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02 IF関数


IF関数は、表計算で多く利用される代表的な関数の1つです。

引数は以下のように3つありますが、「論理式」はExcel初心者の方の中には理解しづらいという意見が多いようです。

論理式は、「A = B」や「A >= B」のように左辺のAと右辺のBを比較して、それが正しい(真)のか、間違っている(偽)のかを評価する式です。尚、Excelでは真は「True」、偽は「False」と表現します。
「A = B」は「AとBは等しい」、「A >= B」は「AはB以上」と表現します。この比較している記号を「比較演算子」または「関係演算子」と呼びます。

第1引数の論理式の評価が真(True)であれば、第2引数の真の場合の処理を実行します。しかし、論理式の評価が偽(False)であれば、第3引数の偽の場合の処理を実行します。
つまり、IF関数は論理式の結果によって処理を分岐させる関数になります。

例えば、数式「=IF(10 = 11, "OK", "NG")」は、論理式が「10 = 11」(10と11は等しい)となっていて、評価は間違っているので偽(False)となり、結果として「NG」がセル内に表示されます。