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SWITCH関数にチャレンジ!

IFS関数に引き続き、新たな関数の紹介です。

少ない参照であればSWITCH関数

SWITCH関数はExcel 2016バージョンに搭載された新しい関数です。VLOOKUP関数は参照表が必要でしたが、SWITCH関数は引数にそのまま値を対応できます。検索する値が多い場合はVLOOKUP関数の方が便利ですが、少ない場合はSWITCH関数を利用できます。また、最も異なる点は既定値が指定できることです。
VLOOKUP関数は検索値が空白の場合は「#N/A」(該当なし)エラーが表示されるためIF関数との組み合わせでエラー回避をします。 SWITCH関数では、既定値として該当する検索値がない場合、それを既定値として指定できます。

【SWITCH関数の書式】

=SWITCH(検索値,値1, 結果1,値2, 結果2, ...,値126, 結果126,既定の結果)

SWITCH関数は検索値が該当する値があればその結果を返します。最大126個の値とその結果を書けます。

動画では、A列の部署IDに該当する部署名を返す数式を作成しています。
=SWITCH(A2,100,"営業部",200,"総務部",300,"経理部","正しくIDを入力してください")

ちなみに、検索関数には垂直照合のVLOOKUP関数と水平照合のHLOOKUP関数があります。
それぞれ使用する参照表は、VLOOKUP関数では列見出しを使うので縦方向に長い表となり、HLOOKUP関数は行見出しを使うので横方向に長い表の構成となります。