K-fix Learning & Playing

10 COUNT系関数


COUNT系の関数とは、Excelでデータの個数を数えるための関数です。
「数値」のセルの個数を求めるにはCOUNT関数、数値と文字列のセルの個数を求めるにはCOUNTA関数、空白のセルの個数を求めるにはCOUNTBLANK関数です。これら3つの関数の引数は、数えたいセルの範囲です。下の書式はCOUNT関数を例にしています。

指定した条件に一致するセルの個数を求めるにはCOUNTIF関数を使います。

「条件範囲」:条件の検索対象とするセルの範囲を指定します。
「条件」:条件範囲を検索する条件を指定します。

引数の条件には、比較演算子やワイルドカードを使用することができます。

COUNTIFS関数は、複数の条件を指定して数値の合計を求める関数で、書式は以下になります。

「検索条件範囲」:条件の検索対象とするセルの範囲を指定します。
「検索条件」:検索条件範囲を検索する条件を指定します。

検索条件範囲と検索条件はセットで指定し、最大127セットまで指定できます。検索条件はCOUNTIFの条件と同じ指定です。
例として、B2からB10に費用名、C2からC10に支出金額が入力されている場合、費用名が「食費」の件数を求める数式は「=COUNTIF(B2:B10,"食費")」です。
費用名が「食費」で支出金額が5,000以上の件数を求める数式は「=COUNTIFS(B2:B10,"食費",C2:C10,">=5000")」です。