ファイル一覧画面で、「詳細表示」では、表示するファイルの一覧の情報を変更できます。例えば、MyDocuments等を開いて、次のとおり設定します。

  1. 「表示」メニユー→「詳細表示の設定」を選択。
  2. 表示したい項目にチェックを入れたり右側のボタンで表示する順番を変更することができます。

表示できる情報は32種類にも及び、ファイルの特性に合わせた表示項目を選ぶことができます。中でも、名前、サイズ、更新日時、作成日時は、表示させるようにしておけば便利です。
特に、標準では更新日時、作成日時は、チェックが入ってないことが多く、入れておけば、日時で、ソートしたりできるので便利です。ファイルを作成日時順に時系列に並べるというのは、結構使うと思いますので更新日時の表示は必修かと思います。

システムリソースの容量を増やす

Windows2000以前のWindowsでは、リソースが原因で「メモリ不足エラー」がよく起こっていましたが(フリーズするなどのことです)XPになってからはシステムが大幅に変更されたため、リソースに起因する「メモリ不足エラー」は少なくなりました。
しかし、XPにもリソースがないわけではありません。それが「デスクトップアプリケーションヒープ」です。これは通常は不足することはありませんが、エラーなどのバグのあるアプリケーションなどを頻繁に利用すると「メモリ不足エラー」を起こすことがあります。これを防止するには、次のとおり行います。

  1. レジストリエディタを起動して左ウィンドウで「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SYSTEM」→「CurrentControlSet」→「Control」→「Session Manager」→「Subsystems」を開きます。
  2. 画面右の「Windows」をダブルクリックすると「値のデータ」の中に「SharedSection=1024,3072,512」となっている部分がある。この真中の数値を「3584」に変更します。

これで、パソコンを再起動します。

メールのウイルス対策

ウイルス等に感染して、勝手に自動でメールが送信されないようにします。
ウイルスには、アドレス帳に登録されたアドレスからメールを作成し、自動でウイルスメールを送信するものがあります。これを防止するには、次の設定を行います。

  1. Outlook Expressの「ツール」メニュー→「オプション」を選択。
  2. 「セキュリティ」タブを開き、「ほかのアプリケーションが私の名前でメールを送信しようとしたら警告する」にチェックを入れます。

昨今、ウイルスが猛威をふるっております。ウイルスに感染した場合のために、上記要領でメールが自動送信されないように設定しておいたほうがよろしいと思います。

ドラッグ&ドロップのコピーや移動をキャンセルする

ドラッグアンドドロップでコピーや移動をしている途中で、キャンセルしたくなった場合は、[Esc] キーを押します。メニューでのコピー&ペーストと違って、ドラッグ&ドロップは途中でやめるとなると、どこへファイルがいってしまうのか、不安になってしまいます。そんな時にこの方法を使います。

  1. ドラッグ アンド ドロップでファイルをコピーや移動している途中に、[Esc] キーを押します。
  2. 右クリックでのドラッグ アンド ドロップ時には[キャンセル] メニューが表示されます。

システムファイルを表示する

Windowsは、OSの中核をなす重要なファイルは表示されないようになっています。
ところが、サポートセンターとのやりとりや、メンテナンスで、見えないと困る場合があります。そのような場合に次の方法で、システムファイルを表示させることができます。

  1. 「ツール」メニュー→「フォルダオプション」→「表示」をクリックします。
  2. 詳細設定のウインドウで、ファイルとフォルダの表示の「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れます。
  3. さらに、その詳細設定のウインドウの中の一覧の一番下「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」のチェックを外しておきます。
  4. 「OK」をクリックします。

これで、すべてのシステムファイルも含めて表示させることができます。

ファイルやフォルダを暗号化する

WindowsXP Professionalで、ディスクをNTFSでフォーマットしている場合、ファイルやフォルダを暗号化してセキュリティを高めることができます。ネットワークからの不正アクセスを防止することができます。

  1. ファイルやフォルダを右クリックして「プロパティ」を選択。
  2. 「全般」タブを開き、「詳細設定」をクリック。
  3. 「圧縮属性または暗号化属性」欄の「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」にチェックを入れて「OK」をクリック。
  4. 「フォルダまたはファイルのプロパティ」の「OK」をクリック。

なお、標準では暗号化されたファイルは緑色で表示されます。

エラー時に自動再起動をしない

WindowsXPでは、エラーの発生した時に自動的にパソコンを再起動する設定が可能になっていますが、この設定にしておくと、エラーがある度にパソコンが再起動してしまうので、むしろ、億劫だという方もいらっしゃると思います。設定を解除する方法は次のとおりです。

  1. 「システムのプロパティ」ダイアログの「詳細設定」タブを開きます。
  2. 「起動と回復」セクションの「設定」ボタンをクリックし、「自動的に再起動する」のチェックをオフにします。「OK」ボタンを押し、パソコンを再起動します。

これで、エラーの時、勝手に再起動しなくなります。

コンピュータ名とワークグループ名の設定

「コンピューター名」は、ネットワーク内で個々のパソコンを区別するために設定します。
一方、「ワークグループ名」は、大規模ネットワーク内でいくつかのパソコンをグループ分け(例えば会社であれば、支店など)するのに使います。自分でネットワークを構築するときも、設定する必要があります。方法は次のとおりです。

  1. 「スタート」メニュー→「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」を選択
  2. 「システムのプロパティ」で「コンピュータ名」タブを開き「変更」ボタンをクリック。
  3. 「コンピュータ名」と「ワークグループ名」をそれぞれ入力します。

音の設定をする

オーディオや音声の再生や録音の設定をします。方法は次のとおりです。

  1. コントロールパネルのサウンドとオーディオデバイスを選択します。
  2. 「サウンドとオーディオデバイスのプロパティ」画面の「オーディオ」と「音声」タブでは、サウンドの再生や録音の設定を行ないます。デバイス(サウンドカード)の選択のほか、再生や録音の音量の調節、「詳細設定」ではさらに詳細な設定もできます。

最近のパソコンは、マイクが内臓されているものが、多くありますが、録音できない場合は、ここの音声録音のデバイスを変更してみてください。
音量では、詳細設定で、スピーカーの左右のバランス等、細かい設定をすることができます。サウンドのタブでは、Windows起動や終了時の音楽やエラーやメッセージの音を任意に選ぶことができます。

アクティブウィンドウだけの画面をキャプチャする

画面を画像としてキャプチャしたいとき、Print Screen キーを押すとクリップボードに画面全体が画像として保管されることは以前ご説明したかと思います。
画面全体ではなく、アクティブなウィンドウだけをキャプチャしたいときは、以下の方法ですることができます。

  1. PrintScreenキーを押すと画面全体がキャプチャできます。Print Screen キーを押した時点では、画面上に変化は現れませんが、クリップボードに画面の画像が一時保管されています。
  2. Print Screen キーを押した後、[スタート] メニューの [すべてのプログラム] - [アクセサリ] から [ペイント] を起動して、 [編集] メニューから [貼り付け] を行います。
    するとキャプチャした画像が貼り付けられるので、[ファイル] メニューから [名前を付けて保存] を選んでファイルとして保存します。ペイントでなくてもフォトショップなど他の画像編集ソフトでも同様に貼り付けることができます。
  3. 画面全体ではなく、アクティブなウィンドウだけをキャプチャしたい場合は、Alt キーを押しながら Print Screen キーを押します。
  4. 同じようにペイントなどの画像編集ソフトに貼り付ければ、アクティブなウィンドウだけを画像として保存できます。

タスクトレイのインジケータ

画面の右下、時計のあるところのタスクトレイのインジケーター(小さなアイコン)はアクティブでないときに非表示にすることができます。
アクティブ(稼動中)でもないのにアイコンが見えていると目障りな場合に、重宝します。

  1. タスクバーを右クリックしてプロパティーを選択
  2. 「タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ」→「タスクバー」タブを開きます。
  3. 「アクティブでないインジケータを隠す」にチェックを入れて「OK」をクリックします。

ファイルやフォルダを圧縮する

WindowsのNTSFでフォーマットされたハードディスクに保存されたファイルやフォルダは、各々1つからでも圧縮することができます。圧縮をかけると容量が減少するので、ハードディスクの空き容量が少なくなった場合などに、空きスペースを有効に使うことができます。

  1. 圧縮する任意のフォルダを右クリックしてショートカットメニューからプロパティを選択します。
  2. 全般タブの詳細設定ボタンをクリックします。
  3. 「内容を圧縮してディスク領域を節約する」にチェックし、「OK」ボタンをクリックします。
  4. フォルダのプロパティに戻ったら、OKボタンをクリックします。

これで、フォルダ名が青色になって、フォルダの内容が圧縮されました。

タスクバーにボリュームコントロールアイコンを表示する

オーディオデバイスのボリュームは、タスクバーのショートカットアイコンを使用して調節できます。タスクバーにボリュームコントロールのアイコンを置いておけば、ボリュームを調節するのに、その都度、[コントロールパネル]の[サウンドとオーディオデバイス]を開かなくても済みます。アイコンを追加するには、次の操作を行います。

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[コントロールパネル]をクリックします。
  2. [サウンド、音声、およびオーディオデバイス]をクリックします。
  3. [サウンドとオーディオ デバイスのプロパティ]ダイアログボックスの [音量] タブで、[タスクバーに音量アイコンを配置する] チェック ボックスをオンにして、[OK] をクリックします。

これで、タスクバーにアイコンが追加されますので、ボリュームを調節したいときには、アイコンをクリックし、スライダを移動して音量調整が行えます。

スクリーンセーバーで好きな画像を色々表示する

自分で撮影した家族の写真など、お気に入りの画像を、スクリーンセーバーでスライドショー方式でに次々と表示するように設定することができます。

  1. スクリーンセーバーで表示させたい画像を任意の1つのフォルダに保存します。
  2. [スタート]→[コントロールパネル]を選択します。
  3. [デスクトップの表示とテーマ]を選択します。
  4. [画面]を選択します。
  5. [画面のプロパティ]ダイアログの[スクリーンセーバー]タブを選択し、[スクリーンセーバー]プルダウンメニューより[マイ ピクチャスライドショー]を選択します。
  6. [設定(マイピクチャスクリーンセーバーのオプション)]ダイアログの[参照]ボタンを選択し、表示させたい画像が保存されているフォルダを指定します。各項目を任意に設定し、[OK]ボタンをクリックします。

前回終了時のウィンドウを表示する

ログオンしたとき、前回終了時のウィンドウを表示するようにします。
Windows XP をいったん終了させてから、再度パソコンに電源を入れてログオンすると、消す前に表示されていたフォルダのウィンドウなどは出てきません。作業を継続して行ないたいときなど、前回終了したときのウィンドウがそのまま表示されると便利な場合があります。

  1. エクスプローラーでも、任意のフォルダでも結構です。開きます。
  2. メニューの(ツール)→[フォルダ オプション]をクリックします。
  3. [表示] タブの [詳細設定] で [ログオン時に以前のフォルダウィンドウを表示する] というチェック ボックスをオンにします。
  4. [適用] ボタンをクリックすると設定が完了します。

これで、次回起動時から、前回のフォルダなどが表示されます。

ファイルやフォルダの表示の詳細設定

隠しファイルや拡張子を表示したり、ファイルやフォルダの表示方法の詳細設定は「フォルダオプション」を使います。

  1. フォルダを開くかエクスプローラーを起動します。(エクスプローラーの最も簡単な起動方法は、スタートの右クリック)
  2. 「ツール」メニュー→「フォルダオプション」→「表示」タブを開き、「詳細設定」で表示/非表示にしたい項目をチェックします。なお、どのフォルダも同一の表示にするには「すべてのフォルダに適用」をクリックします。

下にある規定値に戻すボタンで、最初のインストールされた状態に戻ります。

システム設定ユーティリティー

システム設定ユーティリティで、起動時の設定など変更することが簡単にできます。

[スタート]-[ファイル名を指定して実行] から「msconfig」 と入力します。

システム動作が不安定なときなどチェックのために不必要な項目を組み込ませずに起動させることができます。その時に、チェックをはずして起動させます。また、「全般」タブの「詳細設定」などでは異常終了時のスキャンディスクをさせないなどの設定ができます。さらに、「スタートアップ」タブなどでは、起動時に読み込む常駐ソフトのON/OFFが設定できます。

要するに、トラブル時の原因の究明(切り分け)ができます。なお、不用意にチェックをはずすとシステムの動作を不安定にしてしまう場合があります。ご注意下さい。

ショートカットを使う2

複数のキーを押すことなく、ショートカットを実行することができます。
特に、片手だけでキーボードを操作している時など、CtrlやShiftキーとともに離れたところにある複数のキーを一度で押すのはむずかしい場合があります。このような場合、 [固定キー機能] を使うと解決します。複数のキーを同時に押さなくても、少し時間差ができても、順番にキーを入力すれば同時に押すのと同じ結果になります。

  1. コントロール パネルを開き [ユーザー補助のオプション] をクリックします。
  2. [ユーザー補助のオプション] 画面が開くので、[キーボード] タブの [固定キー機能] - [固定キー機能を使う] にチェックをいれます。これで、固定キーが有効になりました。

これで、Ctrl や Shift、Alt キーを押すとビープ音が鳴り、キーを離しても押した状態が維持されるようになります。なお、Shiftキーを連続して5回以上押すと、同じく固定キー設定になる機種もあります。

アイコンの文字を見やすくする

デスクトップのアイコンの文字を見やすくします。
特に、モニターの解像度を上げたりすると、デスクトップのアイコンの文字が小さくなってしまって見づらくなります。そのような時に使います。

  1. デスクトップの画面でアイコンがないところで、右クリックします。「デザイン」タブを開き、さらに「詳細設定」のボタンを押します。
  2. 指定する部分で「アイコン」を選択します。
  3. サイズを「9」から数字を大きいものに変更してみます。
  4. OKをおします。

クイック起動バーを大きく表示する

クイック起動バーとは、左下のスタートアイコンの右にある小さなアイコンのことです。アプリケーションをシングルクリックで実行できる便利なクイック起動バーですが、ディスプレイのサイズによってはアイコンが小さすぎるかもしれません。
そんなときは、以下の方法で、大きくして使いやすくすることができます。

  1. 通常のクイック起動バーに登録されているアイコンは、スタートメニューと同じ高さです。
  2. クイック起動バーを右クリックして、[表示] - [大きいアイコン] をクリックします。
  3. クイック起動バーのアイコンが大きくなりました。元に戻すには [表示] - [小さいアイコン] をクリックします。

ファイルを変更しないようにする

だれでも、一度は、上書きしたくないファイルを上書きしてしまったり、削除したくないファイルを削除して困った経験があると思います。
ファイルを間違って削除や上書きしてしまわないようにするにはファイルを属性を変更してしまいます。

  1. 削除や上書きしたくないファイルを、ファイル一覧で右マウスクリックします。
  2. 全般タブの「読取専用」にチェックを入れます。

これで、ファイルを削除しようとしたりファイルを編集し、上書き保存しようとすると、メッセージで警告が表示されます。うっかり上書きしなくて済みます。

アダルトや暴力サイトの表示を規制する

子供専用のパソコンがあるとか、子供と共有でパソコンを使用している場合、子供に見せたくないアダルトサイトや暴力関連サイトの表示を規制することができます。

  1. インターネットエクスプローラを起動し、ツールバーから「ツール」の「インターネットオプション」を選択します。
  2. 「コンテンツ」タブを選択し、「コンテンツアドバイザ」の「有効にする」を選択します。
  3. カテゴリを選択して、つまみをドラッグし、レベル0~4までの規制レベルを設定します。0が一番強い規制になります。
  4. 規制に関わらず表示したいサイトは「承認したいサイト」タブをクリックし、アドレスを入力して「する」を選択します。
  5. OKを押すと、「スーパバイザバスワードの設定」ウィンドウが表示されますので、パスワードを設定します。このパスワードを知っている人だけが、コンテンツアドバイザの設定、変更を行えます。

マイドキュメントのアクセス制限の設定

マイドキュメントフォルダ以下のフォルダとファイルにアクセス制限を設定することができます。
この設定をすれば、他のユーザーは、このアクセス制限が設定されたフォルダを開けることができません。

  1. スタートメニューからマイドキュメンを右クリックしショートカットメニューからプロパティを選択します。
  2. 共有タブで、「このファイルをプライベートにする」をチェックします。
  3. OKボタンを押します。

なお、この設定をするためには、ハードディスクがNTSFフォーマットされている必要があります。

ID入力でパスワードを自動入力させない

インターネットエクスプローラーを使っていると、IDやパスワードを入力する場面でIDを入力しかけるとパスワードが自動的に入力される場合があります。
これは、セキュリティー面であまりよろしくないとお考えの方は、自動的にパスワードが入力されないように設定できます。

  1. 「Internet Explorer」を開いて、「ツール」メニューから「インターネットオプション」を選択します。
  2. 「インターネットオプション」画面から「コンテンツ」タブをクリックし、「個人情報」欄の「オートコンプリート」をクリックします。
  3. 「オートコンプリートの設定」画面で、「フォームのユーザー名およびパスワード」欄のチェックを外し、「OK」ボタンをクリックします。
  4. 「インターネットオプション」画面で、「OK」ボタンをクリックします。
  5. Internet Explorer再起動します。

メールを見やすくスレッド表示する

メールをスレッド形式(階層的に分類する)にして会話ごとにまとめるとメールのやり取りの流れが追っていけてとても分かりやすくなります。

  1. 受信フォルダに専用のフォルダを作成し、メールのルールでひとつのフォルダにまとめておきます。
  2. 「表示」-「現在のビュー」-「会話別にメッセージをまとめる」を選択します。

+記号をクリックすると階層的な分類になってスレッド形式で話題がまとめられます。メールの整理ができて便利です。

お気に入りのページの更新をメールで知る

お気に入りで登録されたページが更新されれば、自動的にメールで知らせを受けるように設定することができます。

  1. Internet Explorerを起動し、ツールバーの「お気に入り」から「お気に入りの整理」を選択します。
  2. お気に入りのページリストから、更新時にメールを受け取りたいページを選択し、「オフラインで使用する」チェックボックスにチェックをつけます。「プロパティ」ボタンが表示されるので、「プロパティ」を選択します。
  3. 「プロパティ」ウィンドウが表示されますので、「ダウンロード」タブを選択し、「このページが更新された場合、電子メールを送信する」のチェックボックスにチェックを入れます。その下に、送信したいメールアドレスと、メールサーバー名を記入して、「OK」をクリックします。

ただし、そのHPのトップページを設定し、ダウンロードするリンクの深さを「0」にした場合、中のページが更新されてもトップページが更新されなければメールは送られてきませんので、注意が必要です。

ホームページの一部だけを印刷する

ホームページでページ全体ではなく、必要の記事部分のみ印刷したい時がある場合、その部分だけを指定して、印刷することができます。

  1. 印刷したい部分を、マウスでドラッグして、反転表示にさせます。
  2. ツールバーの「ファイル」→「印刷」を選択します。
  3. 印刷ダイアログの「印刷範囲」の「選択した部分」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押します。

紙の節約になりますしとても便利な技だと思います

ファイルを即、メールで送信する

たとえ、OEなどのメールソフトを起動しなくても、ファイルを添付して即、メールで送ることができます。
ファイルの右クリック メニューから [送る] - [メール受信者] をクリックするだけです。

  1. 添付ファイルとして送りたいファイルを選択し、右クリックして [送る] - [メール受信者] を選択。
  2. はじめからファイルが添付された状態で、メールの作成画面が開きます。それに、宛先や件名、本文を入力します。
  3. すべて、入力してしまったら、 [送信] ボタンをクリックするだけです。

フォルダの種類を変える

保存するファイルの種類に合わせて、フォルダの表示を別々に設定することができます。

  1. 設定したいフォルダを右クリックして「プロパティ」を選択。
  2. 「カスタマイズ」タブを開きます。
  3. 「フォルダの種類」のプルダウンメニューから、そのフォルダに保存されたファイルに適切なものを選びます。例えば、画像ファイルの保存用フォルダなら「画像」を選択します。音楽であれば音楽を選びます。同じくそのカスタマイズのタブで、アイコンも変えておけば分かりやすくなります。

このようにフォルダをカスタマイズすることができます。いろいろ用途にあわせて使い分けすればいいと思います。

パソコンの稼動状況を確認する

パソコンのプロセスの使用状況を確認すれば、パソコンの負荷状況が確認できます。
「タスクマネージャ」の「プロセス」タブでは、内部的に動作している機能を含めてWindows上で動作しているソフトとメモリ、CPUの占有率(稼働率)を確認できます。

  1. タスク バーの何もない部分を右クリックし、[タスク マネージャ] をクリックします。(Ctrl+Alt+Delでも呼び出せます)
  2. プロセルやパフォーマンスのタブで確認を行います。グラフが高い値を示し続けていると何らかのトラブルで、システムが止まってしまっている可能性があります。少なくとも、パソコンがフル稼働していることを表します。

レジストリの変更位置を登録する

レジストリを変更した際に、変更場所を記録しておくと、あとで調整したり元に戻したりしなければならない時に重宝します。
特にレジストリは、おまじないのようなむずかしい文字列が並んでいるので便利です。
レジストリは、Windows XPでは前回開いた場所が自動的に開きますが、レジストリエディタの「お気に入り」機能を使うと、複数の場所をいつでも簡単に開くことができます。

  1. レジストリエディタでレジストリを編集した後に、エディタのメニューから「お気に入り」→「お気に入りに追加」を選びます。
  2. 作業内容が分かるように「お気に入りの名前」を入力して「OK」をクリックします。

この操作で、レジストリエディタの「お気に入り」メニューに登録され、それを選ぶだけでレジストリの変更場所が簡単に開くようになります。「お気に入り」に登録した内容を削除するには、次のように設定します。

  1. メニューから「お気に入り」→「お気に入りの削除」を選びます。
  2. ダイアログボックスから該当する項目を選び、「OK」をクリックします。

メディアを入れると出る選択画面

(USBフラッシュメディアやUSBのHDD等)リムーバブルメディアを入れると、USB機器が接続されたことを通知してきます。目障りな場合は、操作画面を出ないようにすることができます。
XPでは、リムーバブルメディアをドライブにセットすると、再生するファイルを自動的に検索します。音楽CDをドライブにセットすると、CDを再生する、フォルダを開く、何もしない、といった選択肢が表示されます。画像が入ったメディアをセットすると、画像を印刷する、閲覧するなどの操作の選択肢が表示されます。

メディアをセットするたびに選択肢から選ぶのが面倒であれば、選択肢が表示されている状態で、自分が望む操作を選択し、「常に選択した動作を行う。」にチェックを入れておきます。

それ以後、その種のファイルが入ったメディアを挿入すると、ここで指定した操作が自動実行され、操作の選択画面がでなくなります。

ネットワークを診断する

WindowsXPには、ネットワークがトラブルを起こした時に使える診断機能があります。

  1. 「スタート」メニュー→「ヘルプとサポート」を選択し、「問題を解決する」を選択します。
  2. 「関連項目」から「ツール」を選び、「ネットワーク診断」→「システムをスキャン」をクリックします。Windows自身がネットワークに関する色々な設定を診断し、設定状況やトラブルを一覧表示してくれます。

そのほか、XPのヘルプには昔と違い、システムの障害を復旧するための様々な診断ツールや修復ツールへのリンク等が掲載されております。

プロキシの設定

セキュリティの強化の方法の一つとして、プロキシの利用があります。
プロキシサーバーを中継しておくと、自分のパソコンから送信している情報を、他人に見られることがなくなり、安全にインターネットが利用できるようになります。LAN接続でプロキシサーバーを設定する方法は、次のとおりです。

  1. 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」→「インターネットオプション」とすすみます。
  2. 「接続」タブを開いて「LANの設定」を選択。
  3. 「プロキシサーバー」欄の「LANにプロキシサーバーを使用する」にチェックを入れ、プロバイダなどから知らされたアドレスとポート番号を入れます。

アプリケーションの互換モード

XP以前のWindowsで使用していたアプリケーションをWindowsXPで動作させるための「アプリケーションの互換モード」が用意されています。

  1. アプリケーションをインストールします。
  2. 「スタート」-「すべてのプログラム」でインストールしたアプリケーションが登録されていることを確認します。
  3. 設定したいアプリケーションのアイコンを選択し右クリックします。「プロパティ」をクリック。
  4. アプリケーションのプロパティの画面が出ますので「互換性」タブをクリックします。
  5. 「互換モードでこのプログラムを実行する」のチェックボックスをクリックし、チェックをつけます。
  6. 矢印をクリックし、一覧から互換性を持たせたいWindowsのバージョンを選択します。「OK」ボタンをクリックします。

これで、そのアプリケーションを「すべてのプログラム」から起動すると「アプリケーションの互換モード」が設定されて動作するようになります。

マイネットワークを素早く表示する

Windows XPの「マイネットワーク」は、利用できるネットワーク上の共有フォルダや共有プリンターを、自動的に検索して表示するようになっています。
便利といえば便利な機能ですが、何十台もある端末をLAN接続したPCでは、共有資源がたくさんあるために検索に時間がかかってしまいます。
このような環境では「マイネットワーク」を表示するのに待たされることがあります。そこで、この自動検索機能をオフにして、マイネットワークを素早く表示する設定にしてみます。

  1. 任意フォルダを開き、「ツール」-「フォルダオプション」を開きます。
  2. 「表示」→「詳細設定」の「ネットワークのフォルダとプリンタを自動的に検索する」のチェックを外します。
  3. 「OK」を押します。

HPを開かずにhtmlソースコードだけを見る

ホームページを全く開かずにhtmlソースコードだけを見ることができます。
セキュリティ上、危ないスクリプトが埋められている可能性があったりする場合にお試し下さい。

このようにInternet Explorerでページを表示せずに、ページのソースコードだけ表示させたい場合に使います。
方法は、URL の先頭にview-source: を付加したものを、アドレスバーで指定します。例えば
view-source:http://www.yahoo.co.jp/
このまま、入れてみてください。ソースだけが別ウインドウで、テキストで閲覧することができます。

もちろんそのテキストを保存してコードを調べることができます。

使用中のTCP/UDPポートを調べる

どのプログラムが、どの TCP/UDP ポートを使っているか調べることができます。
トロイの木馬などの追跡のため、現在開いているTCP/UDPポート番号から、プログラムを割り出したい場合があります。
Windows XP は netstat コマンドが拡張され、次の方法でプログラムを調べることができます。

  1. [スタート]-[ファイル名を指定して実行] から cmd を起動します。
  2. コマンドプロンプトに次のコマンドを入れます。
    C:\>netstat -ano
  3. 開いているポート一覧と、対応したプロセス ID が表示されます。
    プロセスIDの正体は、以下のコマンドで判別できます。C:\>tasklist /svc /fi "PID eq <プロセスID>"対応するプログラムもしくはサービスが表示されます。

つまり、この番号の内、以前ここに載っていなかったものが、載る様になった場合などは、注意が必要になります。

ネットワークドライブを割り当てる

ネットワーク上にあっても、あたかも自分のハードディスクのように使うことのできるドライブをネットワークドライブと言います。
ネットワークフォルダやコンピュータなど、他のパソコンに接続して、しばしば開く場合、毎回ネットワークリソースを探すのはたいへんです。
そこで、こういった共有フォルダや共有ドライブに、別のドライブ名を割り当てることができます。

  1. フォルダウインドウのツールメニューから、ネットワークドライブの割り当てを選択します。
  2. 「ネットワークドライブを割り当て」で割り当てるドライブを選択し、ネットワークパスを入力します。
  3. 完了のボタンを押します。

これで、マイコンピュータを見ると、新しいドライブとして割り当てられたネットワークドライブが見えます。

定期的にチェックディスクする

「スキャンディスク」は、ハードディスクに異常がないかどうか検査するツールで、パソコンのメンテナンスのための重要なツールです。
異常を調べるだけでなく、異常があればその補修も同時に行います。デフラグとともに定期的に実行しておくといいでしょう。

  1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システムツール]→[タスク]を選択
  2. [スケジュールされたタスクの追加]をクリック
  3. 「タスクウィザード」で実行するプログラムを選択します。参照をクリックして「chkdsk.exe」のある場所を開きます。通常は、c:¥windows¥system32 にあります。
  4. 「タスクウィザード」に戻りますので、そのまま実行の頻度曜日や時間を決めます。

デジタル署名されたドライバにアップデートする

WindowsXPでは、システムに関係するドライバなどのファイルには、XPで認証するように「デジタル署名」が付けられ、システムの安定や安全性を確保できるように設計されてます。
しかし、実際にはデジタル署名されてないドライバなどをインストールすることもできるためにXPにはドライバなどの重要なファイルのデジタル署名を確認するプログラムがあります。

パソコンの調子がおかしいと思ったら、このデジタル署名の検索を行なって原因となっているファイルを検出してデジタル署名されているものにアップデートすることで、システムの不安定要因を除くことができます。デジタル署名の検索は、次のとおりです。

  1. 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」を選択
  2. 「sigverif」と入力して「OK」
  3. 表示されるダイアログの「開始」ボタンをクリック→デジタル署名されていないドライバの検出

横に倒れた写真をまっすぐにする

クリスマスや正月で撮影した恋人や家族の写真、いざパソコンに取り込んでみたら、縦撮りしたので、横になっていたでは少し困ってしまいます。デジカメなどで撮影した縦長の画像は、そのままではパソコン上で横長に表示されてしまい不便です。
Windows XP には簡単に画像を回転させる便利な機能があります。いちいち画像編集ソフトを起動する必要はありません。

  1. 画像が保存されている [マイ ピクチャ] フォルダをエクスプローラーで開きます。
  2. 回転させたい画像ファイルで右クリックすると、[右回りに回転] [左回りに回転] が選択できます。

例えば、[左回りに回転] を選択すると、画像が左回りに90度回転します。なお、画像下アイコンの [右回りに回転] [左回りに回転] をクリックし回転させることができます。

デスクトップのポップアップ表示を消す

例えば、アイコンやファイルの一覧にマウスカーソルを重ねるとその項目のサイズや更新日時、保存場所などの説明がポップアップ表示されます。
Windowsに、まだ、慣れていない間は便利ですから、それでいいですが、しばらく使っていて、なれてくると邪魔になります。これを表示しないように次の方法で設定変更してみます。

  1. 適当なフォルダを開いて「ツール」-「フォルダオプション」を選択。
  2. 「表示」タブを選び「詳細設定」の「フォルダとデスクトップの項目の説明をポップアップで表示する」のチェックをはずします。

これで、マウスカーソルを重ねてもポップアップは現れなくなります。ただし、タスクバーの項目にカーソルが重なったときのポップアップ表示や、バルーンヒントなどは、この設定では消すことはできません。

写真にコメントを書く

正月は、なにかとデジカメなどで写真を撮る機会が多いと思いますが、たくさん写真を撮ると、どれがどの写真か訳がわからなくなります。
そこで今回は、写真にコメントを書く方法をご紹介します。写っている人の名前や撮影時の状況などの情報を記録しておきたいときは、画像のプロパティ画面でコメントを書き込んで記録します。

そうすれば、アイコンの上にマウスを動かすだけで、ファイルのサイズや種類とともにタイトルやコメントも表示されるようになります。

  1. コメントを書き込む画像ファイルを右クリックして[プロパティ]をクリック。
  2. プロパティ画面が開くので [概要] タブでタイトルやコメントなどを入力します。あとは、[OK] をクリック。

これで、入力したコメントはポップアップに表示されます。

ネットワーク接続を修復する

インターネット等ネットワークを利用していると、プロバイダやサーバーの障害等で接続が途切れるなど、トラブルに会うことがあります。
通常、パソコンを再起動すると再接続できますが、WindowsXPのネットワークの修復機能を使えば、すぐに再接続できるようになります。

  1. 「スタート」メニュー→「マイネットワーク」を選択。
  2. タスクメニューから「ネットワーク接続を表示する」を選択します。
  3. 接続が途切れたネットワーク機器のアイコンを右クリックして「修復」を選択します。
  4. しばらく待つとネットワークの修復が完了したメッセージが表示されるので「OK」を押します。

自分のパソコンのトラブルではなく、他の原因でネットワーク接続が異常終了したときは、万能ではありませんが、たいがいこれでネットワークが回復するようです。

インターネットサイト内のキーワードをすぐ見つける

検索サイトなどで探していたWEBページを見つけても、そのページ内でキーワードのある場所がどこにあるかわからないことがあります。
そんなときは、Internet Explorer の検索機能を使います。

  1. [編集] - [このページの検索] または [Ctrl+F] キーでページ内検索のウィンドウが開きます。
  2. [検索する文字列] の欄にキーワードを入力し、[次を検索]をクリックすれば、該当する文字列にフォーカスが移動します。別の候補を捜す場合はさらに [次を検索] をクリックします。
  3. 次の候補がなくなると [ドキュメントの検索が完了しました]と表示されます。

ユーザー名を変更する

ユーザーの名前は、起動時に表示される「ようこそ」画面と「スタート」メニューの最上段に表示されていますが、この名前は、変更することができます。

  1. コントロールパネル→ユーザーアカウント
  2. 変更したいアカウントを選びます。
  3. アカウントの設定変更メニューの「名前を変更する」をクリックします。
  4. テキストボックスに新しい名前を入力して「名前の変更」をクリックします。

名前はローマ字でも日本語でもいいですが、半角のローマ字にしておいたほうが無難です。日本語にしていると特定のアプリケーションで支障がでる場合もあるという話もあります。ご注意下さい。

デュアルブートの設定を変更する

WindowsMEとWindowsXPとか、OSを複数インストールした場合、起動時にOSを選択する画面が表示されます。
ここに表示される順番を変更、また、これらOSの選択スタンバイ時間を変更することができます。

  1. 「スタート」-「マイコンピュータ」を右クリック、表示されるメニューのうち「プロパティ」を選択する。
  2. 「詳細設定」タブを選択し、そのなかの「起動と回復」メニューの「設定」ボタンを押す。
  3. 「規定のオペレーティングシステム」をプルダウンメニューより選択する。また、秒数の変更なども必要に応じて行う。

スクロールバーの右クリックメニュー

ほとんど知られていないと思いますが、Internet Explorerなどのスクロールバーに、右クリックメニューがあります。これを使えば、スクロールの動作を細かく制御できます。
スクロールバーのちょうど上あたりを右クリックすると、次のメニューがでてきます。機能をご説明しておきます。

  • ここへスクロール → スクロールバー上のマウスポインターのある位置までスクロールする
  • 上 → 先頭位置に移動する
  • 下 → 最後尾に移動する
  • 1画面分上へスクロール → 1画面分上へスクロールする
  • 1画面分下へスクロール → 1画面分下へスクロールする
  • 上へスクロール → 約2行分上へスクロールする
  • 下へスクロール → 約2行分下へスクロールする

検索を高速化する

なにか探してるファイルがあって、CドライブとかDドライブのハードディスク全体を検索対象にすると、結果が表示されるまでに時間がかかってしまいます。
そのような時に、検索を高速化する「インデックスサービス」があります。

「インデックスサービス」は、パソコンが待機状態のときに、ハードディスク内のファイル・フォルダの索引を作り、検索時にそれを参照することで高速化を行います。

  1. スタートメニューから「検索」を選んで「検索結果」ウインドウを開きます。「設定を変更する」を選んで「インデックスサービスを使う(ローカル検索を速くする)」をクリックします。
  2. 「インデックスサービスを有効にしますか?」の部分で「はい」をオンにして「OK」ボタンを押します。

全ファイルの索引が作られるまで少し時間がかかるが、これ以降検索が速くなります。

ファイルやフォルダのプロパティを早く表示する

ファイルやフォルダのプロパティを開く機会は意外とあるかもしれません。ファイルやフォルダのプロパティ画面を開くには、右クリックして「プロパティ」を選択しますが、これよりも早く開く方法があります。

「Alt」キーを押しながら、ファイルのアイコンをダブルクリックします。もしくは、アイコンを選択した状態で「Alt」十「Enter」キーを押します。

Tempフォルダの場所を変える

Tempフォルダには、アプリケーションやシステムで利用するさまざまな作業中の一時ファイルが作成されます。
Tempフォルダを全ユーザーやシステム全体で共通化していれば、ディスクのクリーンアップ作業など管理が簡単になります。

また、Tempフォルダをシステムドライブと別にすることで、ディスクスペースも含めてシステムのパフォーマンス低下を防ぐことができます。

  1. デスクトップの[マイ コンピュータ]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
  2. [詳細設定]タブにある[環境変数]をクリックします。
  3. 表示された環境変数のうち、上段がユーザーごとの設定、下段がシステム全体で共通の設定。これらの設定を変更します。設定は、編集のボタンを押して実施します。

くれぐれも削除は不用意になさらないようにお願いします。最悪システムが起動できなくなる可能性もあります。注意が必要です。できるだけパソコンに詳しい方にしてもらって下さい。

ファイルを完全に消去する(XP Professinalのみ)

個人情報保護法も施行されて、情報の取り扱いに慎重さが要求される時代ですが、ハードディスクからファイルを完全に消去する方法をご紹介します。
ハードディスクを譲ったり廃棄する際には、情報の漏洩を防ぐためにも中のファイルを削除しておいたほうがいいでしょう。ごみ箱に捨てだだけでは、再度、ファイルを再生してみることができる場合があります。

完全にデータを消去するには、コマンド プロンプトから「cipher」コマンドを実行します。このコマンドを使うと、空き領域にランダムな情報を書き込み、データの痕跡を上書きして消去してしまいます。
ただし、Windows XP Professinal に搭載されている機能です。Home Editionには搭載されていません。

  1. 不要なファイルを削除したら、ごみ箱を右クリックして [ごみ箱を空にする] をクリックします。
  2. [スタート] メニューから [すべてのプログラム] - [アクセサリ] - [コマンドプロンプト] をクリックしてコマンドプロンプトを開く。
  3. 「cipher /w:c:」のようにコマンドを入力します。「c:」の部分には、ファイルを完全に消去するドライブ名が入ります。
  4. d ドライブに実行するなら「cipher /w:d:」となります。以上でごみ箱から削除したのにハードディスクに残っているファイルの情報を完全に削除します。
  5. [Enter] キーを押すと、空き領域への処理が始まります。空き容量が大きい場合、処理が終了するまでにかなりかかることがあります。

以上の処理が終了すると、データ復旧ソフトを使っても、ごみ箱から消去したファイルを復活させることができなくなります。

ディスクの内容を完全に消去する

パソコンを廃棄したり、他の人や会社に売ったりする場合には、あらかじめハードディスクなどの内容を消去しておかないと情報が漏えいする危険性があります。
ファイルをごみ箱に捨てても、ファイルの目次に相当するインデックスが削除されるだけで、データそのものを消去するわけではありません。データを完全に消去するためには、ディスク全体に渡ってデータを完全に上書きする必要があります。
注意:この方法で実行するとデータが完全に消えます。復活することはできませんので、くれぐれも注意下さい。

  1. スタート→アクセサリ→コマンドプロンプトを選択
  2. C:¥の後ろに点滅している箇所があります。そこに、cipher /w:ドライブ名:(全部半角)

/w オプションを付けて実行すると、cipherは、ディスクの空き領域いっぱいになるように、ある特定のパターンのデータを3回ファイルに書き込み、最後にそれを消去します。ディスク全体にファイルを3回も書き込むので、かなり時間がかかりますのでご注意ください。

WebページでのBGMを鳴らないようにする

インターネットでWebページを表示すると、時たまBGMが設定されていて鳴り続ける場合があります。
楽しい設定ですが、何度も、開いていると少し邪魔になったり、状況によっては、回りの人への配慮で鳴らないようにしたくなる時もあります。鳴らないように次の操作で設定することが出来ます。

  1. InternetExplororを起動し、「ツール」から「インターネットオプション」を選択します。
  2. 「詳細設定」タブを開きます。
  3. 「マルチメディア」の項目から「Webページのサウンドを再生する」のチェックを外し、「OK」ボタンを押します。

この設定で、BGMが設定されているWebページを開いてもサウンドが鳴りません。なお、見ている途中で、一時的にサウンドを停めたい場合には、「Esc」キーか「中止」ボタンを押すと止まります。

縮小表示の画像サイズを変える

フォルダやエクスプローラーで「表示」-「縮小版」を選ぶと、画像ファイルが縮小表示されて、画像が小さなサムネイルで表示されます。
内容が一目瞭然なので便利ですが、サイズは固定されているため、サイズをもっと大きく、もしくは小さくしたい場合もあると思います。そんなときは、以下の方法で画像サイズを調整できます。

  1. 管理者権限のあるアカウントでログオンし、スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」に「regedit」と入力、レジストリエディタを起動します。
  2. 下記の順番で、「Explorer」キーまで辿ります。HKEY_CURRENT_USER-Software-Microsoft-Windows-CurrentVersion-Explorer
  3. 「Explorer」を右クリックして「新規」-「DWORD値」を選び、「ThumbnailSize」という値をつくります。
  4. この値をダブルクリックして「DWORDの値の編集」ダイアログを開き、「10進」をオンにして32から256の間の値を入力します。数字を大きくするほど画像サイズは大きくなります。
  5. 「OK」を押します。

ネットワークの使用率を調べる

ネットワークでどれくらいの速度や負荷で通信が行なわれているか次の方法で調べることができます。

  1. 「Ctrl」と「Alt」と「Delete」キーを同時に押します。
  2. 「タスクマネージャ」を起動→「ネットワーク」タブを開くとそのパソコンの通信状態がわかります。

グラフの数値が常に一定して大きい場合は、ネットワークヘの負荷が大きいことが考えられます。トラブルなどが発生した時に参考まで使ってみてください。

ネットワークの速度を計る

ネットワーク上の通信速度がどれくらいなのかを次の方法で調べることができます。

  1. 「コントロールパネル」から(「パフォーマンスとメンテナンス」)→「管理ツール」を選択します。
  2. 「パフォーマンス」をダブルクリック
  3. 「パフォーマンス」画面下にある項目を右クリックし「カウンタの追加」を選択
  4. 「パフォーマンスオブジェクト」で「NetworkInterface」を選び、カウンタに「Byte Total/Sec」を選んで「追加」をクリック。

上記の数値から毎秒何バイトのデータが送受信されているかがわかります。ネットワークのトラブルが発生したときに役に立つ場合があります。

ネットワークの状態を調べる

ネットワークの詳細な状態を調べるには、「システム情報」の「コンポーネント」の中にある「ネットワーク」で詳細に調べることができます。

  1. [スタート]→[ヘルプとサポート]
  2. ツール バーの [サポート] をクリックし、ウィンドウの左側の [詳細情報] で、[システムの詳細情報] をクリック
  3. さらに右側の「システムの詳細情報を表示する」をクリックします。
  4. 今度は、右側のネットワークをクリック、さらに必要な項目をクリックします。

ネットワーク関連機器(アダプタ)やプロトコルの状況がわかります。プロトコルやネットワーク機器のパラメータやIPアドレスなどのいろいろな情報、接続状態、ネットワークの情報などのほとんどが表示されています。

パスワードを設定していても自動ログオンする

ひとりだけで使用しているにもかかわらず、わざわざパスワードを入れて、WindowsXPにログオンをするのは、面倒くさい話かもわかりません。
パスワードを削除することもできますが、パスワードを残したままで自動的にWindowsXPにログオンする方法がありますのでご紹介します。

  1. スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択
  2. 実行するプログラム名に「control userpasswords2」を入力
  3. 「ユーザーアカウント」で「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外してしまいます。これで、パスワードなしでログオンできるようになります。

ショートカットアイコンのコメントを変更する

デスクトップなどに置いているショートカットのアイコンにマウスのポインタを合わせると、ポップアップ表示のコメントが表示されます。
このコメントは、次の方法で、自由に変更することができます。

  1. ショートカットアイコンを右ボタンでクリックし、メニューから「プロパティ」を選択します。
  2. 「ショートカット」タブの「コメント」の欄に表示したい文章を入力し、「OK」ボタンをクリックします。

これで、そのショートカットに、マウスのポインタを載せると先程、入力した文字が表示されます。なお、元に戻したい時は、コメントの欄を空白に戻します。

使わないショートカットを整理する

長い間パソコンを使っていると、デスクトップにショートカットアイコンが増えてしまい、目的のショートカットを見つけにくくなってしまいます。「デスクトップ クリーンアップ ウィザード」を使うと、よく使うショートカットだけを残してデスクトップを掃除して整理してくれます。

  1. デスクトップで右クリックして表示される[アイコンの整列]を選択し、「デスクトップクリーンアップウィザードの実行」をクリック。
  2. ウィザードが始まるので、[次へ]をクリック。
  3. デスクトップにあるショートカットが、一覧で表示されます。長期間使用していないショートカットが、最初からクリーンアップの候補としてチェックされています。最後にショートカットを使用した日も確認できますので、必要に応じてチェックボックスをオンまたはオフにし、[次へ] をクリックします。
  4. デスクトップから消したいショートカットの一覧が確認できます。ここで [完了] をクリックすると、実際にショートカットがデスクトップから [使用していないショートカット]フォルダに移動し、デスクトップが綺麗になります。
  5. 消したショートカットアイコンは、デスクトップ上の[使用していないショートカット]フォルダに保存されています。必要になれば、デスクトップにドラッグアンドドロップして戻すこともできます。

エクスプローラーで常に同じフォルダを開く

エクスプローラーは、特定のフォルダを開こうと思っても、前回開けたフォルダになってしまったり、いつも決まった特定のフォルダを開くことができません。
しかし、特定のフォルダをいつも見るということであれば、ショートカットをつくって特定のフォルダに固定することができます。その方法は、次のようにショートカットを作成します。

  1. デスクトップを右クリックして、[新規作成]-[ショートカット] を選択します。
  2. 項目の場所を入力してください(T)に EXPLORER.EXE /n,/e,C:\XXXXX (XXXXXの部分は半角で) いつも開けたいフォルダを記入します。横の参照のボタンを押して、そのフォルダを指定しても構いません。
  3. 名前に適当な名前をつけて「完了」をクリックして終わりです。

なお、今回設定したフォルダを別のフォルダに変えたい場合は、そのショートカットをポイントして右クリックしてプロパティを選んで、リンク先を変更します。

お気に入りとアドレス帳のバックアップ

Internwt Explorer 「お気に入り」と、Outlook Express の「アドレス帳」のバックアップの方法を紹介します。

アドレス帳のバックアップ

  1. Outlook Express を起動し、メニューバーのアドレスをクリックし、アドレス帳を開きます。
  2. [ファイル(F)]-[エクスポート(E)]-[アドレス帳(WAB)(A)] を選びます。
  3. 適当な名前を付けて、保存先を指定して保存します。

お気に入りのバックアップ

  1. Windows フォルダー内のFavorites フォルダーをバックアップしたい媒体に保存します。Favoritesの場所がわからなければ、スタート→検索で「Favorites」か「お気に入り」をいれて探してみてください。

ハードディスクのクラッシュ(故障)やウイルス感染でのフォーマットでいつディスクの内容を消す事態が発生するかもわかりませんのでバックアップは、こまめに取られることをお勧めします。
トラブルが発生してからでもバックアップは取れるケースもありますが、気が動転してますので、なかなか気が回らないことが多いものです。日頃からバックアップを取られることをお勧めします。

文字のサイズを拡大縮小する

インターネットエクスプローラでは、とても簡単に文字の大きさを変えることができます。方法は次のとおりです。

Ctrlキー + (マウスの)ホイール

Ctrlキーを押しながらホイールをぐりぐりまわします。文字のサイズがホイールの回し具合で、拡大したり縮小します。文字が小さすぎて読みづらいホームページなどの場合に重宝します。
また、ワードやエクセルでも使えますので活用下さい。ただし、IEの場合、HPを作成の際、文字サイズを固定してしまっている場合は使えません。また、文字を画像として作っている場合も不可です。

表示形式がすべて同じになるように設定する

エクスプローラー等で、すべてのファイル一覧をある一定の方式で表示する。
たとえば、大きなアイコンあるいは詳細情報で表示、といったようにしたいと思う場合、Windows XP では、すべてのフォルダの表示オプションを好きなように一度にまとめて設定することができます。

  1. エクスプローラの [ツール] メニューで、[フォルダ オプション] をクリックします。
  2. [表示] タブをクリックします。
  3. すべてのフォルダに共通に適用したいフォルダ表示方法を設定します。
  4. [すべてのフォルダに適用] をクリックし、次に [はい] で確認し、[OK] をクリックします。

エクスプローラにアクセスするには、[スタート] をクリックし、[すべてのプログラム] をポイントし、次に [アクセサリ] から、[エクスプローラ] をクリックします。もっと簡単な方法はスタートを右クリックして見てください

メールアドレスをバックアップ

メールアドレスをバックアップするには、アドレス帳を保存することが必要になってきます。

  1. OutlookExpressの「ツール」メニューの中から「アドレス帳」を選択。
  2. 「ファイル」メニューから「エクスポート」→「アドレス帳」と選択します。保存する場所を選択して、ファイル名の欄にアドレス帳の名前を入力した後で保存。

バックアップしたアドレス帳を使用出来る状態にするには、同上の逆の手順の、アドレス帳の「ファイル」メニューから「インポート」→「アドレス帳」と選択します。 別のパソコンにアドレス帳をコピーしたい時などにも、この方法で結構です。
もしアドレス帳のファイルメニューを開いても「エクスポート」が使用できない状態にあるなら、アドレス帳の「ツール」メニューから「オプション」を選択して、「アドレス帳に保存する」にチェックを入れ一度OutlookExpressを閉じた後、再度同じ作業を繰り返します。

ワイヤレス ネットワークを簡単に切り替える

ワイヤレスネットワークを搭載していると、自宅や会社、街中のホットスポットなど、複数の場所でワイヤレス ネットワークを使い分けることができます。
それぞれの場所で、ワイヤレス ネットワークに接続するわけですが、簡単にワイヤレスネットワーク接続を切り替える方法があります。

  1. タスクトレイの [ワイヤレス ネットワーク接続] アイコンを右クリック→ [利用できるワイヤレス ネットワークの表示]をクリックします。
  2. [ワイヤレス ネットワークの選択] でネットワークの一覧が表示。
  3. 接続したいネットワークをダブルクリックします。
  4. セキュリティなしのネットワークなら、ダブルクリックするだけですぐに切り替わります。
  5. WEP や WPA などセキュリティ有効の場合は、ネットワークキーを入力→[接続] をクリック。

HPを1つのファイルとして保存する

インターネットエクスプローラ(IE)でHPなどのファイルを自分のパソコンに保管したいばあい、ファイル→保存で保管しますが、その場合、HTMLファイルで保管されるのはいいですが、画像などのファイルが別フォルダになって整理しずらいと思います。
そんな場合、この方法だと一つのファイルになってとても便利です。Webページを1つのファイルとして保存する方法は、次のとおりです。

  1. IEで、保存したいWebページを表示させます。IEのツールバーの「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択します。
  2. 「Webページの保存」ウィンドウが表示されますので、「ファイルの種類」で「Webアーカイブ、単一のファイル(*.mht)」を選択します。必ず、単一のファイル(*.mht)を選びます。

これで、別ファイルもなく一つのファイルだけで保存されます。
なお、アドビ、アクロバットプロフェッショナルをインストールしてあると、PDFで同じく一つのファイルで保管/閲覧することが可能になります。

ディスク管理 FILExxxx.chk

エクスプローラー等で、パソコンのドライブの中を見てみると、例えば、Cドライブなど起動ドライブを見るとFILExxxx.chkというファイルが複数ある場合があります。これは Scandisk や chkdsk で発見された破損ファイルの残骸なので、削除しても全く問題ありません。
むしろ、バイト数の多いファイルであることもあり、不用意にディスクの容量を少なくしているので、削除することをお勧めします。

検索コンパニオンで、*.CHK で検索して調べてみてもいいかもしれません。Scandisk、chkdskをつかったことがある方は、いちど検索してみて下さい。

スタート→検索で、ファイルとフォルダのすべてを選んで、ファイル名のすべてまたは一部に、*.CHK といれて検索します。
なお、Scandisk、chkdskを使う方法ですが、簡便な方法としては、次のとおりです。

  1. マイコンピューターをクリック。
  2. エラーチェックをしたいドライブを右クリック、プロパティをクリックします。
  3. ツールのタブを選び、チェックする→開始のボタンを押します。

IEで表示に使用する言語を設定する

外国のHP等々、同じページ内に複数の言語を使用しているケースがありますが、この場合、複数の言語セットを使用する設定にしておかないと、すべてのフォントを表示することができないことがあります。

  1. インターネットエクスプロラー(IE)を起動します。
  2. メニューの「ツール」→「インターネットオプション」→「全般」のタブを開きます。
  3. 下のほうにある「言語」をクリックして、使用する言語セットを設定します。
  4. 言語ダイアログで「追加」をクリックすると、言語セットを追加できます。可能性のある言語セットを追加しておけばOKです。言語セットは上に表示されるものほど優先順位が高いので日本語を一番上にしておきます。

IMEの変換のショートカット

IMEの変換で、カタカナやひらがなにしたり、全角や半角にするのに、スペースキーや変換キーでなってくれればいいですが、なかなか希望しているの変換が現れなくて、しばしば時間がかかる場合があります。そんな時、簡単に変換できるショートカットがありますのでご紹介します。

  • 現在入力中の文字をすべてひらがなにする → F6
  • 現在入力中の文字をすべてカタカナにする → F7
  • 現在入力中の文字をすべて半角カタカナにする → F8
  • 現在入力中の文字をすべて全角英数字にする → F9
  • 現在入力中の文字をすべて半角英数字にする → F10

これらのキーは複数回押すと、変換する部分が変化します。最初の数文字だけカタカナであとはひらがなのままにしたい、といったときにはF7を何回か押してみてください。

ディスク管理 ファイルが削除できない

エクスプローラを使って特定のファイルを削除しようとすると、「ファイルを削除できません。ファイルの削除エラー」というエラーが発生するなどして、ファイルを削除できないことがあります。
この場合は次の手順で MS-DOS プロンプトやコマンドプロンプトからファイルを削除します。

  1. [スタート]-[プログラム]-(「アクセサリ」)→[コマンドプロンプト] をクリックします。
  2. コマンドプロンプトで、以下のようなコマンドを使ってファイルを削除します。
   C:\WINDOWS>DEL <削除するファイル名> 
   フォルダの場合は、以下のようなコマンドを使って削除します。

   C:\WINDOWS>RD <削除するフォルダ名> 
   ファイル名は DIR コマンドで表示される一番左側の列に表示されます。
   (Windows 2000/XP で短いファイル名を表示させるには dir /x コマンドを使います。) 
	

「ファイルが使用中です。」といわれて削除できない場合は、Safe Mode Command Prompt Only (セーフモードとコマンドプロンプト) で起動し、コマンドプロンプトから削除します。
※ 注意:もっとも、現在使用中のファイルは、そもそも削除できません。

自分のアカウントのパスワードを忘れないようにする

自分のアカウントのパスワードを忘れたらたいへんです。パスワードを忘れないようにあらかじめ準備しておくことができます。

  1. スタートメニューからコントロールパネル画面を開き、「ユーザーアカウント」画面を開きます。
  2. パスワードを忘れないようにしたいアカウントのアイコンをクリックし「アカウントの何を変更しますか?」画面の左側の「関連した作業」欄の「パスワードを忘れないようにする」をクリックします。
  3. 「パスワードディスクの作成ウィザード」が表示されたら、「次へ」をクリック、フォーマット済みの空のフロッピーをセットし、さらに「次へ」をクリックする。
  4. パスワード情報がフロッピーに保存され、このフロッピーを使えば、パスワードを忘れたときでもログオンでき、パスワードを再設定することができます。

ただし、このフロッピーを使うと誰でも自分のアカウントでログオンできてしまいます。フロッピーの保管には注意が必要です。

ディスク管理 「WUTemp」というフォルダ

Cドライブ(起動ドライブ、Windowsの入っているドライブ)にWUTempというフォルダが勝手にできることがあります。(環境によっては、Cドライブに限らず、D等のデータドライブにもできる可能性があります。)
このフォルダを開いても何も入っていませんが、消してしまうにも存在してる理由がわからず、「もしかしたら~」と思って置いている方が多いと思われますが、このフォルダはWindowsUpdateで作成されるフォルダなので削除しても全く問題はありません。しかし、再び、WindowsUpdateが、自動で実行されると作成されるだけです。

WindowsUpdateとは

ウインドウズアップデートは、インターネットを通じて、マイクロソフトが自動で、ウインドウズのバグの手直し、ウインドウズのセキュリティの向上が目的のウインドウズの更新などを自動で行う機能のことです。基本的には、この機能をオンにしておくことをおすすめします。市販のウイルスチェックソフトもこれを実施していることが前提になっているものがあるぐらいです。

パスワードに有効期限を設定する

ユーザーアカウントにパスワードを設定することは以前ご説明しましたが、ずっと同じパスワードを使っているよりも、時々、変更したほうがセキュリティ上よいことは言うまでも及びません。便利なことに、WindowsXPでは、期限が近づくとお知らせ表示までしてくれるようになっていますので便利です。
ただし、この機能は、Windows XP Professionalでお使いいただけます。

  1. 管理者権限のあるアカウントでログオンし、[スタート]メニューから[コントロール パネル]をクリックします。
  2. [パフォーマンスとメンテナンス]をクリックします。
  3. [管理ツール] をクリックします。
  4. [ローカル セキュリティ ポリシー]をダブルクリックします。
  5. [アカウント ポリシー]の[+]をクリックしてフォルダを開きます。そして[パスワードのポリシー]をクリック。右側の画面で [パスワードの有効期間]をダブルクリックします。
  6. パスワードの有効期間は0 ~ 999日で自由に選べます。なお、0を選ぶと無期限にパスワードが使えるようになります。
  7. 設定した期限近くになると、ログオン直後にパスワードの変更を促すメッセージが表示されます。

アプリケーションにショートカットキーを割り当てる

アプリケーションを起動するとき、[スタートボタン]→[すべてのプログラム]→[サブメニュー]→[プログラム](もしくはまたサブメニュー)をクリックしますが、後からインストールなどしてアプリケーションが増えた場合、時間がかかったりします。
そこで、キーボードから起動できるように、ショートカットキーを割り当てることができます。場合によってはこの法が速やかにソフトを実行できます。

  1. スタートメニューで、対象のプログラムを右クリックし、次にプロパティをクリックする。
  2. [ショートカット]タブをクリックし、[ショートカットキー(K)]入力ボックスにカーソルを合わせ、クリックし、何かキーボードの文字キーを押す。[ショートカットキー(K)]入力ボックス内に[Ctrl+Alt+押したキー]と表示される。そのまま下のOKを押すと、そのショートカットキーで対象のプログラムが起動されるようになります。

例えば、エクセルを、Eにしておけば、Ctrl+Alt+E でマウスを使わずにエクセルを起動することができます。
上記スタートボタンから起動するよりは、かなり早く起動することができます。もちろん、デスクトップに貼り付けたショートカットから起動も早いですがキーボードショートカットをお好みの方はこれをお試し下さい。頻繁に使うソフトがるのであれば、この「Ctrl+Alt+○」の方法が一番早いと思います。

アイコンキャッシュ

WindowsXPは、操作を高遠化するためにキャッシュ(一時)ファイルをたくさん使っています。アイコンキャッシュは、ー度表示したアイコンのデータを保存しておいて、次回以降の表示に利用して処理を高速化します。
しかし、このアイコンキャッシュが破損することがあり、その場合アイコンが正しく表示されなかったり、表示に時間がかかることがあります。
そこで、アイコンキャッシュをいったん削除し、リフレッシュするとそのようなトラブルを直すことができます。

  1. 「マイコンピュータ」→「Cドライブ」→「Documents and Settings」 →「(ユーザー名)」→「Local Settings」→「Application Data」と順にフォルダを開きます。
  2. 「lconCache.db」を右クリックして「削除」を選択します。
  3. 確認のダイアログで「はい」をクリック。
  4. Windowsを再起動します。

なお、この操作を行なうには、あらかじめ「フォルダオプション」の「表示」タブで「すべてのファイルとフォルダを表示する」設定にしておく必要があります。

「最近使ったファイル」に履歴が残らないようにする

簡易方法

ご存知の一般的な簡単な方法です。
スタートで右クリック→プロパティ→スタートメニュー→カスタマイズ→詳細設定→最近開いたドキュメントを一覧表示するのチェックを外します。
しかしこれでは、再びこれにチェックを入れてしまえば見えてしまいます。

そこで、上級技の完全に残らないようにする方法です。

完全に残らないようにする方法

「最近使ったファイル」は便利な機能ですが、多くの人で使用しているパソコンなどではどのファイルを使用したかわかってしまうため、セキュリティやプライバシーの面では危険です。そこで最初から履歴が残らないように設定してしまいます。

[スタート] - [ファイル名を指定して実行] - [regedit] と入力する。
レジストリエディタが起動したら、[HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion \ Policies \ Explorer] を開く。
右ウィンドウの何もないところで [右クリック] - [新規] - [DWORD値] を選択して、名前を「NoRecentDocsHistory」にする
「NoRecentDocsHistory」をダブルクリックして、「値のデータ」を「1」にする。