真か偽かを判定できる文(命題)をいくつか組み合わせて、知識を表現することです。
述語論理を用いて知識を表現すると、それらの研究成果をそのままほかの研究などで利用できるという利点があります。
演繹推論と帰納推論
◆ 演繹法は一般的原理から論理的推論により結論として個々の事象を導く方法です。代表的な手法に、大前提・小前提・結論による三段論法があります。(以下例)
- 大前提(一般的原理) 「人間は死ぬ」
- 小前提(事実など) 「Aは人間である」
- 結論(個々の事象) 「Aは死ぬ」
◆ 帰納法は個々の事象から、事象間の本質的な結合関係(因果関係)を推論し、結論として一般的原理を導く方法です。(以下例)
- 事例収集(個々の事象) 「人間Aは死んだ。人間Bも死んだ。人間Cも死んだ」
- 因果関係(本質的結合関係) 「人間だから死んだ」
- 結論(一般的原理) 「人間は死ぬ」
【述語論理】