データの入力規則の「リスト」機能は、入力ミスの防止、入力データの制限、入力の効率アップに効果を発揮する機能です。
リストの連動とは、一つのリスト(ドロップダウンリスト)の選択によって、他のリストの選択肢が変化する機能を実現したものです。
動画では、「部署名」と「担当者」の2つのリストを作成して、「部署名」のリストから一つの部署を選択すると、その部署に所属する人だけが「担当者」のリストに表示されるようにしています。これにより、「担当者」リストの選択肢が「部署名」の選択によって絞り込まれ、選択が容易になります。
リストの連動を実現させるには、「名前の定義」機能とINDIRECT関数を使用します。
リストの選択肢となるデータ範囲に名前を付け、その名前をINDIRECT関数で参照することで、一つのリストの選択に応じて他のリストの選択肢を動的に変更することができます。
名前ボックスをアクティブにするショートカットキーは「Alt + F3」、「選択範囲から名前を作成」画面は「Ctrl + Shift + F3」です。ちなみに、「名前の貼り付け」画面は、「F3」です。F3キーは、名前や数式に関するショートカットのキーと位置付けられています。