企業や組織が業務を適正に実施するための体制を自ら構築し、運用していく仕組みのことです。
内部統制は、企業としての競争力を高めていくコーポレートガバナンスの一種として行われます。
内部統制は、次の4つの目的を達成するために、取締役会、経営者および従業員によって実施されます。
コーポレートガバナンスとは、「経営者が株主のために企業経営を行っているかを監視する仕組み」を意味します。
内部統制には、統制環境、リスク評価、統制活動、情報と伝達、監査活動、ITへの対応という6つの基本要素(評価基準)があります。
企業が競争力を高めていくコーポレートガバナンスの一環として、情報システム戦略の策定/実施を統制していく組織力のことです。
システム監査や内部統制は、ITガバナンスの実現に寄与するものとして位置づけられています。
内部統制とコンプライアンスは切り離せない関係があり、情報システムの構築・運用において、対象となる業務や情報システムにかかわるすべての法令を遵守しなければなりません。
内部統制に関する法律・・・金融商品取引法、会社法
個人情報保護法や著作権法なども意識しながら情報システムの構築・運用をする必要があります。