名前のルビ（フリガナ）を別セルに表示したい場合はPHONETIC関数を使います。この関数は2007バージョンより使えます。名簿作りには必須ですね。

関数を使ってフリガナ表示

名前を昇順、降順に並べ替える時に漢字の方でやってしまうとおかしな並べ替えになることがあります。例えば、「平」という苗字を「たいら」という読みで入力した場合と「ひら」という読みで入力した場合の並べ替えは順番が大きく変わってきます。
名前を並べ替える時はフリガナの入力されている列を基準するのがベスト！ここでPHONETIC関数の出番なのです。

PHONETIC関数の書式

=PHONETIC(参照セル)

引数にはフリガナの対象となる漢字が入力されているセルを指定します。

動画では、B列の名前をフリガナにする関数として入力しています。
=PHONETIC(B2)

漢字で名前を入力する際、誤った読みで入力することがあります。特に最近のキラキラネームは当て字で漢字を入力する場面が多くみられます。そうなると、もちろんフリガナもおかしな表示になってしまいます。漢字の入力後に読みを修正するにはいくつか方法があります。ここではショートカットキーでの方法を伝授です。

読みの編集をすばやく行う方法

読みを修正したい漢字のセルを選択して次のショートカットキーを実行します。

Altキー ＋ Shiftキー ＋ ↑キー

AltとShiftキーを押した状態で、方向キーの↑向きのキーをポンと叩くと、選択したセルが読みの編集モードになります。BackSpaceキーで現在の読みを削除して、正しい読みを入力します。苗字の方を修正したければ、←方向キーを叩けば、苗字の読みの編集になります。正しい読みを入力したら、あとはEnterキーを押していき確定します。