ネットワークに接続した複数のコンピュータが持っている複数のデータベースを、あたかも「単一のデータベース」であるかのように見せる技術です。
2相コミットメントは、分散型データベースの整合性を保つための仕組みの一種です。
分散データベースとして運用しているサイトAとサイトBに対して更新処理が行われ、その結果、サイトAでは正常終了し、サイトBでは異常終了すると、更新の整合性が失われ矛盾してしまうので、コミットメントもロールバックもできる中間状態(セキュア状態という)を設定し、その後に更新処理を行うといった2段階の処理を行います。
分散型データベースでは、ネットワークで結ばれた複数のデータベース間で、更新情報のやり取りを行うことで、データの整合性を保つレプリケーション(複製)と呼ぶ作業が必要になります。