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データベース


データベース管理システム

共有データとしてのデータベースを管理し、データに対するアクセス要求に応えるソフトウェア。
データの形式や利用手順を標準化し、特定のアプリケーションソフトから独立させることができます。

また、データの管理を専門のソフトウェアに任せることは、アプリケーションソフトの生産性や性能、資源の利用効率の向上につながります。

データベース管理システム
名称 説明
データベース定義 スキーマ、表、ビューなどのデータベース構造の定義を統一する。
データ操作 データベースに対するデータの操作を統一する。
同時処理(排他制御) 複数の利用者が同時に操作しても、データの矛盾が発生しないように整合性を保つ。
アクセス管理 利用権限を設定し、権限のない利用者がアクセスできないようにする。
障害回復(リカバリ処理) 障害が起きても、障害発生直前またはバックアップを取得した最新の状態に回復させる。
ログ管理 障害回復やリカバリ処理に必要となるログファイルの保存・運用を実施する。
運用管理 データベースの格納状況、バッファ利用状況など、データベースの運用に関する機能を持つ。
再編成 データベースのフラグメンテーションを解消させる。
データベースの作り方
データベースの作り方

上の表を下の表のようにした場合、スッキリはしますがデータベースとしては不便です。例えば、○○町に在住の人という条件データを探す場合、住所全体で探すことになります。データベースを作る場合は、検索に配慮してなるべく細かな単位で分けますが、電話番号などで検索しないのであれば、市外番号、市内番号などと分ける必要はなくなります。

項目分けは、目的に合わせて適切に行う必要があるということです。

主キー

主キーとは、それぞれのレコードを識別するための項目のこと。

関係データベースは2次元の表形式にしたもので、関係表といい、関係表はレコード(行)と、フィールド(列)から構成されています。
レコードは組(タプル)、フィールドは属性(アトリビュート)とも呼ばれています。

主キー
他の行と識別する列を主キーといいます。主キーはデータベースの先頭にあるもので主キーによって他の表を参照することができます。
外部キー
2つの表があり、表と表のあいだに参照関係があるときに、参照する列(項目)を外部キーと呼びます。