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各要素のリファレンス12

訂正を表す要素

ins要素(挿入テキスト)

カテゴリ フロー・コンテンツ、フレージング・コンテンツ
コンテンツモデル トランスペアレント
利用可能な場所 フレージング・コンテンツが期待される場所
開始タグ 必須
終了タグ 必須
要素固有のコンテンツ属性 cite(テキストを追加した理由が説明されたページのURLを指定)
datetime(テキストが追加された日時を指定)
デフォルトスタイル ins{
    text-decoration:underline;
}

ins要素は挿入テキストを表し、そのコンテンツがドキュメントに追加されたことを表すことができます。もし、あるページに、後からフレーズが追加されたことをマークアップしたい場合、次の使用例のようにマークアップします。

■利用例
  <p>ブログ記事は、20日の内容を更新しました。</p>
  <ins><p>20日の内容を追加修正しました。</p></ins>
    

利用例をブラウザ上で表示すると次の図のようになります。

ins要素

利用例のように、ブラウザ上ではアンダーラインを使ってレンダリングされます。なお、citeコンテンツ属性を使って追加された理由を説明したページをURLで指定したり、datetimeコンテンツ属性を使って追加された日時を指定することもできます。但し、datetimeコンテンツ属性ではタイムゾーンは必須となります。

del要素(削除テキスト)

カテゴリ フロー・コンテンツ、フレージング・コンテンツ
コンテンツモデル トランスペアレント
利用可能な場所 フレージング・コンテンツが期待される場所
開始タグ 必須
終了タグ 必須
要素固有のコンテンツ属性 cite(テキストを追加した理由が説明されたページのURLを指定)
datetime(テキストが追加された日時を指定)
デフォルトスタイル del{
    text-decoration:line-through;
}

del要素は、そのコンテンツがドキュメントから削除されたことを表します。

■利用例
  <p>20日のブログ記事は、お店情報、グルメ情報、
  <del datetime="2011-08-20T13:10:10+09:00" cite="http://www.sample.com/blog20">
  お天気情報</del>などを記載しております。</p>
    

利用例をブラウザ上で表示すると次の図のようになります。

del要素

ブラウザ上では、del要素で囲まれたコンテンツは、中消し線でレンダリングされて、後から削除されたことを表します。citeコンテンツ属性、datetimeコンテンツ属性を使ってURLや日時を指定することもでき、使い方はins要素と同じになります。

【各要素のリファレンス12】