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IT系ラーニング_技術要素

共通フレーム

情報システムを開発する際に、ユーザーとコンピュータ・ベンダー、ソフトハウスの3者間で共通の尺度を持つための枠組みです。
情報システムの企画から、開発、運用、保守、およびそれらに関するさまざまな作業内容を、標準的な作業項目とその中身に分類します。
それぞれの作業項目は、プロセス、アクティビティ、タスクの3階層で表現されます。

SLCP(software lifecycle process )
ソフトウェア開発プロジェクトで、発注者と受注者の間で、開発作業に対する相互誤解がないように、様々な作業内容の詳細を規定するものです。

リバースエンジニアリング

リバースエンジニアリングとは、既存のプログラム(ソースコード)から、その仕様を導き出す技術やその行為のことです。
目的は、ハードウェアやソフトウェアのコピー製品や競合製品、または互換製品を作るために行われ、セキュリティホールやバグの特定を行うためにもこの手法が用いられます。
コピー製品などを作ってしまうと、やり方によっては特許権や著作権の侵害となりますので、注意が必要です。

プロセス成熟度
システムの開発と保守の工程を評価したり、改善したりするための指標のことで、「CMMI」はこれをモデル化したものです。
マッシュアップ
複数の異なる提供元の技術やコンテンツを複合させて新しいサービスを形作ることで、複数のAPIを組み合わせ、あたかもひとつのWebサービスであるかのような機能です。
VDM
「VDM-SL」「VDM++」という2つの形式仕様記述言語があり、形式手法の中でもモデル規範型と呼ばれ、モデルの状態を記述していくことに重点を置いています。

【共通フレーム】