<em> (Emphasis:強調)
意味 | 中程度の強調を定義を表します。 |
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分類 | インライン要素 |
包括可能要素 | インライン要素 |
スタイル | font-style:italic |
一般属性 | id、class、style、title |
使用上の注意 | ブラウザによって斜体のフォントで表示しますが、斜体にするための要素ではありません。 文書内の強調したい部分を囲むことによって、ブラウザ自体に意味を持たせることができ、検索エンジンに対するキーワードとして収集されることが期待されます。 |
■ サンプルコードと結果
CSS
<style type="text/css"> em {color:red;} </style>
HTML
<body> <p>em要素は文章内の<em>強調したい部分</em>を指定できます。</p> </body>

<strong> (Strong:より強調)
意味 | より強調を定義します。em要素よりも強い強調となります。 |
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分類 | インライン要素 |
包括可能要素 | インライン要素 |
スタイル | font-weight:bold; |
一般属性 | id、class、style、title |
使用上の注意 | ブラウザによって太字のフォントで表示しますが、太字にするための要素ではありません。 em要素との違いは明確に区別されていないので、ある程度自由に使い分けても良いです。 |
■ サンプルコードと結果
CSS
<style type="text/css"> strong {color:red;} </style>
HTML
<body> <p>strong要素は文章内の<strong>より強調したい部分</strong>を指定できます。</p> </body>

<abbr> (Abbreviation:略語)
意味 | この要素で囲まれたものは、略語であることを定義します。title属性と併用することで、正式な略さない名前を示すことができます。 |
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分類 | インライン要素 |
包括可能要素 | インライン要素 |
スタイル | border-bottom-sytle:dashed; |
一般属性 | id、class、style、title |
使用上の注意 | abbr要素はIE6.0ではサポートしていません。 認知度の高い単語として使われている用語などをこの要素を使うことは得策でないので、用語の後ろに括弧を付けて、省略なしの用語を書いた方が親切です。 |
■ サンプルコードと結果
HTML
<body> <p><abbr title="Hyper Text Markup Language">HTML</abbr></p> </body>

<acronym> (Acronym:頭文字語)
意味 | 頭字語を定義します。頭字語とは、頭文字を取った略語で1つの単語で発音する言葉です。例えば、LAN、SOHOといったものがあります。 |
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分類 | インライン要素 |
包括可能要素 | インライン要素 |
スタイル | border-bottom-style:dashed; |
一般属性 | id、class、style、title |
使用上の注意 | bbr要素と大差はありませんが、独立した単語として発音できるもののみに使用します。 認知度の高い単語として使われている用語などをこの要素を使うことは得策でないので、用語の後ろに括弧を付けて、省略なしの用語を書いた方が親切です。 |
■ サンプルコードと結果
HTML
<body> <p>現代のIT業界では、<acronym title="Small Office Home Office">SOHO</acronym>が拡大しつつある。</p> </body>

【論理スタイルに関する要素】