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セルの書式設定を覚える

Excelではセルに対していろいろな設定を施して、レイアウトや見た目などを変化させて見やすく・分かりやすくする術を知る必要があります。
主に[ホーム]タブのコマンドボタンを使って行いますが、もっとも効率的な方法は「セルの書式設定」ダイアログボックスから設定を行うことです。

セルの書式設定を簡単起動

「セルの書式設定」ダイアログの画面を出すのが面倒だと思っている方もいると思いますが、意外と簡単に表示させることができます。以下のショートカットーキーを覚えてみてください。

Ctrl + ! キー

!キーは、半角/全角キーの右隣の「1」キーになります。本来は「1」キーと表現したいのですが、テンキーの「1」キーは不可なので、あえて!キーとしています。
設定を行うセルを選択してからこのショートカットキーを使います。

動画では、格子罫線、表見出しに中央揃えと塗りつぶし色を設定、さらに日付と数量に表示形式を設定しています。

表に罫線を設定する時は、大体の人は罫線の色を黒の状態で使っていることが多いようです。しかし、罫線に色を付けることによって、表に明るさや見やすさを与えることができます。セルの書式設定画面であれば、罫線の色、スタイル、特定の位置だけの罫線も一度に指定できます。

色の塗りつぶしも単色で済ます方も多いですが、パターンを選ぶことによってデザイン性のある表が表現できます。

セル内の値の水平配置(横位置)には、左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃えがあります。文字列は左揃え、数値や金額は右揃えに統一するのが一般的な方法です。但し、見出しセルを中央揃えにすることで、ひと目で列または行の項目名(見出し名)と判断できます。

表示形式は見やすさの肝

表示形式は、データそのものに影響を与えないで、見た目だけを変化させる設定です。特に日付などは状況に応じて変えたいときが多いです。「y」は西暦を表し、「g」は和暦を表現します。「m」は月、「d」は日にち、「a」は曜日を表現します。ただ、「m」を3つ以上入力すると英語の月、「d」を3つ以上入力すると英語の曜日を表現します。

指定記号 表示
mm/dd 02/18
yyyy.m 2024.2
gge年m月d日 令6年2月18日
d(aaa) 18(日)
m.d(dddd) 2.18(Sun)
mmm dd Feb 18

数値に単位を付けたい場合、直接数値に付け足すと文字列になってしまい、計算の対象外になります。数値として計算の対象にしたい場合は、表示形式を使うことで見た目だけ単位付きにできます。