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WordでのTabキー利用法を学ぶ

今回はWordでのTabキーの利用法を紹介です。Tabキーを使うと、区切り位置の文字列を整列させることができます。

Tabキーを使って体裁を整える

動画では、まず商品名、数量、金額をTabキーで区切りながら入力しています。良くあるパターンが「記」書き文を書くときに、項目名の後ろに説明を書きます。この項目名と説明をTabキーで区切る時にも利用できます。

すべての文字列を入力したら、行単位で選択します。上の水平ルーラー上で、Tabキーで区切った文字の頭を揃えたい位置でクリックします。動画では最初は「8」付近をクリックしています。
次は2つ目のTab区切りの文字の頭を揃えるために、もう一度水平ルーラーをクリックします。動画では2つ目は「18」付近をクリックしています。

2つ目の区切りの文字列は「金額」です。金額は「円」で揃えた方が体裁が良くなるので修正してみます。
水平ルーラー上の2つ目のタブ記号(L)を下方向にドラッグすると削除できます。
左端にタブの切り替えボタンがあります。2回クリックすると「右揃えタブ」になります。「右揃えタブ」を確認したら、再度水平ルーラー上でクリックします。動画では「20」付近でクリックしています。

タブ区切りを表に変換

タブ区切りで作成した文章は表に変換することができます。タブで区切った文章を行単位で選択して「挿入」タブの「表」ボタンをクリックして「文字列を表にする」を選択します。
「文字列を表にする」画面が表示されます。行や列は自動的に認識してくれます。「文字列の区切り」が「タブ」になっていることを確認してOKボタンをクリックします。すると表に変換されます。

見出し行を追加します。1行目の上で右クリックして、ミニツールバーの「挿入」ボタンをクリックして「上に行を挿入」を選択して追加します。1行目に各見出しを入力します。あとは、一般的な表の作り方と同じ操作で表を完成させます。

ショートカットキーを使うポイント

Wordでは、文章を左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃えという文字の配置機能があります。これは表内でも同じです。中央揃えにしたい場合は次のショートカットキーを使います。

Ctrlキー + Eキー

右揃えはEキーの部分を「R」キーにします。左揃えは「L」キーです。両端揃えは「J」キーになります。

ここで不思議に感じている方もいると思います。右はRightの「R」、左はLeftの「L」、両端はJustFitの「J」と覚えられます。では、なぜ中央揃えは「E」なのか?
中央はCenterなので「C」なのですが、「C」はCopyのショートカットキーとして広く使われています。なので、「C」キーは割り当てられなかったのです。そこで、中央Centerの2文字目は「E」になります。この2文字目の「E」キーを中央揃えに割り当てられたということです。

作成した表全体を削除したり、一部の行や列を削除したい場合は、削除したい部分を選択して「BackSpace」キーを押します。普通、削除は「Delete」キーを思い浮かべますが、Deleteキーは表内の文字列は削除できますが、罫線までは削除できないのです。罫線まで一緒に削除したいときはBackSpaceキーと思い出しましょう。

また、知っている方は多いと思いますが、一段階前に戻りたいときは次のショートカットキーです。

Ctrlキー + Zキー

ソフトにもよりますが、大体26段階前まで戻ってくれます。この正式名称はUndo(アンドゥ)という機能で、初心者にも上級者にもありがたいショートカットキーです。しかし、エクスプローラー上で使用するとバグが生じるという報告がありますので、なるだけソフト内の作業だけで留めておくとよいでしょうね。