絶対値表現は、一番左端のビットである最上位のビットを符号ビットにします。
正の数値であれば「0」、負の数値であれば「1」をセットします。
16ビットのデータは、216通りの表現が可能なので、65536通りのデータを表現することができます。これを10進数の数値に対応させると、0から65535までの数値を表現できるということになります。
しかし、数値には負の数も存在するので、負の数を表現するのに2の補数という方法を使います。
一般のコンピュータでは、2進数のビットパターンの数値の扱いを、符号無しデータと符号付きデータの2通りの仕方で処理します。
大切なことは、同じビットパターンのデータに対してコンピュータが2つの異なる解釈をすることです。