システム開発見積方法 | 内容 |
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プログラムステップ法 | 開発するプログラムのステップ数を基に、開発の規模を見積もる方法。 |
ファンクションポイント法 | 外部入出力の数や内部論理ファイルの数と、開発の難易度を数値化したものを掛け合わせて開発規模を見積もる方法 GUIを用いたプログラムの開発規模の見積に用いられる。 |
ソフトウェアの開発手法には、いろいろな開発モデルや開発のライフサイクルなどがあります。
手法 | 説明 | 特徴 |
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構造化手法 | プログラムを個々の処理ごとに分割し、階層的な構造にして作る。 | 動作の検証や修正、保守が容易。 |
オブジェクト指向 | 必要なものは何かを考え、そのものの特徴を定義することで、業務をモデル化および、プログラムを作成する。 | データと役割をオブジェクトとの集まりとして扱うので、部品化や再利用が容易。 |
データ中心アプローチ | データの構造に着目してデータベースを作成し、それに基づいてシステムを開発する。 | データ構造は業務内容が変更になっても変わらないため、システムの改変が容易。 |
プロセス中心アプローチ | 業務過程や機能に着目してシステムを開発する。 | 業務内容が変更されたら、システムの大幅に改変しなければならない。 |
システム全体を一括して管理し、分析・設計・実装・テスト・運用をこの順に行っていきます(実際はもう少し細かく分ける)。
各工程が完了する際に、前の工程への逆戻りが起こらないよう、綿密なチェックを行ないます。
開発側とユーザ側の認識のズレを早期に解消するための開発手法です。
開発工程の早い段階で、試作品(プロトタイプ)を作成し、ユーザに評価してもらい、利用しやすさなどをチェックして、場合によってはプロトタイプを修正しながら、要求仕様を確定します。
システム開発の初期段階での誤りを発見し、開発期間の短縮やコストの低減を狙ったものです。ユーザ側の要求仕様が変わると、拡張や変更時に問題が発生したり、逆に開発期間が延長してしまうこともあります。
プロトタイピングモデルとウォータフォールモデルの両方の手法を取り入れた手法です。
大規模なアプリケーションを開発するときに、システムの部分単位に要求定義、設計、プログラミング、テストの開発工程を繰り返しながら完成度を高めていく開発手法です。