設計時の注意点
- 画面や帳簿を見る視線は、左から右、上から下
- 長時間コンピュータを使用していると疲れる
- 一度に多くのものは覚えられない
- 人間はどんなに注意してもミスをする
- 学習能力がある
画面設計
利用者の立場で入力し易くする。
帳票設計
利用者にとって使い易くする。
コード設計
コンピュータで効率よく処理するためには、情報のコード化を適切に行う必要があります。
コードとは、使用目的によって、識別するための略号や記号、符号、暗号のことです。
種類 | 説明 | 長所 | 短所 |
---|---|---|---|
連番法 | コードの対象を順番に並べて先頭から番号を付ける方法 | 単純で、一意性が確立される。 | 内容の連想が困難、分類ができない、途中の追加ができない。 |
区分分類法 | コード化対象データをある共通の特性に基づいて、任意の大きさのブロックに区分して、各ブロック内に順番号を割り振る方法 | データ件数の偏りに対処できる。 | 不規則な分類で、機械処理が複雑になる。 |
桁別分類法 | 一定の基準で、大分類・中分類・小分類と階層的に分類し、各グループ単位に連番を割り振る方法 | 分類基準が明確で、追加補充に融通性が利き、コードの意味が分かりやすい。 | 桁数が多くなる。 |
表意法 | データ自体の名称などをコードに何らかの形で組み込み、コードから対象データを容易に連想できるようにする方法 | コードが記憶しやすい。 | 桁数が多くなり、シノニムの発生が高い。 |
合成法 | 各種の方法を適宜組み合わせた方法 | 各種コードの利点が利用できる。 | コード体系が複雑で、桁数が多くなる。 |
コード設計の手順
入力チェック
【ヒューマンインターフェイスの設計】