運用設計の重要な作業で、実施対象となる運用項目には、日次、週次、月次、年次で行うものがあり、タイミングや時間単位、担当者、手順などを明確にします。
コンピュータが処理する仕事の単位をグループ化したもので、システム運用における定型業務やバッチ処理などのプロセスの実行単位のこと。
実行のタイミングを設計することを「ジョブスケジューリング」といいます。
任意のジョブの前に実行される「先行ジョブ」の実行結果に合わせた処理の分岐や、ジョブが異常終了した場合の再実行及び事前に用意した特定の処理を実行する「リカバリジョブ」の起動などの運用パターンがあります。
システムの運用の自動化は、手作業による運用操作を排除し、人為的なミスの削除と、運用管理担当者の負荷の軽減につながります。
運用設計では、障害発生時の対応について決めておきます。
デュプレックスシステムでは、主系に障害が発生した場合、主系で行っている処理を従系に切り替えて処理を継続させます。
障害が発生した場合、データをバックアップした時点まで障害が発生する直前の状態まで、迅速にリカバリさせます。