整合性制約の3つの約束事
正規化とは、元の表からデータの繰り返しや重複する部分を取り除き、表自体をシンプルで整合性を持った複数の表を分けることです。
正規化をする前の状態を非正規形といいます。
一人につき複数の科目(繰り返しデータ)があり、2行になっているので、このままでは、関係データベースの表として扱うことはできません。
表の中で2行になってしまっている繰り返しデータをなくし、1行で表せる形式に直します。
受験番号と科目の組合せを主キーとした得点表を作成します。また、受験番号から受験者データを分離します。ただし、コース名はコース番号のみで決められることから、受験者表からさらに分離することが可能です。
よって、第2正規形は第3正規形への途中段階で、あまり重要ではないということです。
第3正規形は、第2正規形で分離していない部分をさらに分離します。
分離が終わったら、それぞれの項目は、その表にある主キーでのみ特定されます。
他の表との結びつきを表す項目のことを外部キーといい、外部キーは他の表では主キーになっています。