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14 テーブル機能


テーブル機能とは、表形式のデータを扱いやすくするための機能で、以下のようなメリットがあります。

  • データの並べ替えやフィルター、集計などが簡単にできます。
  • データの書式や色分け(スタイル)が自動で設定されます。
  • データの見出しがスクロールしても消えません。
  • データの参照や数式の入力が名前でできます。
  • データの修正や削除が自動で反映されます。
  • 新たな列、新たなレコードの追加すると、テーブル全体が自動的に拡張されます。

テーブルの機能としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 見出し行のフィルタボタンをクリックして、並べ替えやフィルター操作を実行できます。
  • 集計行ボタンをクリックして、合計、平均、最大値、最小値などの集計値を表示できます。
  • デザインタブのテーブルスタイルグループから、さまざまなスタイルを選択できます。
  • テーブル全体、列などに名前を定義され、変更することもできます。
  • テーブルを選択して、挿入タブのグラフグループまたはピボットテーブルグループからグラフやピボットテーブルを作成できます。
  • 数式はセル参照ではなく、名前を利用した構造化参照を使います。
表にテーブル機能を設定するためには、表を「データベース表」として作成しておく必要があります。
まず、データを整理して、表の1行目は各列の見出しを作成します。
各列にはすべて同じデータ型となる値を入力します。1行が1件のデータ(レコード)とします。
表の右、左の列は空白列、表の上は空白行にする。表に隣接セルにはデータは入力しない。
表内のセルの結合はNGです。
数式にはエラーがでないようにする。

表をテーブル化するには、挿入タブのテーブルボタンを押すか、下のショートカットキーを利用します。

データベース表として作成されている表は、テーブル化することで、様々な恩恵を受けることができます。例えば、列全体の選択、1行の選択などはワンクリックで選択することができます。詳細は動画を閲覧してください。