CHOOSE関数は、引数のインデックスで指定された数字に対応する値を返す関数です。対応する値は、引数の中に並べて指定します。書式は以下の通りです。
「インデックス」: 1~254の数字を指定します。必須です。
「値1」:インデックスが1の時の値、セル番地、セル範囲などを指定します。必須です。
「値2」:インデックスが2の時の値、セル番地、セル範囲などを指定します。
CHOOSE関数のインデックスに、文字列の順番を返してくれるMATCH関数を利用することもできます。動画では、「営業部」の文字列が見出しの左から何番目かを求めた数字をインデックスで指定しています。
また、MATCH関数の検査値をセル範囲で指定するとスピル機能で一括して結果を返してくれますが、動画では古いバージョンでも使用できる「配列数式」を使っています。配列数式を「CSE数式」とも呼び、これは「Ctrl+Shift+Enter」で確定して数式を作る方法です。
但し、配列数式を修正したり削除する場合は、配列数式を入力しているセル全てを選択して操作しなければいけません。
数式の結果で対象が空白セルの場合「0」と表示されることがあります。この「0」を非表示(空白セル)にする方法として、数式の最後に「&""」と連結することで実現できます。一つの裏技みたいなものですので、知っているとどこかで使えるかもしれませんね。