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IT系ラーニング_サービスマネジメント

ファシリティマネジメント

ファシリティマネジメント(施設管理)

コンピュータや周辺機器が設置されている施設やそれらを利用する人々の環境全体をファシリティといい、このファシリティを常に安全で最適な状態に保つための管理のことです。

■ 防災管理
自然災害や火災などに備えて、建物の耐震化、消火設備の導入、浸水防止装置などを実施します。
■ 入退管理
設備への不正侵入に備えて、IDカードなどによる入退者認証を実施します。
■ 防犯管理
盗難などの犯罪に備えて、セキュリティワイヤ(PCなどをつないでおくワイヤ)などを利用します。

ファシリティマネジメント(電源関連管理)

コンピュータシステムに電力を安定供給するための設備を管理します。

■ 主電源
一般的に商用電力を利用します。安定して利用するためには、電力低下に備えてAVR(自動電圧調整器)を利用します。
■ 自家発電装置
主電源に障害または、停電が発生した場合に利用します。ただ、切り替わって、稼動までに時間がかかるので、CVCF(定電圧定周波数装置)を使って一時的に電源を供給します。
■ 無停電電源装置(UPS)
停電した時に、システムを正常に終了させるために必要な時間だけ、電力を供給するために利用します。
■ バッテリ
商用電源などで充電しておき、商用電源が利用できなくなった環境などで電源を供給するのに利用します。

ファシリティマネジメント(空調設備管理)

コンピュータや周辺機器が設置されている施設内の温度や湿度を、一定に保つように管理します。

■ 集中方式
施設内に大型の空調機器を設置して、施設全体の温度を管理する方式です。
■ 分散方式
システムを構成する機器ごとに空調機器を設置する方式です。発熱量の大きい機器などの場合は、水冷式の冷却装置などを利用する場合があります。

サージプロテクタ機能

瞬間的に発生する異常に高い電圧(落雷など)のことをサージといい、これがコンピュータシステムに流れ込み、壊れてしまうことを防ぐための機能です。

サージプロテクタ

【ファシリティマネジメント】