入力データに対する出力結果に着目し、機能が仕様書どおりかをチェックします。
システムの内部構造とは無関係に、外部から見た機能を検証するプログラムのテスト方法です。
入力と出力だけに着目し、様々な入力に対して仕様書通りの出力が得られるかどうかを確認します。その間、システム内部でどういった処理が行われているかは一切問題としません。
限界値分析や同値分割などの方式があり、仕様と実際のプログラムとの差を調べることができますが、限定された状態でのみ起こるバグなどを完全に取り除くのは難しいとされています。
ブラックボックス法でテストを行うためには、テストデータを用意する必要があります。
必要な範囲内のデータ、上限値、下限値やそれらを超える異常値を用意します。
テストの際、範囲内と範囲外から代表的な値を使って分析します。
下の例では、5、0、-5、10などです。
テストの際、範囲内の最大値、最小値、範囲外の最大値、最小値を使って分析します。
下の例では、0、1、9、10です。