品質管理とは、消費者の満足を得るに足る高度の有用性を有する製品を最も経済的な水準において生産するための計画を作ることと、その計画を達成するために行うすべての活動のことをいいます。
バラツキの分布状態を棒グラフで表示したもの、つまりデータの度数分布をグラフにしたものです。
値が降順にプロットされた棒グラフとその累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフです。
「重点分析」とも呼ばれ、沢山あるものを整理して大事なものから順に並べ、プライオリティをつけて管理していこうとするもので、経営のあらゆる面で活用できる有力な管理手法です。
データの持つ2種類の特性を縦軸と横軸にとり、グラフ上に点で表す図。
データの相関(お互いの関係)を調べることができます。
例)
暑ければ暑いほどプールの入場者が増える・・・正の相関
寒ければ寒いほどおでんが売れる・・・負の相関
特性(結果の善し悪し、解決すべき課題)と、それに影響を与えるさまざまな要因の関係を系統的・階層的に整理した図。
特性がはっきりと絞り込まれているとき、それを防止するための管理項目を検討したり、発生原因を追及したりするために使われます。
品質や製造工程が安定な状況で管理されている状態にあることを判断するために使用するグラフのことです。時間ごとの状態をグラフ上に配置し、従来までの傾向と異なるデータや管理限界線を逸脱したデータの有無から異常の発生を判定します。
目的・ねらいを達成するための解決策を見つけ出しあるいは考案するために、目的達成に関連する問題点を因果関係で整理する図です。
問題を解決する手段を見つけるために、目的‐手段の連鎖を階層的に表現する手法です。
錯綜した問題点や、まとまっていない意見やアイデアなどを整理し、まとめるために用いられる図。
作図するにはまず、アイデア、意見、問題点を簡潔に表現し、カードに記述し、全体を眺め、親和性のあるカードを寄せてグループを作成し、そこから読み取れる本質的な問題点を発見します。
計画を実施していく上で、予期せぬトラブルを防止するために事前に考えられる様々な結果を予測し、プロセスの進行をできるだけ望ましい方向に導く方法です。
イベントやプロジェクトの作業日程などを、作業の開始日を表すノード(結合点)とノード間を線や矢印で結び、全体の作業工程や作業時間が分かるようにしたものです。
平行して作業する都合で、最も作業時間に余裕がない工程に影響を与える経路をクリティカルパスといいます。
項目ごとに取り出したデータを表で比較することで、お互いの関連や優劣を調べることができる図で最も優れた手段を決定することができます。
マトリックス図でなおかつデータが数値である場合、相関係数を使って計算した数値によって、点グラフとしてより分かりやすく表せます。