LARGE関数は、指定されたデータの中で、大きい方から数えた何番目(順位)かの値を返します。書式は以下の通りです。
「配列」: セル範囲や配列で指定します。空白、文字列、論理値は無視されます。
「順位」: 配列の中で大きい方から何番目のセルであるかを数値で指定します。
SMALL関数は、指定されたデータの中で、小さい方から数えた何番目(順位)かの値を返します。書式は以下の通りです。
「配列」: セル範囲や配列で指定します。空白、文字列、論理値は無視されます。
「順位」: 配列の中で小さい方から何番目のセルであるかを数値で指定します。
LARGE関数もSMALL関数も使い方は同じで、異なるのはLARGE関数は順位が「1」だとデータの中で一番大きい数値を返し、SMALL関数は一番小さい数値を返します。
引数の配列は、数値になるので、文字列や論理値、空白などは無視されます。
動画では、LARGE関数、SMALL関数で求めた数値から氏名を求める関数としてXLOOKUP関数とINDEX、MATCH関数の組み合わせた数式を使っています。Excelのバージョンが2021以降、またはMicrosoft 365ならXLOOKUP、それ以外はINDEX、MATCH関数を使うことになります。ただ動画では、INDEX、MATCH関数ではスピル機能を使っていますので、MATCH関数の検査値の引数は1つのセルを指定して、通常通りに数式をコピーしてください。