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PHP 演算子 (1)

  • 2012-05-27 (Sun) 10:08
  • PHP
前回は演算子とは何か?ということを紹介しました。その最初として「代入演算子」である「」記号は、「右辺の値を左辺に代入し、その値を返す」ものであるということは理解できたと思います。

今回は、文字列演算子と代数演算子について紹介します。文字列演算子は「連結演算子」、代数演算子を「算術演算子」とも呼びます。ここでは、一般的に呼ばれる、連結演算子・算術演算子という名称を使います。

連結演算子は、文字列をつなげるもので、「.(ピリオド)」を使います。
例えば、「こんにちは」と「お元気ですか」という2つの文字列をつなげたい時は次のように記述します。
 "こんにちは" . "お元気ですか"
文字列はダブルクォーテーションで囲み、つなげる文字列の間にピリオドを記述します。

では、簡単な例を紹介します。
<?php
 $a ="Hallo" . "!!";
 echo $a;
 echo "<br>";
 echo $a .= "!!";
 echo "<br>";
 echo $a .= $a;
?>

20120527-p01.jpg
見て分かるように、文字列をつなげたものを一旦変数に格納します。上の場合は、$aという変数を使用しています。
最初は、「Hello」と「!!」を繋げた文字列が表示されます。次に、「 $a .= "!!"」という記述があります。
これは、連結代入演算子となり、$aに「 "!!"」をつなげて、再度$aの処理をしています。つまり、次の記述を省略したものになります。
 $a =$a . "!!" →  $a .= "!!"
また、3つ目の「$a .= $a」は、$aの値をもうひとつつなげるという書き方になるので、文字列を繰り返したいときの書き方です。

次に算術演算子は、日頃使用している計算記号になります。算術演算子は5つあり、以下のような種類があります。
  加算演算子(両オペランドを足した値を返す)
  減算演算子(左辺と右辺の差の値を返す)
  乗算演算子(左辺と右辺の積の値を返す)
  除算演算子(左辺と右辺の商の値を返す)
  剰余演算子(左辺を右辺で割った余りの値を返す)

簡単な例を紹介します。
<?php
 $a = 10;
 $b = 3;
 echo "$a+$b=".$c=$a+$b."<br>";
 echo "$a-$b=" .$c=$a-$b."<br>";
 echo "$a*$b=" .$c=$a*$b."<br>";
 echo "$a/$b=" .$c=$a/$b."<br>";
 echo "$a%$b=" .$c=$a%$b."<br>";
?>

20120527-p02.jpg
上の例を見てもらったよう、計算結果が変数$cに代入されて表示されます。

連結演算子、算術演算子ともプログラミングを記述する時には基本的な処理ですので、問題なく解釈しておきましょう。
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