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システム開発


システム設計(ソフトウェア要件定義)

ソフトウェア要件定義書には、詳細な業務の流れを明確にした内容を整理して記述します。
(画面や帳票などのインターフェイス、データベースの構成などの設計など。)


業務モデリング

業務の詳細な流れを明確にする手法。業務はデータとプロセスの要素から成り立つと言われるので、データを中心としたデータモデリングと、プロセスを中心としたプロセスモデリングがあり、DFDやE-R図、UMLなどの手法を利用します。

ソフトウェア要件定義に用いる手法

DFD(Data Flow Diagram)

システム間のデータの流れを示す図。
データを発生・吸収・処理・蓄積するシステムの間を、データの流れを示す矢印で繋いで作成します。
データの流れが明確になることによって、効率化しやすい場所を容易に発見できる等のメリットがあります。

DFD(Data Flow Diagram)

E-R図(Entity-Relationship Diagram)

データを「実体」(entity)と「関連」(relationship)、「属性」(attribute)という3つの構成要素でモデル化する図で表したもの。
データベースを設計する際などに広く用いられている。

E-R図(Entity-Relationship Diagram)
E-R図(Entity-Relationship Diagram)

ソフトウェア要件定義の評価

プロトタイプ

ある製品の原型あるいは試作品のことです。

システム開発においては、実際に近いシステムイメージを試作品として提供することで、エンドユーザーの意見や要求を明確にし、開発者とユーザー間の意思の食い違いやニーズの違いなどを解消して、製品の品質改善を図るために利用されます。

またプロトタイピングとは、工業製品の開発手法の一つで、設計の早い段階から実際に稼動する製品モデルの作成と検証を反復することにより、仕様の検討や詳細な設計を進めていく手法です。